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「毒親サバイバル」

家という密室でまかり通る「おかしなルール」という東洋経済オンラインの記事で読んで気になっていたら、夫が読んでいた。

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毒親〜って、どの辺を基準に毒親認定するか?ってのがあるのかないのかわかりませんが、家族や親から植え付けられた価値観、社会や人の見方、などって誰にでもあると思います。

わたしの祖母は

「医者か?弁護士か?一部上場か?」

と聞いたのです。例えば、友達のお父さんの仕事が上に当たるかどうか?とか、誰それの連れ合いが上に当たるかどうか。

ちなみに、わたしの連れ合いは上記の3っつに当てはまらないので、おばあちゃんを満足させることはできないわけですが、医者か弁護士かの次に一部上場企業かどうか?という基準は大雑把過ぎじゃないかと思います。
会計士とかダメなの?公務員は?お父さん公務員じゃん。
などとツッコミどころ満載です。

医者・弁護士・一部上場でなければなんだよ、と子供の頃から思ってなかったわけではないですが、しっかりと刷り込まれているという自覚はあります。

このおばあちゃんの三つの基準をおばあちゃんの言い方を真似てよく連れ合いに話していたのですが、彼はこの本を読んで初めて「マジか?」と思ったそうで、それまでは冗談か何かだと思っていたらしい。

いや、ほんとにマジだしガチなんだよ。

連れ合いの家に比べたら、うちの方が毒っぽいなぁ。エリート家庭という不幸だなぁ。よく育ったよ、わたし。

家庭の中というのは本当に閉じた社会なので、外向けにはいくらでも体裁を繕うことはできますが、そこで育てられる子供には家庭と学校だけが世界であり、宇宙になってしまうのだから深刻です。

しかし、「あ、これはおかしいんじゃないか?」と思うことから人生が始まるのかもしれません。それはスピリチュアルな目覚め、意識の覚醒の練習のようなものなのかもしれないなぁ、と思わなくもありませんが、「わたしはダメだ、じゃない!」というところからスタートするのだからやっぱり大変です。

それにしても、いろんな家庭があるなぁ〜。うちはマシだとかもっとひどいとか、そういう問題じゃなくて、親にされたことを怒っていい、っていうことって大事だと思う。

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家族の絆とか、美談はいらないよ。

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「GO WILD 野生の体を取り戻せ!」

えぇ〜・・・

ワタクシの人生を振り返ってみますに・・・
温室育ちの、しかも水耕栽培くらいの感じで、野生には程遠い。

外の世界なんて・・・
むき出しの温度と湿度。それにむき出しの日光に風・・・
蚊やアブに蜂やハエ。

そんなところに飛び出して行くなんて、絶対無理!

という人生を生きてきたように思います。
まぁ、バングラデシュに行ったり、好きな相手と結婚して広島に来たりしましたが、バングラデシュだって親方日の丸。広島に来たら、知り合いがいない&移動が不便なことを良いことに、ますます温室というよりは、光ファイバーで照らされている地下の野菜農場みたいな感じになって・・・はや25年も過ぎたわけだ。

野生とか、野生の体とか・・・わたしとは関係のない生き物の話みたい。ファンタジーだ。

というのがよくわかったけど、希望は捨てないよ。温室&水耕栽培なわたしだって、人生は自分のものなのだから、この先それなりに自分の体をアップデートして行くわよ!

というのが読後の感想。




「脳を鍛えるには運動しかない」のレイティ先生の次の本です。

そういえば、「脳を鍛えるには・・」のレビューはまだ書いてないどころか・・・まだ読み終わってなかった。

わたしは注意欠陥障害の傾向があると自認していて、主婦ってことになって、織物や糸つむぎをしながら家に引きこもることで、自分を守って生活して来たのですが、このわたしの特性をコントロールする方法を具体的に初めて教えてくれたのがこの本だったのです。



さて、話は 「野生の体を取り戻せ!」に戻ります。
これは旧石器時代食「パレオダイエット」の本であり、トレイルランニングの本であり、瞑想の本です。

低炭水化物食にしたら、リーキーガットによる様々な不調が治る、自然と体重が減ってリーンな(引き締まった)身体になる

という話から、

瞑想。
瞑想をすることで、常に流れ続ける思考の中から必要なものをピックアップする、つまり「気づき」の能力が高まるらしい。
つまり、瞑想は心を静かにしてストレスを減らすとか、感情に流されないようにするするとか、自分を見つめるとか、
そんな効果はもちろんあるけれど、もっと大きいのは、

思考の濁流の中から「気づき」を見落とさない能力を高めるらしい。
で、運動によって筋肉が鍛えられるように、脳も瞑想によって鍛えられる。

瞑想は「自分の脳にもっと責任を負うための提案」だそうな。

脳を躾けるために瞑想で座る、というのは新しい考えだ。瞑想って何をやってるのかよくわからなくて、座っているけれど、なるほど、そういうこともあるのかもしれません。

とにかく、運動にしても本質的に自分が何に取り組んでいるのかわからないと効果も良くわかりませんが、瞑想、思考の効能が実際に体に表れるとしたら、利用しないてはありません。

マインドフルネスの項目で、ホテルのお掃除係の人の話が出て来ます。
同じ仕事をしている人たちを2つのグループに分けて、ひとつはお掃除の仕事がジムでやる運動とどう同じで、どういう効果があるか伝えるんです。
すると、それを知ってお掃除をするグループの人たちには体型の変化が見られたんだそうな。

同じ仕事をして、同じように動いているのに、「これはエクササイズだわ!」と思ってやるのと「仕事だからしょ〜がない」と思ってるのとで、全然違うらしい。


温室&水耕栽培のわたしが野生を取り戻すことができるようになるかどうかわかりませんが、ほんの最後に蘭とタンポポの話が出て来ます。
人間には蘭タイプとタンポポタイプがいるそうで、努力次第で蘭タイプの子供でもタンポポに近づくことができる、それが成長だ。
ストレスに対する免疫力を高め、回復力を養う。これこそが「野生を取り戻す」ことの真髄だそうな
(p258)

自分が今まで根本的に何かが足りてない、と思っていたのはまさにこれだ。
わたしがタンポポに近づくために様々な食事療法を研究しては自分の体で試して来たのだ。

今になってあの食事療法研究&料理と自分の人生がカチっと噛み合ったなぁと思います。だって、新しい食事法と出会っても、全然困らないもの。調理技術も食べ物の知識も観点が違うだけで同じことの応用だから。

この本の巻末に、著者および日本語版編集者の体験が載っているけれど、わたしもわたしの体験を積み重ねていこうと思います。

まだ走るのはジムのトレッドミルだけど、それだって大きな変化だもの。
さて、今日も行ってこよう。

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「自分を許せばラクになる。」

草薙龍瞬さんの新しい本。




副題はブッダが教えてくれた心の守り方。

そう、自分の心って自分でないと守れないし、その方法って誰も教えてくれなくて、苦しみながら成長していくんだよねえ。

草薙龍瞬さんのブログで紹介されていたエピソード、
この本に書かれている心の使い方をご近所トラブルの時に使ってみたら、あれまぁ、簡単に解決しちゃった、と言う話。
https://genuinedhammaintl.blogspot.com/search?updated-max=2018-04-17T21:07:00%2B09:00&max-results=1&start=4&by-date=false

これを読んですごい興味を持ったので、図書館で借りてみた。

小説になっているのだ。
30代のインターネット関連会社?の営業の男性が主人公。
怒りっぽい。人生こんなはずじゃなかったのに、何もかもが気に入らない。

その人が、大学時代の友達と久しぶりにあったら、そいつが妙に落ち着いていて、あれ?こんなはずじゃなかった!って思う上に、その友達から「よければここへ行ってごらん」と勧められる。

それが外国人らしい(ちょっと設定に無理があるような・・・)和尚のいる小さな寺で、そこは「里」と呼ばれていて、いろんな人が出入りして和尚の話を聞いたり、瞑想したり、作務をしたりして過ごしている。

で、主人公が抱えている問題、怒りをどう扱うか?と言う具体的なアドバイスが物語として展開していく。

仏教の話だから、〇〇を信じろ、とかじゃなくて、どこまでも心の動きの扱い方であり、自分の心の観察法。
和尚のところに通って、怒りを手なづけていく主人公だけれど、ある時「慢」を指摘されて、ブチ切れてしまう。

え〜、きっと誰でも「あ〜、これはわたしだ〜」とか、「あの人のことだわ!」とか、思い当たる人が自分を含めて5人くらいは出てきてしまう。

ああ、そういえば、あの時の失敗はこの心理だったわ〜、とか、あ〜、こんな風に考えたらあんなに苦しまなくてよかったのに〜

とか。

何が悲しいって、人が変わろうとするには、とことん懲りるしかないらしい。
大事な人を失う、大事な人を傷つけてしまう、ひどい失敗をする、などあ〜、もうこんなわたしはいやだ、生まれ変わりたい!

ってとことん懲りる、絶望することでやっと変わる、目覚めへの道へと向かうらしい。

で、心を苦しめるあれやこれやの考えを、玉ねぎの皮をむくように一枚づつ剥がしていって、サティ(瞑想)しつつ、また剥がして、心の動きのパターンを読めるようになったら、反応する前に分類整理して、違う反応をしてみて〜

とまぁ、まどろっこしいけれど、自分を変えることは可能なのです。

そう、自分っていくらでも変われる。人の言葉に意味を付けて、勝手に妄想して、その妄想に執着して、いつまでも怒りの炎に薪をくべて、妄想に妄想を重ねて、自分を怒らせ、苛立たせる必要はない。

妄想も執着も心が作った幻想なのだから、「妄想があります」と自分から取り出して、手放してしまえばいい。

さて、サティです。

目を閉じて、全身の感覚を頭頂から足先まで見渡して、体の感覚を確認する。
「感覚があります」と認識するのは、考えることと違って、解釈も想像もしません。ただ、認識する。

で、何か考えが浮かんだら、「妄想があります」「妄想している」と理解する。妄想の中身についてあれこれ考える必要はない。
(けど、大抵考えてしまう)

そしてまた「感覚」に戻る。

感覚も妄想も客観的に「ある」と意識できる状態が「サティ」なんだそうな。日本語では気づきと訳される、とこの本には書いてある。
マインドフルネス関係の本を読むと、「サティ」を英語にしたものがマインドフルネスなんだそうです。
ベンガル語では「ショティ」正しいとか、ほんと、とかそんな意味で今でも普通に使われます。

あと、歩く時の足の裏の感覚に集中する、とか、通勤などで歩くときに一歩づつ1000まで数える、とか。日常の中でブッダの瞑想を取り入れることで、ストレスや妄想にまみれた心の状態を確実に変えることができるらしい。

いや〜、わかっちゃいるけど続かない、と言うやつですな。

しかし、この「常に感覚を意識しているーサティーを働かせている」精神状態こそが、ブッダの勧める苦しみを抜ける方法の基本なんだそうな。

うーん、すぐ反応しちゃうけど、反応の前に身体の感覚に気づく、そうすると激しい反応や、無駄に我慢する、など、あとでストレスになることは減るだろう。

心の扱い方を小説仕立てで書いたなかなかの名著です。

いや〜、草薙バンテー恐るべし。
体の感覚に意識を向ける、特に痛い所や辛いところがなければ無視してしまうけど、まずは体の感覚に意識を向ける。
そんなところから始めてみよう。
頭ばっかりで考えちゃうもんな。

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辛酸なめ子さんの「魂活道場」

抱腹絶倒。雨でテンションが上がらない、何もする気がしない日にぴったりだった本。




辛酸なめ子さん、大好きなんです。
興味津々だけど、お値段高いし、ちょっと怖いのでわざわざ自分から近づかないスピリチュアルのあの先生、この先生、わたしの知らない世界の人たちのセミナーに果敢に参加して体験なさいます。

んで、しっかり話が落ちる。

アニマルコミュニケーションの先生と動物園に行って、動物に質問するのですが、どうしてこんな質問が浮かぶのか?という常人離れた質問。

猿に「人間になりたいですか?」とか、狐に「魔力持ってますか?」とか。
で、その夜寝てたら、金縛りにあって布団の上を狐が歩いてた・・・ホンマか?

幽体離脱のセミナーに行って、幽体離脱をした。
で、行ったところが行きつけのセレクトショップ。

うぅ〜、幽体離脱できちゃうところもすごいけど、行くところがいつもの所ってのが・・・
人生そんなものかもしれません。

それにしても、世の中いろんな先生がいらっしゃるんですね。木と話す人とか、人相見はほくろや出来物の中に顔が浮かんでるとか・・・ホンマかいな?

出てくる先生方、皆さん普通じゃないんですが、何よりも大物感というか、どの先生たちよりも存在感が輝いていたのは、著者の辛酸なめ子さんだったのです。

読んでるうちにだんだんとお腹いっぱいになってくる、色々と美味しい本でした。

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「Born to run」、読み終えるのが残念だった本。

もう図書館に返してしまったのだけど、久しぶりに読み終わるのが惜しい、本に出て来る全ての人たちと知り合いになったような気がする本だった。しかも、ノンフィクション。



世界的ベストセラーだからご存知の方も多いと思います。
読んだらもれなく走りたくなる、という本です。

これは、
人間というのは走ることに特化して進化した動物である。

人間ほど長距離走ができる動物はいないらしい。速さでいうと人間はノロマだけれど、走り続けることにかけたら、馬を超えるんだそうな。だから、長距離走でいえば人間ほど早い動物はいないらしい(鳥の話は出てこないのは、飛ぶことは考えてないからかな)

まず、構造的に
土踏まず・アキレス腱・項靱帯・小さくなった頭(ネアンデルタール人に比べて)
サルには土踏まずもないし、項靱帯もないらしい。チンパンジーは走らない。
項靱帯があるから、頭蓋骨を固定して、頭でバランスをとって走るらしい。

ストロークと無関係に呼吸できる呼吸器。
汗腺

人間は大体ストロークの間に2回呼吸するらしいが、チーターなどの動物は飛び出すときに内臓が肺を押して息を吐き、着地するときに内臓が後ろに下がって肺に空気が入る構造になっていて、ストロークと呼吸がセットなんだそうな。
人間は何回でも呼吸できるけど、だいたい2回になるらしい。

で、汗腺。
人間は汗をかくことで、体の熱を放散することができるのが他の動物と大きく違うところらしい。
この呼吸と汗腺というラジエーターシステムによってどの動物よりも長く走れる。

クッションの効いたランニングシューズの害とか、古代人の走り方とか、裸足のランナーとか、耐久トレイルマラソンに集まる人たちとか、ランナー科学者たちの研究とか、話題は豊富だけれど、あまり書評やブログで取り上げられていなくて、わたしが魅了されたところを紹介しようと思う。

人間は走ることで動物を追い詰めて獲物を得てきた、という仮説が人体構造の研究から導かれたのだけれど、その動物を追い詰めて狩をする人をなかなか探すことができなかった。

「昔はやってたって聞いたよ」と話すおじいさんがかろうじて見つかるだけ。
そこで、なぜかケープタウンの数学者から電話がかかってくる。

「レイヨウを死ぬまで追い詰めるのは簡単です。」

この数学者は文明世界と隔絶して暮らす誇り高いブッシュマンの人たちの中に「無職の親戚」みたいに潜り込んで、生活を共にしているときにこの追い詰め狩猟(本の中ではなんとか、専門用語で語られていたけど、忘れた)の実際に参加する。

一頭のレイヨウに狙いを定める。(糞で個体を特定するらしい)
レイヨウは追われて、群れの中に潜り込んで追っ手から逃れようとするけれど、狡猾なブッシュマンはその一頭を群れの中から見抜いて、群れから追い立てて走れなくなるまで追い詰める。

ヨタヨタになって倒れたレイヨウはもう肉も同然。

驚いたことに、この追い詰めハンティングは弓矢での狩よりも効率がいいらしい。
そして、追い詰めマラソンの時間は2時間〜5時間。

全てのリクリエーションには意味がある。

んだそうな。マラソンって追い詰めハンティングの再現なんだ。

このカラハリ砂漠の偉大な人たちのエピソードは、ほんのちょびっとで、物語の主人公はメキシコのコッパーキャニオンの奥地に住んでいるタラウマラ族(ララリムと自称、走る人の意味)の人たち。

この人たちの間には現代人の抱える成人病も精神病もない。そして、遊びで100マイル(160キロ)とか夜通し高低差3000メートルくらいのところをレースする。もちろん賭ける。

人は走ることをやめたから、老化するし、病気になる。
だけど、走ったら足痛めるじゃないか?
いや、走り方が違うんだよ、

とまぁ、そんな話が延々手を替え品を替え紹介されながら、コッパーキャニオンでのエクストリームトレイルランニング大会へと話が盛り上がって行くのです。

いや〜、カルロス・カスタネダシリーズと同じくらい面白かった。

カルロス・カスタネダといえば、この本の中で、著者は、「カスタネダはヤキ・インデアンの呪術師と書いているけれど、実際にはタラウマラだった」、と明かしている。
理由は、タラウマラの人たちは自分の気持ちを話す習慣がないので、外部の人を上手にあしらえないけど、ヤキならだいじょうぶだからヤキ・インデアンにしたらしい。

へ〜、そうなんだ。

んで、走るなんて、疲れるやんか?しんどいやん?としか思わないわたしには驚くようなことが書いてある。
あるウルトラマラソンランナーは
「疲労を抱きしめると別のものに変わる」
またある人は
「カラダの感覚を味わうのって最高にロマンティック」

え?あそこの筋が痛いとか、腰が張ってるとかがロマンティック??
苦しいだけじゃない、ランニングハイだけじゃない何かがあるらしい。
未知の世界、わたしの知らない喜びの世界があるらしい。

走るのなんか興味ないとか、絶対無理とか、走りたくなったら困る、とか、この本を手にしない人は色々たくさん言い訳しているだろうけど、エスノグラフィー、辺境、身体の神秘、変人、などが好きな人にはたまらなく楽しい本です。

いや〜、読後もあとを引く、人生に残る一冊でした。
私たち、長距離を走ったら、地上最強なんですって!!

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「10分後にうんこが出ます」はリアルわらしべ長者(いや、まだ長者じゃないけど)の物語。

久しぶりに面白い本を読んだ。




筆者は神戸で育ったナチュラルな男の子で、何と無く兄貴と同じ高校を選んで、気の会う友達ができて、「起業家とかしてみたい」となんとなく思って、大学を選んで、起業するなら、コンサルの勉強も、みたいな感じで就職して、協力隊に行って、起業の勉強をしにアメリカに留学したら・・・・

公道で漏らしてしまう、という悲惨な経験をする。

ここからがすごい。
出るタイミングが事前にわかったら、こんな悲惨な目に遭うことはなかったのに、というところから始まるわけですが、ご本人は経験が経験だけに真剣。

ご自分は文系の人なので、デバイスをどうやって作ったらいいのか?なんてことはわかりません。そこで、高校時代の友達が引き摺り込まれます。

とまぁ、そうやって、知り合った人、その道の専門家、あらゆる人脈を引き寄せて、そう、もう引き寄せてるとしか言いようがない。
ほとんど手弁当、無報酬で突っ走るのです。

クラウドファンドなども使うのですが、「うんこ」の部分で上手くいかず、結局集まったお金は返すことになるのだけれど、彼の超個人的な悲劇体験は、介護経験者、介護施設の人、手術などでどれだけ溜まってるかの感覚を失ってしまった人、など思いもよらないほどの注目を集めて・・・・

まぁ、どうなったかは本を読んでもらうとわかるのです。

新規のアイデアでの起業で、ハードウエア、モノを作るというのはなかなか上手くいかない分野なんだそうです。だいたいうまく行ってるのは、メルカリとか、システム作ってソフトウエアで運営する、例えば、メル◯リとか、仮想通貨売買とか、そんなシステムは上手くいくこともあるそうで、本当にないモノを一から作って売り出すというのは難しいんだそうです。

文体も軽妙で、まるで友達から「いや〜もう大変やってんけどな〜」と話しを聞いてるような気分になってきます。
んで、引き寄せの実際、これは欲得じゃなくて、みんな「これさえあれば、あの苦労はない」というなんらかの経験があって、「自分ゴト」として巻き込まれていく物語なのです。

自分がやっている事もこの情熱があるのか?本当に必要なのか?何を求めているのか?を改めて考えさせられる名著です。

いや、ほんと面白い。
事業者向けにはもう実用化がされていて、個人向けは今年の8月から販売予定だそうです。
https://dfree.biz/index.html

うちのおばあちゃんは45歳くらいの時に子宮ガンの手術をして、神経も切っちゃったそうで、おしっこの感覚がわからなくなってしまって、時間を見てトイレに行ってたけれど、70台後半から粗相することが多くなって、カテーテル入れてたよなぁ。
おばあちゃんにこのデバイスがあれば、カテーテル入れなくて済んで、もっと外出も楽しめただろうになぁ〜と思うと、本当に必要な発明だと読後しみじみするのでした。

ほんと、自立排泄って、尊厳だよな。何を食べるかよりも大事な問題だな、と思うのでした。
甲田光雄先生は最後までおトイレにご自分でいかれておられたそうです。
私もそうありたいです。

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5月20日(日)ピタパン ファラフェルなど
6月7日(木)中華おこわなど

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「神と人をつなぐ宇宙の大法則」のビックリをまとめる試み。

保江邦夫先生の本は結構好きで図書館にあるものをほとんど読んでいる。
時代が下るにつれて、新しい発見があって内容がアップデートされるし、断片的に紹介されるエピソードも何冊か読むと話が繋がって、ハァ、あれはそういう話か、と概略がわかるようになる。

クライマックスは「空間は空っぽじゃなくて素領域でできている」という説明。http://penguinkitchen.blog54.fc2.com/blog-entry-2693.html

これを読んで以来、私の周囲の空間も全部意識があって、わたしの望みを叶えてくれる、わたしのために存在してくれる、と具合よく思うようになったのです。

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神と人をつなぐ宇宙の大法則 理論物理学vs仏教哲学 [ 保江邦夫 ]
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この本は、不食の元裁判官、稲葉耶季(やすえ)さんとの対談。
自分は1日2食しかできないけど、不食の人に大変興味があって、稲葉先生もその1人。残念ながら今年の1月に肉体を脱いでしまわれました。

稲葉先生が聞き役となって、保江先生の話が展開します。

まず、物質化とか、テレポテーションの理屈。

私たちは3次元に住んでいるので、三次元以上、5次元とか6次元なんてなったら理解不能なのですが、これを保江先生は、例えば、6次元は3次元が二つある、と説明されます(二次元と四次元の組み合わせでもいいらしい)

で、6次元に入る方法を知っていれば、Aという3次元の場所から、6次元に入って、次のBという三次元に出てきたら、テレポテーションという現象になるらしい。

同じように物質化も6次元にアクセスして、別の三次元から持ってくる、という理屈らしい。
それじゃ、誰かの金のネックレスが盗まれちゃうとか、そんなこともあるような気がするんだけれど、それについては書いてない。

【個性と霊魂】
人間の生命力は、肉体を動かしているエネルギーで、個性というのはそのエネルギーにくっついている。個性と霊魂は本来関係ない。そして、霊魂に肉体が宿る。
(受精卵が生まれて分割していくのは、すでに素領域に素粒子というエネルギーが入ってからで、モノが後らしい。)

この個性と霊魂とエネルギーの関係はよくわからないのですが、霊魂は、例えば、ぺんぎんの霊魂っていうひな形の素領域があるんだそうです。

で、これが一番上の神智学でいうところのコーザル体に当たるらしい。
その内側がメンタル体と、霊魂自体が層になってるらしい。
肉体をエネルギーが覆っているわけではなくて、霊魂が層になってるんだそうな。

ひな形としてエネルギー(個性)を受け入れるのがエーテル体、その周りの素領域に順次素粒子を分布していってそうになるんだそうな。

で、人間の感性が形成される、エーテル体まで埋まっていた光子(素粒子)がアストラル体まで入ってきて人間の感性、感情が形成されるらしい。

で、思春期にメンタル体まで入っていって、最後に自我体。

うーん、なんかこの辺の話はよくわからないけど、「わたし」という個性ってのはそれほど重要じゃないということのような・・・

【アカシックレコードは完全調和に記録される】

完全調和ってのは、宇宙の始まり。神の意識。これが完全に調和しているので、ものすご〜く退屈なんだそうな。で、退屈だから、調和が自分で破れを作る。それが宇宙の始まりだ、という話があって・・・


アカシックレコードはその完全調和に記録されているらしい。それにアクセスする方法があるらしい。ヒラメキなどはそこから来るとか。
 

これが一番ビックリ。
【波動や振動数は存在しない】

え〜波動とか、波長とか、周波数が合うとか、あれは、素粒子論から見るとないらしい。
全くナンセンス、思想汚染、思い込みなんだそうな。

【輪廻転生はない】
ぺんぎんが肉体を脱いで霊魂となったら、それはたちまち「全体」に吸収されて、個性は失ってしまうらしい。言葉を変えると、「全体」がぺんぎんという現れ方をした。だから、わたしもあなたも「全体」の別の現れ。
ぺんぎんという現れ方をした「全体」がぺんぎんの視点で見ているらしい。だから、ぺんぎんの肉体がなくなっても全体であることには変わらないんだそうな。

んじゃ前世の記憶とかは?ということになるのですが、個別の前世の記憶ってのはなくて、全体の中に残っている「ぺんぎん」の目を通した記憶があるだけらしい。

だから釈尊は輪廻転生に触れていないのは魂に個別性はないと認識していたからかもしれません。

とまぁ、この調子で驚くべき話しが素粒子、素領域で説明されて展開するのですが、要するに、楽しく毎日暮らしていたらいい、ということが書いてあるのでした。

スピリチュアルなことや、不思議なことを全面否定するってわけじゃなくて、物理で説明するとこうなりますよ、という話と保江先生のぶっ飛び体験が同じ地平で語れれて、やっぱり狐につままれた気分になるのです。

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「筋肉疲労が病気の原因だった!?」の衝撃!

すごい本を読んで、なかなかまとめられなくて、図書館の本なのに延長してず〜っと手元に置いてある。

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お坊さんみたいな名前の著者は、天台宗で得度したお坊さんなんだけど、なんと、心臓外科医でバリバリに心臓移植とか、人工心臓の研究とかなさっていた西洋医学のお医者さん。

その、人間や動物を切り刻んで、筋肉やら血管やらをつぶさにみ続けていた人が「切った張ったじゃ病気は治らん」とメスを握っていた手で「触手療法」ってのを開発なさって、心臓病だけでなく、ガン、糖尿病やら腰痛、膝痛などいろんな病気を「触手療法」と声かけだけで直しちゃう、と言う本。

元が西洋医学のお医者さんなので、西洋医学というか、自然科学者の観点から気功やエネルギー療法、鍼灸などの東洋医学を解説している。

東洋医学やオカルトな療法の自然科学からの解説は理解しきれなくてブログにはまとめられないけれど、そんな難しいことじゃなくて、身体がどうして病むのか?という問題。

筋肉がね、疲れるんだって。
で、筋肉が疲れたら、ホルモンの出入り口の弁とかがうまく働かなくなって、例えば、インシュリンが出てるのに働かなくて糖尿病という症状になっちゃう。だから、筋肉の慢性疲労を取り除いて、ベンが働くように戻したら、食事療法は必要なく糖尿病が治癒する。

心臓移植するほどの重い心臓病も筋肉の慢性疲労を取り除いたら治っちゃう。
心臓病のなんたらです、って言われても症状が全て当てはまらないけど、心臓病、という例が少なくないらしいのです。
心臓がなんたらで、むくみがあったらどうとか、とか。

教科書通りにお医者さんは診断して、「カテーテル入れましょう」とかなるらしいけど、実は原因が他のところにあって、心臓は正常だったりするらしい。

んじゃ病気ってなんだよ?筋肉の慢性疲労ってなによ?動きすぎたら慢性疲労なの?

という問題ですが、ここからが面白い。

筋肉に怪我や捻挫の記憶だけじゃなくて、心に受けた衝撃などの記憶も蓄積されるらしい。
そういえば、わたしのように股関節が硬い人はガンコ、とか、怒りは肝臓に溜まるとか、感情と身体って関係あるよねえ。

それを癒すらしい。
触手両方ってのは、慢性疲労している筋肉を、痛みが出ない程度の力でつまんだり、押したりするんですが、その上に

「あ〜、それは痛かったでしょ。大変でしたね〜」などと声かけをするんだそうです。

そうすると、「あの時はねえ、ほんとに辛くて、どうやって毎日を暮らしたのかわかりません〜。シクシク」
とか、患者さんは感情を表出して、ドクターは

「そうですよねえ。それは当たり前です。よく頑張りましたね〜」などと共感したり、励ましたり、することで、筋肉の疲労も癒されるというか、溶けるというか・・・

そんなことで、筋肉に溜め込まれていた感情的なストレスを触手療法と合わせて行うと、何度かやってるうちに筋肉疲労が治って、例えば極端なO脚で膝が痛くて歩けない人の脚がまっすぐになって、普通に歩けるようにまで回復する、身体が本来のカタチに戻るんだそうです。

これが脚がまっすぐになるとか、肩の痛いのが治る、とかなら、手技の上手な治療家は当たり前にやってることだと思うけど、心臓とか、糖尿病とか、前立腺とか、そんなのも同じレベルで治していたらしい。

この先生の面白いところは、お父さんが篤農家で、そのお父さんの能力を見込んで、お寺の坊さんが居合いを伝授したら、居合いを使った治療家になってしまったんだそうです。

でも、このお父さんは著者が物心着く前になくなってしまって、お母さんはお父さんの弟と再婚なさるんです。
この弟さんが野口晴哉さんの弟子で、整体治療をなさっていた治療家だったそうです。

で、ご本人は東洋医学の講座もある京大医学部に進学なさって、そのままバリバリの心臓外科医となったけど、お父さんと伝説や、義父さんのなさっていた治療で西洋医学から見捨てられた患者さんが治る姿を見ながら育っていたので、「あの治療はどういうメカニズムで治るのか?」というのをずっと研究を続けられたようです。

いや〜、面白いね。
で、天台宗で得度するのも、仏教と治療が関係あって、ご自分の治療研究の一環で仏教にコミットなさることになったらしい。

残念ながら福増先生はお亡くなりになられて、残された2冊の本も絶版。広島市の図書館には1冊目のご著書はなく、2冊目だけでも蔵書されていて、本当にありがたい。

病気や痛みの原因になってる部位の筋肉を優しくつまんで、「頑張ったんだね〜」と声をかけるくらいのことはできるけど、この症状はどこの筋肉の慢性疲労なのか?というのがわからないのが素人の悲しいところ。

誰か跡継ぎで治療を継続していないか、ネット検索して見たけれど見当たりませんでした。
こちらのサイトに、福増先生が生前講習なさっていた内容が公開されています。

http://suzume1000.hatenablog.jp

ものすごく貴重な一冊です。
身体、いつもありがとう。悲しみや寂しさまで引き受けてくれるんだ。
身体、ほんとにありがとう。

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スロージョギングの教科書「ランニングする前に読む本」

走ったこともない人が、いきなり毎日30分も走ってるなんて、走らない人には信じられないことと思います。

実は私もそうでした。走るなんて考えられないよ・・・

ところが、スロージョギングは違う。走るっていうイメージが全然違うけど、走るのと同じくらい筋肉が鍛えられるし、カロリーも消費するけど、しんどくないから誰でも、何の準備もなく、筋トレも柔軟体操も、ストレッチも、上等なシューズも必要なくて、すぐに始められる。

だって、スロージョギングは誰でも自然にできるとてもナチュラルな運動だからなんだって。

んでもって、驚いたことにスロージョギングを3ヶ月続けたらフルマラソンに出場できるらしい。

いや〜、マラソン?そんな〜カンベンだわ。この人何を言ってるの?って感じだけれど、この本を読んだら「なるほど、そうか。そうなのか!!」と、その気にはならないけれど、その気になっちゃう人もいるだろう。

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スロージョギングの肝は、一緒に走る人とおしゃべりしながら走れるペース。

つまり、エアロビクスで心拍数上げて〜ってんじゃなくて、息が上がらない程度のスピード。だから歩くよりも遅いくらいで足の付け根で着地する。

息が上がらないスピードというのは、乳酸が筋肉に貯まらない程度の負荷なんだそうで、乳酸が筋肉に溜まるとミトコンドリアが酸素を使って乳酸を分解してまたこれをエネルギーに使うんだそうです。

だから酸素供給と乳酸の生産が同じくらいだったら、乳酸が貯まらずに乳酸もエネルギーにしながら長く走れるということらしい。

で、踵からの着地ではなくて、足指の付け根(フォアフット)からの着地だと、足の裏とアキレス腱のバネを使うことができて、膝に負担をかけずにバネの力で推進力を得られるので無駄がないらしい。

だから、シューズは薄い方がいいんだって。ランニング用の踵にエアーのクッションが入ってるような底の厚いシューズはフォアフットでの着地がうまくいかなくて、つま先着地になっちゃったりするらしい。

そもそも、その場でジャンプするときはフォアフットで着地するし、フォアフットで着地するからぴょんぴょん飛べるわけで、なるほどなぁ〜と思ったのでした。

で、何でウォーキングじゃなくてジョギングなのか?というところですが、座業で歩かない、運動しない人は全身の筋力が均等に衰えるんじゃなくて、衰える筋肉とあんまり衰えない筋肉があるんだそうです。

で、衰えない筋肉というのは、普段の生活で立ったり座ったり、家のなかを歩いたりするのに使うから衰えないんですが、走るために必要な筋肉は使わないから衰えちゃうらしい。

だから、歩くようなスピードでジョギングすると、その使わない筋肉を使うし、股関節周りの筋やら肉やらも動くのでいいのだそうです。

そうか〜、だから誰でも始められるんだ。

で、スロージョグを続けていたら、筋肉が鍛えられて、それにつれて心肺機能やらミトコンドリア機能とかも上がってきて、「隣の人とおしゃべりしながら走れるスピード」が早くなってくるらしい。

で、ランナーになる気はなくて、体調維持やら痩身に興味があるワタクシ。ダイエット効果はウォーキングの2倍。歩くのと同じスピードでジョグしてもジョギングと同じくらいのカロリー消費があるんだそうです。

そりゃ、歩くのと違ってぴょんぴょんするわけだから、多少の違いはあるでしょうが、そんなに違うんですね。
まだ10日やそこらなので体重の変化などはございませんが、図書館の階段を登ったり、クラブの螺旋階段を上る時にとても楽に上がれるようになりまして、連れ合いからは歩くスピードも随分早くなって、身体の動きが良くなったと言われております。

本はまだ半分しか読んでないけれど、後半はフルマラソンに向けてのアレコレを書いてあるらしいので、ちょっとどうかな?

とりあえず、ダイエット目的、健康維持目的のスロージョグは1日6キロくらいを目指せば良いようです。まだまだスピードも遅いし時間が短くて距離は届きませんが、別に身体を休める日を作る必要もなさそうなので、1ヶ月が過ぎる頃には3キロくらいスロージョグできるようになろうかと思います。

リアル路上を走れるように、今日は角度をつけてスロージョグしてみました。何しろ、うちの周りは坂だらけだから、坂を上れないと家に帰れないからね。




ウォーキングしてるけど、ちっとも痩せないって人も、何事も理屈から入る人も、運動生理学の理屈を料理教室に活かしたい人も、おすすめです。まだ半分しか読んでないけどね。

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児島㐮さんの太平洋戦争。

修行に出ていて、更新が滞ってしまいました。世間は広島忌と長崎忌を過ぎてお盆に突入。
そこで色々と思い出したり、考えたりしたことを書いてみよう。

わたしの行っていた大学で、うちの学科は人数が少なく、チューターでひとクラスという感じのこじんまりした集団だった。
そこで、チューター担当の教授が、何を考えたのかわからないけれど、毎週一冊指定の本を読ませて“解説”を書くという課題を出した。
あれは何かの授業だったのかもしれない。大学生といっても高校生の延長みたいなものだから、先生に出された課題は単位になろうがなんだろうがやるべきだ、みたいなところがあって、結構大変だったことを覚えている。

とにかく、読んだこともないような分野の本には面食らった。本を買うだけでも大変なのに、それを1週間のうちに読んで、感想文じゃなくて、解説をかかないといけない。
解説って本の後ろに書いてあるアレみたいなもんでしょ?予備知識も一般教養もないのに書けるわけない。だから、解説文から丸写ししていた人も少なくなかった。当時は手書きなのでコピペもできないからね。なかなか大変だった。

書く方も大変だけど、読まされる方はもっと大変だろう。文章に繋がりがなかったりするんだから。

最初にずーっと課題になっていたのが、児島㐮さんの第二次大戦関連の著作。

今アマゾンで検索したけれど、太平洋戦争上下の他に南洋での戦闘とかの本も読んだような気がする。4冊くらいは児島先生の本を読まされた(まさに、読まされたわけですよ!)ように記憶しているけれど、定かではありません。

18歳の女の子に戦記物を読ませる先生ってなんか悪趣味な気がしたけれど、児島㐮さんの本はただ淡々と戦史に基づいて書かれている。事実だと思われるものだけで構成された本だった。

読むのは本当にしんどかった。
単純に、字を読むのがしんどいし、話の内容は訳が分からない。起こることに整合性が感じられない。なんでこんなことやってるんだ?これ、歴史やで?ナンジャコリャ?

わたしはどちらかといえば右寄り、保守。ゴリゴリのフェミニスト。愛国者であり、コスモポリタン。自国の文化があるから世界に出ていける。日本語がわかるから、外国語が学べる。

しかしね、個人の上に国家があるわけじゃない。わたしという人間と日本人としてのわたしと、日本国というシステムは同等の関係でわたしの上に日本国というシステムが存在するとは思えない。なぜなら国というシステムはいつも国民を守るとは限らないから。

それは「太平洋戦争」を読めばよくわかる。国を守るための戦争が、ただ戦争を続けるだけのための戦争へとすり替わっていくのが克明に記録されている。

大学で何を学んだか?大学に行ってなんになる?という話がよくあるけれど、わたしはこの単位にならない1000本ノックみたいな読書&解説書きのおかげで“考える”とはどういうことか?ということを学んだように思う。

そのことを大学の教員をしている知人に話したら、「それがわかれば十二分に大学に行った価値はある」と慰めてもらった。

しかし、どうして課題図書の最初が「太平洋戦争」だったんだろう?やっぱり現代日本を考える上であの戦争が実際何だったのか?イデオロギーや情を排して知る必要があると、あの京大山岳部の教授は考えたんだろうか?

毎週一冊ってわけじゃなかったかな?でも一ヶ月はなかったから、2週間くらいだったかな?文学部でもないのに本を読むのは大変だったし、本の内容はほとんど覚えてないけれど、本に書いてあるエッセンスみたいなものはわたしの人間の芯にしっかりと残っている。

学校嫌いだったけど、思い返せば良い経験させてもらったなぁ。両親にも学費の値打ちがあってよかった。
同窓会にも出ないけど、友達が集まってもあまりこの読書&解説書きの課題の話題は出ないなぁ。他の人にはどんな経験だったんだろう?

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平日コースは日程調整中。お盆休み以降だね。

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