放射能の音。

最近また本を読み出した。
今読んでいるのは、
原発放浪記原発放浪記
(2011/09/09)
川上 武志

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放浪癖のある筆者が、沖縄のコミューンまで行こうとして資金稼ぎのために小倉で途中下車し、就職情報誌で見つけた会社に面接に行ったら、あっさり採用されて、居心地の良い寮に入って、原発プラントなど原発関係の仕事をするようになったお話し。
親分肌な社長と面倒見のいい会社。楽しい仲間。原発という待機時間の多い緩い仕事。玄海、伊方、美浜、福島と色々なところを「放浪」する仕事。居心地が良くて結局、前編・後編、転職やアジア放浪を間に挟んで、合計12年原発労働者をやる。

この川上さんという方、とても楽しい方。本の冒頭、小倉に至までの彼の放浪が簡単に語られるのだけど、それがなんともロマンティック。リュックに蚊取り線香、寝袋、簡単な調理用具を詰め込んで、思いついた目的地(伊勢神宮とか、ナントカ岬とか)に向かって歩く。
歩くだけじゃなくて、バスにも乗るし、電車にも乗る。バス停で寝たり、駅で寝たり、地元の方の好意で公民館で寝たり。とにかくこの人はユルい。ホンモノのホーボーなのです。

川上さんがリュック(時代は70年代ってところか?)を担いで放浪する目的地のいくつかは、ヒッピーが集まって住む「コミューン」。コミューンには社会に適応出来ず疲れ果てた若者たちが身を寄せ合いながら暮していたという。コミューンでは女性がとても力強く、男たちはまるで牙を抜かれたみたいだ、とも。
そして、コミューンで心身健康になって社会に戻って行った者も数年したら疲れ果て、灰色の顔をしてコミューンに舞い戻ってくる、と。

沖縄に向かっていたのは、沖縄にあるコミューンに「知識を仕入れに」行きたかったらしい。沖縄のコミューンに有名な賢者でもいたのだろう。

だけど、小倉あたりで所持金が一万円になってしまったので、ちょいと働こうと思ったらしい。そのままお勤めが続くところがこの方の面白いところです。

昭和50年代のころ、原発作業員ライフ前編です。彼は玄海原発で「蒸気発生器」の中にロボットの取り付けなどで入ることになった。(ご本人は昔のお友達から指摘されるまで、ずっと原子炉の炉心の中だと思っていたらしいけれど、炉心じゃないけど蒸気発生器もすごい高濃度らしい。)

放射能というのはにおいも味も感じることが出来ない。でも濃厚な放射能のある所にはなんともいえない空気の重さがある、という。そして、それはものすごい恐怖だ、と。

ある作業員は炉心に飛び込んだ直後に蟹の這う音を聞いたらしい。「サワサワサワ・・・」という、まるで蟹が這っているような不気味な音は、作業を終えた後も耳元から離れなかったそうである。それどころか定検工事が終わり、地元に帰ったのちもこの音から解放されず、完全にノイローゼ状態になったとのことだった。この話しを聞いた新聞記者が彼を取材し、体験談をヒントにして推理小説を書いたのだが、その本のタイトルは「原子炉の蟹」。


どっかで聞いた話しだと思ったら、
新装版 原子炉の蟹 (講談社文庫)はそうやって出来た小節だったんだ。

川上さんは音は聞かなかったけれど、

蒸気発生器の中に頭を突っ込んだ瞬間、グワーンという感じで何かが襲いかかり、頭が激しく締め付けられ、すぐに耳鳴りが始まったそうです。
恐怖と闘いながらマンホールの縁に両手を置き、勢いをつけて内部に全身を入れたら耳鳴りがいっきに激しくなった。

と。蟹の音は聞かなかったけれど、かなり早いテンポの経読のような響きがガンガン耳奥でひびいていたらしい。

内部に入に飛び込んでからは恐怖との闘いだった。みっともない話しだが方向感覚を失い、入った目的もほとんど忘れてしまっていた。


結局15秒の作業で180ミリレム(1.8ミリシーベルト)を浴びた。

この蒸気発生器内での作業では、パニックを起こすものが続出し、下請け会社の社員が誰も入らなくなり、タコ部屋労働者が入るようになり、蒸気発生器のトラブルが多発しだして、最近では修理ではなく蒸気発生器自体を2,3年で交換するようになったらしい。

きちんと防護服を何重にも身につけて、全面マスクじゃなくて、エアライン(空気を送る、潜水服みたいな服)着きの装備で入ってもパニックになってしまうようなそんな環境って想像出来ない。

高線量のところはロボットが作業すればいいというけれど、ロボットを設置するのは人間、ロボットが見つけた傷を直すロボットを設置するのも人間。結局生身の人間が入らないとなにも動かない。

原子力は電気が足りるとか、足りないとか、経済成長とか、そんなこととはわけが違う問題を含んでいる。2,3年ごとに交換される蒸気発生器は「高レベル放射性廃棄物」だろうと思うけど、この本を読んで知ったことですが、「高レベル放射性廃棄物」というのは「使用済み核燃料」の事をさす言葉で、それ以外はみんな「低レベル放射性廃棄物」らしい。使い終わった手袋やタイベックスも、中に入ったらパニックを起こすような蒸気発生器も低レベル廃棄物なのね。
原発作業員の人たちがどんな仕事をしているかということを書かれたものは、ジャーナリストが潜入したものや、樋口健二さんの著作などで知られているけれど、この本は、著者の川上さんの人柄に助けられて、重苦しいメチャクチャなお話しもちょっと楽しく(と言って良いのかわからないけど)読める本です。

さて、この川上さん、今は癌を患っておられるそうです。どうかご快癒なさいますように、お祈りしております。


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放射能バラまきするわけだ。

被災地のガレキの受け入れ要請ってのが、こんな風に急に決められちゃう。

yamamototaro0 山本太郎俳優
「超重要!拡散抗議願い!」RT @obzxxx: いよいよ放射能瓦礫が全国に □環境省通達 bit.ly/pBkbb3 各自治体の回答期限10/21、しかも結果公表なし! □細野大臣へ直接メールを goshi.org/contact/ 各自治体へ反対の声を!

この件に詳しい菊の助さんのブログによると、三択になっていて、どれも結局受け入れる選択しかないことになっている。

前略、豊後大野市長、橋本祐輔様

なんじゃこれは!!
山本太郎さんのツイーットで紹介されているブログには、原本らしきものが添えられているので、憤死したい方は読んでみて下さい。

21日ってもうすぐじゃない。

今日は南相馬で小学校や中学校が再開されて子ども達が戻っているらしい。学校は除染したらしいけれど、学校までの道は除染されていない。今の日本の子どもにはワープする能力や技術がないから、学校に通うと年間20ミリシーベルトの基準を越えちゃうかもしれない。南相馬の子どもが震災後突然変異して放射能に強い体質になったわけではないだろうに、それまで年間1ミリシーベルトだったのに急遽引き上げられた20ミリだ。

ソ連では、人は移動させたけれど、物は移動させなかった。日本は人は移動させずに物を移動させている。まんべんなく汚してしまう魂胆だ。いったい何を考えているのか、理解できない。

わたしも広島県知事にメールを出したけれど、こんなこと焼け石に水だろう。
広島市や県の議員に連絡しようと思って調べてみたら、保守ばっかりでクラクラしてしまった。「保守」って何を守るんでしょう?なんで右寄りの人たちが国土を汚すことに黙っているのだろうか?
日本の右翼って何?

「日本というシステム」の化けの皮がボロボロとはがれてゆくのを3月の震災以来目の当たりにしている。汚れた国土と病気の国民にどんな未来があるんだろうか?やっぱり、これは山本太郎さんのいう「世界の核のゴミ捨て場としての日本」として生き残っているつもりなんだろうか?病人ばかりの国で・・・

なんかガッカリしてしまった。

知らない間にガレキの受け入れが決まって、焼却炉で燃やされて、灰は海とか、山奥にある廃棄物処分場に埋め立てられて、その処分場ってのは水源地のそばだったりする。

バングラデシュの水道水は沸騰させれば飲んでも大丈夫だったけれど、この先日本の水道水は沸騰させても危険な毒水ってことになる。ああ、日本は水道水が飲めるというのが自慢だったのに、沸かしても飲めない水になってしまうのでしょうか?

「どっきりカメラでした~」と言ってほしい。

正常性バイアスと認識性バイアスの話しを楽しく書こうと思っていたのに、
なんか今日はほんとにガックリしてしまいました。しくしく。

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なぜ日本の食品に含まれる放射性物質の許容基準はこんなに高いのか?考察してみた。

311後に新たに定められた日本における食品の放射性物質安全基準はとんでもなく高い。だから特にお子さんをお持ちの方を気も狂わんばかりの状態にしている。わたしも政府のいう安全なんか信用できないから、去年産のお米や09年産のお米を食べている。

だって、内部被曝は嫌だもん。膀胱炎とか、尿道炎なんか不快だし、そんなところに癌を育てるのもイヤ。
さて、その日本の基準というのは・・・

水や牛乳はキロ当り200ベクレル、お米も含めて野菜も魚もお肉も500ベクレル。というもの。
ベラルーシやウクライナの基準よりも高くて、世界中から驚かれている。
比較的厳しいとおもわれているドイツの許容基準は、成人8ベクレル、子ども4ベクレルだそうです。

もしかしたら、日本人は特別な遺伝子とか酵素とかを持っていて、ベラルーシの人よりも100倍も1000倍も放射能に強い体質をもっているのかもしれませんが、世の中にはお酒を飲める人と飲めない人がいるように、仮に日本人が放射能に強いと仮定したところで、中には弱い人も混じっているのだから、「国民は安心して食べろ」と政府が言うなら、やっぱりもうちょっと控えめな値にしないとダメなんじゃないかしら?

震災後3ヶ月くらいわたしは「このメチャクチャな基準は、この数値以下に設定したら、食べられるものがなくなるんじゃなかろうか?もう200ベクレル以下の飲み水も牛乳も豆乳も出来ない世界になっちゃったのかしら?菜っ葉だって500ベクレル以下の菜っ葉なんか作れる土地がないんじゃないかしら?」
と悲観的に考えてしまいました。「認知性バイアス」というやつでしょうか?

ところが、実際に食品の放射能検査の結果がゾロゾロと出てくると、中には「おお~すごい」と思うような数値の野菜やキノコが報道されたりするけれど、私が心配していたように食べ物のどれもこれもに数百ベクレルの汚染が出るわけではなく、福島のものでも会津などではほとんど検出されないキャベツが出来たり、数万ベクレルの汚染のある畑で採れた「移行が多い」といわれるジャガイモで数ベクレルだったり、と・・・

「あれ?喜んだら良いの?それとも疑うべきなの?」
な数値が色々出てくる。

たとえば、北海道乳業の牛乳。多くの人は「北海道のミルクももうダメだわ」と思ってるんじゃないかと思いますが、これが意外に出ていない。無検出らしい大変クリーンなミルクなのです。
この会社は原発事故の後、他の牛乳を一切混ぜない方針だからだそうで、この結果から考えたら、北海道(広いので一概に決めるのは危険だが)は清浄な環境だと考えて良いのかもしれない。ならば、北海道産の小麦粉も避けなくてもいいかもしれない。
(牛乳の測定は藤原新也事務所、検出限界は数ベクレル)

つまり、「放射線管理区域」に準ずる地域以外の農産物はいがいといけるんじゃないか?
「放射線管理区域」内でも場所や作物によってはドイツの成人基準くらいはクリアしているものもあるかもしれない。

500ベクレルを越えるものなど、キノコとか、山菜など、とくに移行の多いものでなければ案外出ないんじゃなかろうか?と思い始めていた。

ならばどうして、あんなメチャクチャ高い基準にしたのか?という疑問が沸いてくる。

「週刊金曜日」10月7日866号35ページ
「人間よりも東電の利益を優先した国 帰省地を下げても供給量は十分足りる」
という垣田達哉さん(食品表示アドバイザー、消費者問題研究所代表)の記事がわたしの疑問に答えてくれた。

これによると、野菜では、検出せず以外で500ベクレル以下のものが17.6%、500ベクレルを越えたものを合わせて流通(つまり食べたもの)は20%くらい。だったらしい。500ベクレルを越えて流通したものは3%なのかな?
(この話しは野菜の話しだから、海産物はちょっと違ってもっと大変だと思われます。)

IMG_2570.jpg
ほとんどの野菜は「検出せず」なのよ。

ならば規制値は下げられるだろうに、なぜ下げないのかという話が続く。

国の説明は、「国民に不安を抱かせるとパニックになる」とか、「出荷できなくなると生産者に損害を与える」と言いたいのだろうが、ほんとうのところは違うと著者は書く。

「東京電力の負担を極力すくなくする」ことだった。
規制のハードルが高いと出荷制限される食品には賠償責任が生じる。東京電力の賠償負担を減らすためにも規制値を甘くする必要があっった。


うーん、なるほど。それなら理解しやすい。

しかし、そのおかげでわたしたちは流通させなくても足りないわけじゃない100ベクレルまで汚れている食品をどこかで間違って食べてしまう危険に晒されている。

そして、放射能によって障害が発生しても、急性障害でなければ「東電さんの放射能で癌になりました」とは立証できないのだ。

どうしてそこまでして東電さんを守らないといけないのか?新たな疑問が沸いてきました。

当面食べ物の産地に注意して生活する必要は変わらないみたいです。外食、中食、加工食品、気をつけて下さい。

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1ミリシーベルトは止めにするらしい。

ビックリした。いままで一般公衆の年間の被曝許容量は1ミリシーベルトだったものを、20ミリに引き上げるらしい。
小出裕章が批判! 被曝限度「1mSv以内」を「1~20mSv」へ変更提言。20mSv被曝で子供の癌死80倍の1万人中320人 10/5

そうでもしないと広大な土地に人が住めなくなるからだそうな。どうやら福島原発事故の後、日本の人は放射能に20倍強くなったらしい。不思議なこともあるものだ。一体法律って何なのか?これじゃぁ日頃法律を守って、違法ドラッグには手を出さず、アルコールを醸造なぞせず、善良な市民をしているのがアホらしくなるではないか。
(ラジオの番組では、除染費用とからめて話されている。もちろんそうだろう。でも、わたしは別の事が気になった。)

これって、福島限定の話しではない。沖縄だって、広島だって、北海道だって、一般公衆の被曝許容量は20ミリシーベルトになるわけだ。

わたしには気になっている問題がある。放射能ガレキの処分だ。
全国の自治体が「はーい、お手伝いしますよ」と手を挙げているが、これはただのゴミじゃない。放射能で汚染されたガレキ。
これを運んだら、運搬に使ったクレーンもトラックも汚染される。もちろん、作業する人や運転手さんも被曝する。
これを燃やしたら、せっかくガレキの中にあった放射性物質が再び環境中に吐き出される。そして、消却灰の中にはこれまた高濃度に濃縮された放射能の灰が出来上がる。

だけど、普通のゴミ処理施設はダイオキシン対策はしてあっても、放射能対策なんかされてない。作業する人たちも放射線業務従事者じゃない。放射能の扱い方も知らないし、放射能から身を守る方法だって知らない。

下手したら、原発で働く方が、ゴミ処理施設で働くよりも安全ってことになりかねない。

そうやってガレキやら、放射能混じりの汚泥で作った肥料やらを全国にバラまいて、均等に年間20ミリシーベルトに汚染してしまおう、という魂胆なんだろうか?だとしたら、もうこの国はお仕舞いだ。私に子どもがいてたら、とっとと家も車も売り払って海外に逃げ出すだろう。

20ミリといって、放射線業務従事者の人が毎年20ミリ浴びてるか?というと、そうではないらしい。今中先生も小出先生も「そんなに浴びたことない」と何かの時におっしゃっていた。

その20ミリが妊婦も赤ちゃんも幼稚園児もみんな平等に20ミリ我慢しないといけない、そういう国になるのだ。

今日はすばらしいインタビューを午後中聞いていた。

肥田舜太郎×岩上安身。

続き
http://ustre.am/:1ciae
質問とお答え
http://ustre.am/:1ciEa

2時から始まったインタビュー、終わったのはほとんど6時くらいだった。
前半の広島原爆直後の様子は必聴。
内部被曝にお詳しい沢田昭二先生や、矢ケ崎先生は物理学の人だけど、肥田先生は臨床医なので、臨床医の語る被曝の話しは本当に聞いておくべきお話だ。(崎山先生は医師だけど、臨床じゃない)
この連休に半日ゆっくりお話しを聞いておくと良い。

肥田先生、お元気でいてくれてありがとう。岩上さんもすばらしいインタビュー、ありがとう。

岩上さんのウェブサイトでおまとめされてました。
2011/10/06 肥田舜太郎先生インタビュー
視聴時間のない人は実況ツイッターだけでもどうぞ。

健康でいるには健康を守る努力をしないといけない。自分の身体の主人は自分であるのだから、主体的に選択するためには、自分がどんな環境にあって、どのような選択が可能なのかを知らないといけない。

ちなみに、肥田先生@94歳は1945年8月6日に戸坂村で被爆なさって、その後広島市内に入っているのに長寿で、しかも、バリバリの現役であられる。健康の秘訣は?との質問に、「良く噛んで食べる。粗食。朝5時に起きる」とおっしゃっていた。

しかし・・・一般公衆の被曝許容量が20ミリシーベルトの国って・・・どういう風に理解したらいいのだろうか?シュールすぎる。

今日また1人福島原発の収束に当たっていた作業員の方がお亡くなりになったらしい。
ご冥福をお祈りいたします。

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たぶん今一番怖い話し。3

メールを下さった方がいて、木下黄太さんの講演で聞いてきた話しの3を書くの忘れてたことを思い出しました。わすれてたわけじゃないけど、キッカケを失いそうになっていたのです。

さて、西日本に住んでいると、土壌も汚れていないし、作物も汚れていないので、何の危機感もありません。もちろん、ヨウ素やセシウムは飛んで来ているそうですが、今中先生がおっしゃるには「極わずかですがね」だそうな。

だからわたしが5月に買った原木栽培の干し椎茸からはセシウム134が検出されなかったのですね。そのかわりと言っちゃ何ですが、セシウム137は14ベクレル出ていたのですが、これは大気中核実験時代のセシウムだから、半減していてこの値ってことになります。

というわけで、何の危機感も持ってない西日本には、東日本の農産物がたくさん流通しているそうで、これがまた「安い」と良く売れているそうです。

内部被曝は外部被曝の10倍だかの影響があるのだから、せっかくきれいなところに住んでいるのに、汚れた食べ物を食べて身体の中から汚染していたら何にもなりません。

木下さんの講演では、「昔からどういうわけか福島と沖縄は関係が深くて、福島産の米が流通していた。今は野菜や魚がたくさん沖縄で売られている」のだそうです。

沖縄の方は、買い物はもちろん、外食や中食には注意してください。

わたしは震災以前から野菜はグリーンコープか産直市で調達していたので、そのままのライフスタイルを続けていますが、結果的に産地が明確なものを食べ続けていることになります。

以前ご紹介した

食品の放射能汚染 完全対策マニュアル (別冊宝島) (別冊宝島 1807 スタディー)食品の放射能汚染 完全対策マニュアル (別冊宝島) (別冊宝島 1807 スタディー)
(2011/09/16)
不明

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にもありましたが、福島や汚染の強い関東に住む方の実際に食べている食事をベクレルメーターで測ったところゼロだった、という結果がありました。これはそのご家庭が食品の産地に気を遣っておられたからだ、ということで、どの地域に住んでいるにしても食品の産地に関心を持つことは内部被曝を防ぐ上で重要なポイントになりそうです。
ついでですが、外食産業一般は今利益率が上がっているらしい。理由は簡単。安い食材を使っているから。大人だったら、日頃の食事でゼロベクレルを続けているなら、タマの外食やお付き合いの居酒屋で出てくるサンマの刺身やキャベツの千切りを前にしてハムレットの心境になる必要はないでしょうが、小さいお子さんは注意するに限ります。

で、メールで頂いた質問ですが、
「報道されるのはヨウ素やセシウムばかり。他の放射線核種もあるのにどうして問題にされないのだろうか?」ということでした。

わかります、わかります。わたしも不思議だな、と思ってました。
小出先生のお話しから察するに、「他の核種も出ていることは出ているけれど、事故直後気にしなければいけない核種はヨウ素とセシウム。今後問題になるのはセシウムです。ただし、海の汚染はストロンチウムも心配しなければいけません」

だそうです。

あともう1つ理由があります。ヨウ素やセシウムはγ線を出すので計測が容易。ストロンチウムはβ線、プルトニウムはα線しか出さないので、検出するのが難しいので、きちんとした測定が出来るところが少ない。

今日見ていた飯館村でのシンポジウムで、今中先生が「β線は自分では測定できないから他所に出している」というようなことをおっしゃってた。うーん、今中先生もβ線は測れないのか。α線に至っては、本当に測定が難しいらしいです。

そんなわけでγ線核種ばかりが問題にあげられるようです。もしかしたら、γ線核種だけで手一杯で他の測定まで手が回ってないのかも知れません。

木下さんの講演の質疑の時間に、千葉から避難してきた方が、「自宅でα線を0.9μsv/h計測したので避難してきた」とビックリ発言をしました。なんでもこの方のお連れ合いはα線を測定する器械を作っている会社にお勤めなのだそうで、その測定器で計測したのだそうです。

彼女の住んでいた地域は関東の中でも比較的線量の低い地域なので、木下さんは本当に驚いておられました。しかも数値が木下さんの予想の倍ほどだったのだそうです。

うーん、α線はいやだなぁ。

関東在住の方も土や薮に触る時、草刈りなどの時にはゴム手袋とマスクなどしてお気をつけ下さい。

α線がなんで嫌かって・・・羽毛があるでしょ?あんな感じに短いけれどババババ~と放射しているのです。短くしか飛ばないから弱いんじゃなくて、短い距離でエネルギーを出し切るからすごい威力なんだそうです。

α線にくらべてγ線はミューン、ミューンと放射する感じのようです。

飯館村のビデオ
飯館村の「今」と「これから」
19分くらいから今中哲二先生のお話し。



ディスカッションはすごい。ほんとにこんなことがあっていいのか?と胸が痛くなる。
放射能とどうつき合うのか?そこら中に原発があって、まだ動いているのだから、福島の人たちのことはひと事じゃない。いつ伊方や玄海や島根の原発がシューっとならないという保証なんかないんだもん。

食べ物を気にして内部被曝しないように生活に気を配るのは、エゴじゃない。飯館の人も福島の人も千葉の人も沖縄の人もだれもが食べ物で内部被曝して中枢神経がイカれたり、突然心臓病で死んじゃったりしてはいけないのだ。

そして、放射能に汚染されたガレキの受け入れは止めないと。きれいな地域はきれいな住環境と食料の供給が保証できないと、日本はなくなる。
ガレキの問題はmogusaさんがとても上手にまとめて下さっている。
汚染がれきの焼却処分に手をあげた全国の自治体


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たぶん今一番怖い話し。2

昨日、尾道まで行って聞いてきた木下黄太さんの講演会、「もっと怖い話しをしろ」とのリクエストに答えて・・・
うーん、ホントに怖いんですが・・・知りたいの?  しょうがないなぁ。

木下さんは精力的に各地で講演会などをなさっておりますが、その模様の中継などはほとんどありません。また、講演会に出てみて知ったことですが、録音のネットへの公開もはっきりと拒否なさっておられます。ファイルを人に渡すのも禁止です。(だから昨日のお顔にもぼかしを入れましたが、顔出しは問題なかったかも)

でもどこにでも出掛けられて、講演会をしてくださいます。
わたしもお話しをお聞きして思いましたが、これは直接聞かないと問題もあるだろうと感じました。講演会という場でも、直接お話しを聴くのは、木下さんと聞き手の間である種の信頼関係のようなものが出来た上でのお話しだからだと思います。

さて、その講演会ですが、どんな内容だったか、気になる方も多いと思います。

基本的には、木下さんがブログやツイッターで書いてらっしゃることとまったく同じです。ただ、講演会ではその話しの背景、場所などもお話し下さるので、ブログ記事の内容が映像付きになる、という感じです。
ちなみに、レジュメやパワーポイントのスライドなどはありません。ずっとしゃべりっぱなし。

ほとんどメモんも見ずに色んな数値をあげて説明してくださるそのエネルギーには圧倒されるものがありました。

この先は木下さんのブログをお読みになった上で読みたい人だけ読んで下さいね。
放射能防御プロジェクト 木下黄太のブログ  「福島第一原発を考えます」

今日は昨日の講演の中から主に首都圏問題と日本の将来についてまとめます。

首都圏土壌調査のことはみなさんもご存知だと思います。

この大プロジェクトから導き出されたものは・・・
東京はキエフと同じ。

チェルノブイリ事故の時、西ヨーロッパの国々のセシウム汚染状況と比べます。
フランスの平均は30ベクレル/kg
西ドイツ    90ベクレル/kg
イタリア   100ベクレル/kg

フランスで健康被害は出ていない。
西ドイツでは徹底的に防御をし、その防御を守った人には健康被害が出ていない。
イタリアではハッキリと健康被害が出た。

そして、キエフと同じレベルだという東京は・・・

460ベクレル/kg
(ちなみに、前年は1.5ベクレル/kg)
これが木下さんが「首都圏から出よ」という理由だそうです。

さて、それで気になる内部被曝ですが、ドイツに行けばタダでホールボディーカウンターを受けることができるそうです。20ベクレル/kgから検出可能なけっこうキッチリした検査をしてくれるそうです。ただ交通費が掛かります。英語はOK。
ちなみに、放射線影響研究所の検査では300ベクレル/kg以下は測らないそうです。

内部被曝については分からないことが多いのだけど、免疫系が効かなくなってくる。特に、子どもと老人。まだ子どものほうが耐性があるが老人は本当に弱いそうです。ただ「もう歳だったからなあ」で済んでしまうらしい。
ウィルス性髄膜炎のお話しなどはこれの影響だ、ということです。

そして、昨日も書いたけれど、被曝をすると神経系統に障害が出るそうで、これも恐ろしい話しです。水俣のことを思い出しました。

さて、わたしは震災の後大阪から戻って黄色い鼻汁が出ました。夫は今月中頃東南アジアや南西アジアから戻ってきて一晩寝た翌日タラーっと鼻血を出しました。
放射能のせいか?!と心配になりますが、こんな場合どう判断すればいいのでしょうか?

鼻血などひとつの症状から判断するのはちょっと性急で、他にも、例えば疲れやすい、筋肉がダルい、咳が出る、など様々な症状が出るようになってから被曝を疑った方がいい、とおっしゃってました。
結構慎重です。

こんな講演会が東京であります。
11/12(土)レクチャー&トーク 矢ヶ崎克馬先生・五十嵐敬喜先生・木下黄太氏
お近くの人は是非行って下さい~。

さて、首都圏はやっぱりマズいとして・・・どこまでマズいのか?

今のところ関西も含めて西日本では土壌から出ていないそうです。
木下さんの感覚では、愛知東部がボーダーではないか?と。
うーん、ホントに日本半分が危険ってことなんですね。なんてことでしょう。

日本はどうなってしまうのでしょう?
今世界経済は大変なことになってます。わたしも含めて原発問題ですったもんだしている人たちは今のリーマンショック2みたいな状況までフォローしきれていないのではないかと思いますが、そんなお話しもして下さいました。

ファンド関係の仕事をなさっている米国人のお話しとして。
現在は円高で日本を持たせている。多分このまま3年は持つだろうだけどその先が見えてこない。
日本の終焉が見えない。

日本の終焉ねぇ・・・わたしも見えません。
とりあえず、3年はこのままの世界がそれなりに続くようです。もっと早くなるかもしれませんけど。

やっぱり田舎に引っ込んで、畑で芋を作って、少食を身につけて、嵐が去るのを待つのが一番良いのかもしれないなあと思いました。

必要なものは、愛する人と、そこそこ健康な身体と、友達と、良い音楽と良い本少々。
後は雨露がしのげて、凍えない程度に暖まれれば良いのかも知れません。
結局東海アマさんや玉蔵さんやニニギさんが言ってることになるのかしら?
その先はナウシカとかコナンとかアキラの世界がやって来るのかしら?都市が残ったとしてもかなり殺伐とした世界になりそうです。

いつでもロケットストーブが作れるように一斗缶をもらっておきました。

色々心配して考えてみたところで、日本中原発だらけ。
玄海や川内、伊方がシューっとなったら、または、若狭湾のもんじゅがまた何事か起こったりしたら・・・

パスポートは取っておいてください。
海外なんか行けないっていう人が多いけど、身の軽さもサバイバル技術だから、とりあえず韓国や台湾にでも行って練習しておいてください。海外に行ったからってグルメ、観光、買い物などしなくても、ただボーっと本を読んで、散歩して毎日過ごしても良いんです。こんな時こそ哲学するのが良い!
海外移住となるとvisa問題とか色々難しいけど、観光ビザで一ヶ月くらい滞在出来るところはすくなくありません。

というわけで、首都圏状況と日本の未来についてのお話しを中心にまとめてみました。
木下黄太さんの講演予定は木下さんのブログで告知されます。チェックしてみてください。

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たぶん今一番怖い話し。

早起きをして尾道まで行ってきた。

IMG_2524.jpg
すんごい青空!

広島に来て19年になるけれど、尾道は初めて。尾道のお好み焼きは広島のそれとは違うらしいとは聞いていたが、いつの間にかNHKの朝ドラになってメジャーになっているらしい。おばあちゃんが尾道にいる、という友達は「お好み焼きには餅を入れる」と主張していた。広島の人は「イカ天が最高」と言う。
わたしはまだ尾道のお好み焼きを食べたことがないので、尾道のお好みと広島のお好みがどう違うのか知らない。

あ、今日はお好み焼きを食べに尾道まで行ったわけじゃない。
木下黄太さんの講演会にやってきました。

IMG_2525.jpg
いちおうお顔を隠して・・・議長の札がナイスな公会堂。こんな可愛らしいところで情熱的にお話しされる木下さん。

原発情報などを追っている人にはお馴染みのブログだと思います。
3月4月の頃は、後藤政志さんの格納容器の説明などを聞いて背筋をゾクゾクさせ、小出裕章先生のお話しを聞いて胃の中のものを戻しそうになっていたのに、今ではすっかり慣れてしまい、小出先生のお話しも後藤さんのお話しも冷静に聞けるだけの免疫を身につけてしまったわたしですが、木下さんの話しにはいつまで経っても免疫が出来ないのは、現在進行形の話しがジャンジャン出てくるからかもしれません。
いや、半年経った今、恐れていた色々な事柄が姿を現し始めたというのが正確なのかもしれません。

お話しを聞いて色々メモを取ってきたけれど、正直今日聞いた話しをブログに書くことに躊躇しています。
木下さんは「首都圏から出よ、とハッキリ言ってるのはオレと野呂美香さんだけだ」
とおっしゃっている。

今日聞いてきた話しでプラクティカルにすぐに役立つことを書きましょう。
食品の汚染をどれだけ許容するか、というお話しです。

お前が人間のままでいたければ
大人でも50ベクレル/kg
子どもはその半分。


理由は、コレを越えると中枢神経にくるからだそうな。

西日本はまだ汚染されてない。だから、福島、北関東からはモノを持ち込むな。とくに車と瓦礫。
モノは持ち込まずに新住民をうけいれよう。

わたしもそう思う。福島の人を避難させないのはおかしい。
木下さんは「尾道には文化がある」とおっしゃって断然お勧め移住先にあげてらっしゃる。
確かに尾道には文化があるかもしれないけれど、広島だって空き家もたくさんあるし、地物野菜も瀬戸内の魚も豊富。尾道ほど文化はないかもしれないけれど、とりあえず仕事は・・・ある。
尾道のような「文化」はないけれど、サロンシネマがある。横川シネマもあるし。

実際、この講演会で関東から移住(避難?)してこられた方数人とお話しした。どの方も広島に友達がいたり、ご実家だったり、とやはりご縁のある方だった。一組の方はバックパッカーでラオスで知り合ってご結婚なさったらしい。

バックパッカーならホイホイと逃げ出すはずだ。だって、3日分の荷物があれば、一週間だろうが、一ヶ月だろうがなんとか暮らせるってことを知ってるもん。

ラオスで知り合って埼玉で有機農業をしているご夫婦のことをふと思い出す。どうしていらっしゃるだろうか?
具体的になんのお手伝いも出来ないけれど、気持ちはとっても応援しているよ。お一人の方は千葉で有機農業をしてらした方。是非広島でまた農業を始めて欲しいと願わずにいられない。

木下さんのお話しは「どうしたらいいのか?何を食べて何を食べてはいけないのか」とオロオロしている人には耳障りは非常に悪いけれど、現実的です。

木下さんの講演、来月は熊本、福岡でもあるようですので、ブログで情報をチェックして、電車賃片道5000円くらいの距離で開催されるときは逃さずに是非ご出席なさること、強くお勧めいたします。

講演が終わって、紺ちゃん夫人と一緒にうどん屋さん。
IMG_2526.jpg
往復の電車の中で延々おしゃべりした紺ちゃん夫人のお話しは、木下さんのお話しよりもインパクトや感動がありました。
紺ちゃん夫人、お誘いくださってありがとう。おかげで恐ろしくも楽しい1日でした。

そして、主宰者のみなさん、貴重な機会をありがとうございました。

明日は上関町町長選挙の投票日です。どんな結果になるのか、大変気になります。
明日もうちょっと反芻して続編を書く予定です。

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NHKの去年のドキュメンタリー。

「3月11日を境に世界は変わってしまった」というのは小出裕章さんの台詞ですけど、ほんとにそう。

今日こんなドキュメンタリーを見た。


封印された原爆報告書 投稿者 gataro-clone

被爆の後に軍が調査してたって話も、被爆者を治療しないで実験やってた、って話も一応は知っていたけれど、それを全部ご丁寧に自分たちで英訳してアメリカに全て渡していた。

敗戦後原爆の話はタブーだったのでほとんど報道もされなかったらしいけど、報道しないで自分たちはせっせと自国民をモルモットにして、遺体の解剖までやって、治療なんかしないで「アドレナリンテスト」なんてもんまでやって・・・放射線の人体への影響について調べては報告をアメリカに渡していた。

「新型爆弾」落とされて戦争に負けて、なんでそこまでヘイコラしないといかんのか?自分さえよければ良かったんだろうな。当時東大の医学生で実験などやっていた人が出てくるが、「今となってどう感じるか?」という記者の質問に「今とは時代が違うから」と答えるが「何が悪いんだ?」ってなもんだ。

悪名高い石井部隊(ななさんいちぶたいともいう)の人たちは、自分たちの戦争責任を逃れるために満州でやったあんな実験やこんな実験の結果をそっくりアメリカに献上することで保身を計り、自分たちは旧帝大の医学部に席を確保し、戦後の「日本の医学会」ってのを作っていった人たちだ。

だからわたしは医者が嫌いなのよ。もちろん中にはいい人だっているけれど、

だから「医者の言うこと」とか「専門家の言うこと」を鵜呑みにしちゃいけない。どんな発言や活動をなさっている方なのか、しっかり調査する必要があります。
たとえば「チェルノブイリで調査した」とか、いったいどんな調査でどんな報告を上げたのかで大違いなのよ。
100ミリシーベルトで有名な長崎大学の山下先生は福島にある医大の副学長かなんかになって、「君たち、これから良い論文が書けますよ」と言ったらしいが、低線量長期被曝のデータがそこら中で歩いているので面白くて仕方ないんだろうなぁ。
正直な人です。

広島大学だ、長崎大学だと、確かに被爆治療の経験は豊富でしょうが、「被爆者に対する人体実験」の経験も豊富な人かもしれません。
あ~、暑いし頭痛い。腹も出てるし、しゃくに障ることばっかりだわ!

んで、何が3月11日を境に世界は変わってしまったか、というと・・・
去年の夏、NHKはこんな固茹でなドキュメンタリーを放送していたのよね、今こんな番組を放送するなんて、ちょっと考えられないわ。

これから内部被曝の評価について大変な闘いになると思います。このような番組をしっかり鑑賞して内部被曝や低線量被曝について勉強しましょう。

ベンガル料理で釣ったフランスのチーズをパンに乗せて食べて気分を落ち着かせるわたし。

IMG_2344.jpg

見てみて~。
歯型がきれいなアーチ。チーズにブラケットの跡がついてる。
頂いたチーズには銘柄が書かれてないので「利きチーズクイズ」を出された気分。これは・・・カマンベールかと思ったけど違うみたい。夫は「ブリーのトロトロになる前」と言った。わたしは違うと思う。
なんだろう?今日食事に行くので正解を聞いてこよう。

世間はお盆休みなんですね。みなさん、どうか楽しい夏休みをお過ごし下さい。
わたしは昨日から小出裕章さんの奏でるチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトが耳から離れません。

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NHKとリニアと原発の関係。

2012/04/16追記:ご訪問ありがとうございます。この記事は2011年7月30日のエントリーです。手元にその時の金曜日がありませんので、表記について正確でないところがあるかもしれません。リニアに関しては、投稿者である「リニア・市民ネット」にお問い合わせください。出典は7月29日発売、857号です。バックナンバーも販売しているようです。図書館なども当たってみて下さい。
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/backnum_index.php#backnum_chumon


今週の週間金曜日はすごい。
特集、「放射能とお魚」はもちろん気になるが、そんなのはまあ当たり前の話です。

NHKは100億円超の東電債を持ってるらしい。
記事はジャーナリストの丸山昇さん。
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(この記事について、岩上安身さんが今日ツイッターで「スクープだ」と言ってたよ)

ということは~、NHKにとっては東電がトーサンなんてことにならなくても、社債の価値が下がると困るわけです。ならばツゴーの悪い報道はできないことになる。

おまけに、NHKの保有する債券は東電だけでなく、上位5位がすべて電力会社で占められている。

つまり、NHKも「原子力ムラ」のお仲間だってことなんだそうな。

なるほど、それを知ってしまうと色々納得がゆく。
中には骨のある番組制作者がいらっしゃって、とても良いドキュメンタリーを作るけど、こと原発関係の話となると、放送時間が夜中だったり、それも突然放送時間が遅れたり~(タイマー録画しにくいように)再放送してくれなかったり~、youtubeに流れたものがせっせと消えたりするわけです。

しかし、わたしの両親のような善良な市民は、「NHKのニュースは公平だ」と頭から信じて疑わない。わたしなんぞもうすっかりやさぐれた不良になってしまったので、テレビは家にないどころか・・・最近はラジオのニュースさえ聞かなくなってしまいました。なので、新潟で大変なことになってるってことも良くわかりません。

しかし、なんでNHKはこんなに社債を買ってるのか?健全経営のための云々という言い訳を書いているけれど、国民から受信料を取って、税金も大量に投入されて、それで「健全経営」もなにもあるんだろうか?と素朴な疑問が沸いてくる。

んでもって、リニアであります。
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この「論争」というコラムは投稿欄で、一般市民もジャーナリストも関係なく掲載される。この記事を書いた方は、「リニア・市民ネット」代表、川村さん

JR東日本は「原発推進派」どころか、「原発は維持してもらわなければ困る」派なんだそうな。
リニアの消費エネルギーってのがスゴいらしい。

東京~名古屋間の場合、所要時間40分、ピーク5本、消費電力27万kW/時
東京~大阪間の場合、所要時間67分、ピーク時8本、消費電力74万kW/時

で、これを元にこの人が計算したら、東京名古屋間の1日の消費エネルギーは、388万kW/時
東京大阪間では、999万kW/時

となるらしい。ちなみに、東京電力の1日の最大給電力は焼く5000万kWなんだそうな。

しかも、リニアが超動・加速時に必要とする瞬時ピーク電力(この時に一番電気を喰う)は不明なんだそうな。

ってことは・・・東京と大阪を走ると74万だけど加速の時にどんだけ掛かるか分からないから、100万なんか軽く越えるってことよね。
平均的な原発の発電量は100万kW/時だから、リニア一台に原発一個とかって世界なのかもしれません。

しかし、原発ってのは地震がなくても、福島の事故がなくても、定期点検やら故障やら不具合やらでしょっちゅう止まる。そんなものをあてにしないとリニア計画ってのはできないわけね。

つまり、リニア計画ってのは、原発あってのものなんだ。

オマケに言うと、リニアってもんのすごい電磁波が出る。新幹線に長時間乗っても具合悪くなるのに、リニアなんか最悪かも・・・

政治家の先生やら、大企業のエラいさんやらは京都に住んで毎日東京まで通ってるなんてウワサも耳にする。そんな人には東京まで1時間で行けるリニアは便利だろうが、リニア通勤なんかしたら、電磁波でヤラれるよ。リニアなんか止めようよ。東京一極集中はどう考えてももう無理じゃない。

原発が続いてもらわないと困る人たちについてのお勉強でした。それぞれに都合があるんだろうけど、わたし、リニアなんか作ってくれなくても困らないわ。そんな面倒なものなら欲しくないからもう止めて。

今日は夫が休日出勤。夜の部までついていたのでプチ出張みたいなもんだ。1人気楽な晩ご飯は好きなものを作って食べる気楽さよ。

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茄子とトマトの組み合わせはゴールデンコンビ!

残り野菜や果物で青泥作って、サラダの残りをスープに変身させたり、残り物で気楽に食べるご飯って結構美味しい。

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再処理のことなど

今日はこんなビデオをみていたら1日が終わってしまった。

小出裕章先生(京大原子炉実験所)講演会 2011.6.25 15:00 @八戸市


小出裕章先生(京大原子炉実験所)質疑応答 2011.6.25 18:00 @八戸市


講演だけでた~っぷり2時間。休憩時間は休憩無しでサイン会になってるし、主催者は後半を始めるために「サインは必ず頂きますので」なんて勝手な約束して、質疑応答にはいる、という大サービスというか・・・
八戸の人、人使い荒いですねえ。

青森県って福井県に次ぐ原発銀座、しかも、再処理工場とか、フルMOXの大間原発とか、最先端をいってるところでの小出先生の講演です。

講演はやはり再処理の問題についても触れられています。
再処理って、ペレットの入ったジルコニウムの被覆管を切断して、ペレットをバラバラにしたものを硝酸で溶かして、薬剤でセシウムはあっち、プルトニウムはこっち、ってな具合で分けるんだそうです。

被覆管を切ったら、当然中に入っている揮発性の放射性物質がドバ~っと出てくる。だから、150メートルもの煙突を立てて、そこから出しちゃうんだそうです。おいおい!

2800度でないと溶けない瀬戸物のペレットを、硝酸で溶かすって・・・なんか錬金術みたいですが、いったい誰がこんな作業するんでしょうねえ?

しかし、この再処理施設、事故続きで運転されてません。とりあえず3000tの使用済み核燃料を保管できるようになっているのですが、これがもうすぐ一杯になってしまう。

ホントだったら、ジャンジャン再処理して、プルトニウムを取り出して、つい先日大手術した「もんじゅくん」で「増殖」させるシナリオなのですが、再処理でスッ転んで、「もんじゅくん」に至っては、責任者はもう2人も自殺してるし、1キロワットも発電しないまま「西のどら息子」なんて呼ばれている鼻つまみ者。

だから、再処理は全然進んでないから、保管する場所がなくなっちゃう。でも100キロワットの原発を1年稼動させたら、1tの「使用済み核燃料」が出来る。これが建て屋の中のプールで冷やされているんだけれど、こんなもんまで今回の地震と津波で溶融しちゃってるわけです。

ひえ~。

なんか、もう終わりやんか!どう考えても。

あ、この講演ではもんじゅの話しは出ませんけど、もっと怖い話しを先生は質疑の時に言っちゃった。

お話しはいつも素晴らしいのですが、音声が聞きづらいところが少なくなくて、聞くのは大変なので、質疑応答のところだけでも聞いて下さい。
1つ目のビデオの2時間過ぎた辺りから始まります。

東京で子どもを育てちゃいけないっていうお話しなさいます。東京といっても広いので、一部のホットスポットのことだと思うのですが(そう思いたい)かなり線量が高い、つまり、チェルノブイリの時の強制移住と同じくらいの線量のところがあるんだそうです。

まあ、ご自分で聞いてご判断ください。
安全なところなんかなくて、もう世界中が汚染されているってこと、忘れないようにしながら、自分が何をするのか考えないといけません。

今日は東京電力の株主総会でしたね。

株主総会ツイッターによる実況をまとめて下さった方がいます。
岩上安身氏、木野龍逸氏、郷原信郎氏による、6月28日「東京電力株主総会」実況まとめ
まあ、読んでみて下さい、呆れます。

明日は中国電力の株主総会。祝島から100人くらいの方が本社前に集合なさるのだそうです。
中国電力株主総会へのアピール行動のお知らせ:6月29日(水)

小出先生は祝島の方が「海も空気も汚染されているのだから、祝島のヒジキなんかとっても良いもんかどうか?」と心配なさったら、「西日本は汚染が少ないのだから、放射能汚染の少ないヒジキを子どもに食べさせてあげて下さい」とおっしゃってる。
小出裕章×山戸孝×小林武史 祝島で語る「今、おきていること。これからのこと」

だから、汚染の少ない西日本は死守しないといけないってことなのよね!
中電さん、眼を覚まそう!

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