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『精神科養生のコツ」気功。day21

この本もやっとっと大詰め。メインコースにさしかかりました。

背中を半分割にして、身体の芯をリラックスさせて、姿勢を整えたところで、そこに気を通すわけです。掌からはだれだって気が出てるので、それを利用して“手当”をするわけです。

身体の中心に気を通す。
掌を脳天と股間に置いて、背中の割れ目を通して気を送るのですが、右手と左手、どちらを頭に置いても良いわけじゃなくて、どちらが気持ち良いか指テストして決めます。たいていは左手が頭の上に乗せるのが良いそうですが、10%くらい逆が良い人がいるそうですし、コンディションによっても違うらしいです。また、気分を鎮めるには左手が上がよく、気分を揚げるには右手を頭に置くのが良いそうです。いずれにしても指テストで身体の具合を聞いてみた方がよさそうです。

で、手を正しい位置に置いて深呼吸。ここではやっぱり背中呼吸&会陰呼吸が良いんでしょうね。そうすると胸のあたりがすーっと涼しく軽い感じになるそうです。胸のチャクラを開くという感じなのか、詰りを取るだけなのか、ここでは精神科養生ですから、スピ系の能力を開くというよりは、身体と心を縛る制限を外すことが目的になっていると思われます。慣れてきたら片手だけでも効果があるそうで、電車の中でもお尻の下に手を敷いて背骨に気を通すことが出来るそうです。

からだの中心を開ける。
先ほどの身体に気を通す方法だけでは充分に身体の詰りが取れない人、心身の状態が良くない、ストレスが多い人に有効な方法だそうです。
脳天と会陰を開ける。
これは、頭のてっぺんに手をかけて、前後方向にえい!っと頭を真ん中から引きはがす、次、左右にえいや!と引きはがす。いや、比喩です。引きはがすような気持ちで、頭のてっぺんを開ける。それぞれ1回でいいそうです。おまじないのようなものかもしれませんが、これは気持ち良いし簡単だから、いますぐ騙されたと思ってやってみてください。

ね、気持ち良いでしょ。

頭の次は股間です。
椅子に腰掛け、両方の股に手を置き(前側から)骨盤を左右にえい!っと開く。この時腰を椅子から一瞬浮かすといいそうです。こちらも1回で股間の詰りが取れるそうです。うーん、これは深いです。股間というのは日頃なるべく意識せずに生活しているけれど、腰回りはいろんな感情を溜め込んでくれるところだから、このあたりを解放するワークというのは大変重要です。

胸の詰り
胸も詰りやすいところですね。
詰りを自覚している人は、詰りを取ろうとするところに右の掌を置いて、左手で拳骨を作って、右手の甲の上にのせ両手で身体の中に押し込む。すると肩が前に出る。その姿勢で左手で右手の上をドンと叩く。叩いた衝撃が背中側の背骨に伝わるくらいの強さで叩くといいそうです。

このみっつをセットにしてからふつうの姿勢に戻ってからだの「気持ち良い」感じを観察するといいそうです。気持ち良くなってるから。

身体の詰りがとれたら天地の気は自然と身体を巡るんだそうで、自分でわざわざ気功をする必要などないそうです。

掌の癒し。

右手は身体の左側、左手は身体の右側を癒すんだそうで、身体の悪いところは反対側の手で撫でたりさすったりするほうが効果が高いそうです。
頭も疲れやすいので、手を交差させて頭を抱えたりゆすぶったりすると、頭がとても楽になるそうです。パートナーと向き合って、それぞれの手で頭や顔を包み込むというのもとても効果があるそうです。考えただけで気持ち良いですね。

というわけで、困ってしまって頭を抱えるような事態になった時は、手を交差させて頭を抱えてからパワーチャージして難題に取り組めば良いってわけです。

なんとも奥が深いからだの養生です。


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