マハーブリプラムでカプチーノ。そしてチェンナイまで戻る。

マハーブリプラムはすごく暑くて、風が強いので日傘もさせず、ヨレヨレになってお宿の近くのカフェに入ったら・・・

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こんなすごいエスプレッソマシーンを備えたカフェでエアコンもいい感じで効いていて、田舎町なのに観光地はすごいなぁ。

マシンはオーナーらしきお兄さんだけが操る。こんなところでカプチーノが飲めるなんて、インドって奥が深い。

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この街は外国人サーファーがくるところのようで、ボディーボードを持ってリュックをかついだ白人女性なども見かけました。

朝の散歩のときに出会ったのがベンガル人の一団。
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その話しはこちら→ついベンガル語に反応してしまう。
おばちゃんたち、無事に家に帰ったかなぁ?

インドってどんなところでも普通の生活の中に旅行者が紛れ込んでいるという感じなのですが、ここは街の中全体がツーリストの街!という感じで、レストランで働いている人たちもインド東北部から来ているネパール系とかナガとか、タミル語は話さないけど、ヒンディー語と英語できます、という感じの人が多かった。レストランもホテルも外国人向けとまではいわないけれど、旅行者が沈没しそうな気配のある街でした。

というわけで、またバスに乗ってチェンナイに戻って、まずは博物館。
連れ合いは30年前にチェンナイの博物館にきて、木彫のコレクションがすごい!と感動したらしいけれど、それらしい展示はなく・・・真鍮の展示は展示方法も素晴らしかった。エアコンも効いていたので、ブラスコレクションは博物館の目玉なのでしょう。

とても広い博物館、展示も棟によって別れているので敷地自体がすごく広い。なぜかいろんな人が中庭でお弁当を広げて食べているのがよくわからなかったけれど、学生さんのような人もいれば、勤め人風の人もいて、あのような広大な施設のわりにはキャンティーン(軽食堂)がなかったり、と広すぎてよくわからない。

博物館を出て、タクシーを捕まえようとしていたところで、夫が酒屋を見つけてお買い物。

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インドでお酒はドラッグ扱いなので、こんな感じでひっそりと売られている。

夫の買い物が終わるのを待ってる間に博物館の壁の写真。めちゃ広いねん。

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バングラデシュ邦人殺害のニュースについて思うこと。

だんだん頭がボサボサになってきたけれど、カットに行く気がしないのは、前回カットに行った時、美容師のお兄さんが”武器売れないと不景気で困りますよねえ”となぜかいきなりの話題を振ってきたからかしら?

その後、その話しに乗ってこないサヨクとでも思ったかどうかは知らないけれど、実にくだらない変わった女性、ヤバイ感じの女性の話しを延々していた。

ちなみに、美容師さんは広島の人だから家族、身内、友人親戚原爆の被害にあってない人はいないだろうけれど、武器が売れなくて日本は不景気で大変だと思っているようで、武器が売れないから不景気だという話題が美容院にくるお客さんと共有できると思っていることに少なくないショックを受けた。

そのショックがついに実現しちゃったのが今朝のニュース。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151004-00000505-san-asia

バングラデシュの北部ロングプール(記事によってはランプルと表記されているけれど、現地語の発音ではロングプールになる)

ほんの数日前、ダッカのグルシャン、大使館や公館、が集まり、外国人がたくさん住んでいて、高級レストランもいっぱいあるような、日本で言えば麻布か広尾みたいな場所をジョギングしていたイタリア人もバイクに乗った何者かによって射殺されたばっかりで、ISが声明を出したとか、はっきりと背景がよくわからない事件があったばかりで、日本人が犠牲になった。

バングラデシュはよく治安が悪いんじゃない?と言われるけれど、路上強盗やひったくりはあるけれど、特に外国人を狙ったものではなく、いきなり射殺、しかも外国人狙いなんて事件はなかった。今年になって無神論者のアメリカ在住バングラデシュ人の作家が路上で惨殺された事件もあったけれど、特定の個人に対する犯罪で通り魔や大雑把な属性を対象としたテロとは違う。

だけど、今回の事件は日本人であったから問答無用で殺されてしまった。

間違ってもらったら困るけれど、バングラデシュはとても親日的な国で、わたしは個人的に女性であることで不自由な思いはするけれど、日本人だからという理由で恐ろしい思いをするようなことは1度もなかった。

何が星さんの命を奪ったか明白だ。武器を輸出するためののなんたら庁など作って、武器が売れたら景気が良くなると能天気に考える人たちがいるからだ。

誰が武器を売るんだ?現地にいる商社員じゃないか。商社員は大都市のセキュリティーのしっかりしたところに住んで、車で移動するので狙いにくい。狙われるのは旅行者や星さんのような NGOワーカーだ。商社員も自分たちだけで商売ができるならやってみるがいい。現地でフリーランスで動く日本人がいないと何もできない、酒も買えないだろう。

イスラム教国はパキスタンやバングラデシュだけじゃない。インドネシアもマレーシアもブルネイもイスラム教国。フィリピンだってイスラム教徒はたくさんいる。これからは日本国内はもちろん、世界中で働いたり旅行する日本人は標的になる。

そんなリスクを抱えて武器を作って世界中に売りたいというなら頭がおかしいとしか言いようがない。なんで広島の美容師のおっさんまでが武器が売れないから景気が悪いというのか?

これまで確かに朝鮮特需(朝鮮戦争によって武器以外の需要が増えてなんでも作れば売れて景気がよくなった)とか、ベトナム戦争特需(これも武器は作らなかったけど、他のものがなんぼでも売れて景気が良くなった)というラッキーがあったことは否定しないけれど、それでも、一応体裁だけでも表向き平和国家で、非核三原則で、武器商売には手を染めてなかったのに、これからはやりますよ、と水色にきれいなロゴまで作って、なんやら庁までつくって売る気満々、人殺しする気満々。おかげでバングラデシュ在住の日本人は日の丸を隠して、怯えながら仕事をし、生活をしなければいけないくなった。

もちろん、今回の事件、便乗ISの犯行だと信じたいけれど、付け入る隙を与えていることは否定できません。

いくらお金を政府にばらまいたって、人々は「あのクソ政府に大金渡しやがって、日本はなにをやってるんだ!」と思われている(実際安倍首相の訪バの後バングラデシュ人に言われた)。

素晴らしいアベノミクスの成果、これからジワジワくるわよ。新三本の矢とか、早速一本当たったわけです。

先日の日比谷公会堂の集会、すごい大きな集まりだったみたいですね。
上智大の中野先生のお話、すばらしかったです。

安倍政権 NO ! 1002 ★ 大行進 (04) 中野 晃一 [ 2015.10.02 ]


日本は原爆の焼け跡から、空襲の焼け跡から、武器を売らずに立ち直り、SONYやTOYOTAで世界を豊かに、世界の人たちに貢献してきたのです。これからも技術と文化でやっていきましょうよ。それこそが日本人の誇りじゃないですか。外国に行く時、着物を着てレストランとか博物館に行きたいじゃないですか!ビューティフルな着物は平和な日本があってこそなんですもの。

バングラデシュでお亡くなりになった方の無念を思うと本当に残念です。ご冥福お祈りいたします。

そして、バングラデシュ在住の友人知人のみなさまのご無事を祈るとともに、彼らの無事を保証するのは日本にいるわたしたちなんだと強く思ったのでした。

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チェンナイうろうろ。

さて、気を取り直して・・・・3人くらいの人が楽しみにしてくれている旅行記もそろそろおしまいが見えてきました。

チェンナイは大きな街なんだけど、あんまり街歩きが面白くないので市内電車に乗ってジョージタウン(英領時代の古い町並みが残っている問屋街)に行ってみることにした。

市内電車は一部高架になっていて、新交通みたいなものかしら?と思ったら、広軌道(列車の幅が広い)の国鉄の三等列車がそのまま走っていてびっくり。この電車、朝夕は通勤ラッシュになるそうです(写真不可)
どこまでいっても5ルピー。

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こんな古い建物がたくさん残っている。

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イラン人茶屋。建物自体もペルシャ系の人が建てたもの。ムガール王朝は公用語がペルシャ語だったくらいだから、ペルシャ人たくさんいるわけです。

お昼を食べた後(その話はまた別のとき)、食堂の写真を撮っていたら、隣はアルメニア教会だった。

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運良く見学可能時間。管理人らしき人はインド人。アルメニア人はまだいるのか?と聞いたら、誰もいない。わたしが管理してるだけです、と言っておられた。ダッカのアルメニア教会はアルメニア人の管理人が常駐していて、アルメニア人もまだ数家族残っている。

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お墓が敷石みたいになっているのはアルメニア教会の特徴でしょうか?ダッカの教会も同じです。

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チェンナイのアルメニア人、どこへ移っていったのか、少々気になります。

最終日の夕方、ちょっと時間が余ったので、チェンナイ一番のお寺、カパーレーシュワラル寺院に挨拶しに行くことにした。
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お世話になりました。無事旅行が済みそうです。

お寺の中で踊りのコンテストだか発表会をやっていた。

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なんか中途半端な大都市であんまり面白くないところだな、と思っていたけれど、最期にお寺にご挨拶に行ったのが良かったのか、とても気分が良くなりました。信仰してないお寺なんか行ってもただ見学するだけで面白くないって思っていたけれど、やっぱり土地の神様にご挨拶をするというのは大事なことだなぁ。

なかなか味わいのあるチェンナイでした。

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南インド食堂いろいろ

個展が近づいていて、ブログの更新が滞っております。インド旅行記も早く終わらせなくっちゃ・・・

15年ぶりくらいのインド、しかも南インドは初めての旅行でした。
南インドというと、アンドラ・プラデシュ州、タミルナードゥ州、ケラーラ州、カルナータカ州の四つの州をひっくるめた呼び名です。北インドや東インドでは州をまたいでも主にヒンディー語だったり、ベンガル語でだいたい通じたり、いく先々で言葉が違うと感じないのですが、南では文字も言葉も違うので、EUみたいなものかしら?という気がしました。例えば州が変わると携帯電話のSIMが使えなくなる(またはローミングになって高くなる)ようで、空港の通信会社カウンターが賑わっているのを見たりしました。

で、インドといえばハエだらけの食堂か制服を着た給仕が慇懃にサーブしてくれる高級レストランという印象ですが、時代は変わった。

まずカウンターでメニューを選んで食券を買って、料理をカウンターまで取りに行って、ステンレスや大理石のテーブルで食事をする、というスタイルの店がありそんなお店はどこも大流行り。椅子のない立ち食いのテーブルもあって、スマホを持った若いビジネスマンや学生がサクっと食事をする、という感じ。

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バンガロールの食堂、プリ(揚げパン)にミニサイズのパパド(豆の薄焼きせんべい)それにおかず色々。確かにこのお店は美味しかったけど、ご飯の盛りが素晴らしくお腹いっぱい。

食堂を探すとき、ちょっと身なりのよさそうな人やちゃんとした店構えのご主人などをつかまえて、”ちょっとすみません、この辺りで食事をしたいのですが、どこか良い店ご存知ないですか?”と聞いてみる。すると、あまり外れない。

バススタンドや旅行者が集まるようなところで食べるのも楽しいけれど、ビジネス街などで普通の人が食事をする店は、ちょっとこんなところ見つからない、と思うような場所にあったりして、知ってる人しか入れないような感じがします。

ヒンドゥーの人は自分より下のカーストの人が作った料理は不浄なので揚げ物以外食べられない(だからスナックは揚げ物ばっかり)ので、ハイカーストの人たちは誰が作ったかわからない食べ物は食べられないという信じられないような不便があるので、ハイカースト用の食堂があって、だいたい清潔で美味しいのです。

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ホテルの朝食で出てきたドーサ(米粉と豆の粉を混ぜて発酵させてから焼いたクレープ)。このドーサは薄いパンケーキみたいな感じで、サンバルとココナツのチャツネで食べる。このホテルは安めの中級ホテルだったせいか味付けが辛め。今回旅行中にあまり辛いものを食べた気がしないので、南インドは辛さマイルドな感じです。

マイソールで食べたドーサはパリパリ系。
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上に乗ってる白いのはココナツのチャツネ。ドーサの中にはジャガイモのカレーが入っている。だいたいどこでも炭水化物中心です。

ケラーラ州のコーチンは海の近くなので魚だ魚!。ツアーの予約や銀行に行った帰り、また例によって道行く人に教えて貰ったお店の定食。

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魚はカツオみたいだった。ケララの料理はココナツミルクが入っています。あと、ビーツの料理もある。どうやら赤い食ベものが好きらしい。

高級系でも定食はお手頃価格。
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ココナツミルクでコッテリ。

コーチンで魚市場を散歩していたら、すごい人だかりの屋台を発見。

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みるみる料理がなくなる。しかも美味しそう。お昼はここで食べよう!と出かけていったらもうあらかたなくなっていたけれど、今回の旅行で一番美味しかったのはこの屋台だったなぁ。インド旅行中には食中毒が怖いので、だいたいベジ料理しか食べないのですが、回転の良さそうなところはノンベジも頂きます。
(青テントの下だったので写真は省略)

ケラーラからタミルナドゥ州に移動。
マドゥライの食堂はさすがに美味しかった。やっぱり歴史のある町はご飯も美味しい。

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ここは良かったなぁ。3回くらい通いました。

そしてチェンナイでは・・・食べ物はあんまり美味しくないなぁと思っていたけれど、ジョージタウンを散歩していて、ハイコート(高等裁判所)の近くでこれまた例によって教養のありそうな人に”ちょっとすみません〜”と教えてもらった店はびっくりした。

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白黒の服を着ている人は法曹関係者。女性も結構いらっしゃる。

この店の中が椅子席ゼロ。カウンターでメニューを選んで、食券をもらって、カウンターで料理を受け取るスタイル。狭いテーブルの間を水を配る給仕と皿を下げる給仕が歩き回っていて、空いた場所を見つけるのも一苦労。

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これはチェンナイで一番美味しい定食でした。いや〜、びっくりした。女性のお一人様もお食事なさっていて、いや、驚いた。

だいたい定食についてるヨーグルトが美味しいお店は外れがないのですが、それってスープの美味しい店は外れないってのと同じかもしれません。

南インドのお料理、日本でもブームになりつつあるようですが、ベンガル料理の美味しさにかなうものではないけれど、お米と豆の独自の世界がなかなか楽しい南インド料理でした。

しかし・・・ベジタリアン料理といっても主に豆と芋。日本人のように菜っ葉をワシワシ食べるということはなく、ベジタリアンだからって身体にいいとか、ヘルシーとかってちょっと疑問かもなぁ、豆、芋、米、油 油はインド料理の中では少ないですが、ワダというドーナツ型のがんもどきみたいな揚げ物大好きで、みなさん定食にトッピングして召し上がってます。

インドの衛生状態が改善したのか、南インドは昔からそうだったのかはわかりませんが、お腹も壊さず、便秘もせず、お腹環境は快適でした。

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インドでの伝統衣装世界からあらためて日本の着物の未来を考える

インドを中心とする南アジア地域は伝統衣装が男女共に普通に着用されている社会で、未開の地ではなく、宗教的な理由ばかりでもなく西洋衣装と混在しながらも伝統衣装が普通に着られている地域は少ないのではないかと思います。

宗教的な理由はもちろんあるんですが、例えばヒンドゥーの男性の正装の腰巻ドーティーと普段着のルンギの違いはあっても伝統衣装が宗教的な理由を超えて当たり前の衣服として今も普通に着用されています。

女性の衣装でいえば、インドは肌や身体の線を見せることに寛容なので、イスラム圏よりも西洋衣装率が高いですが、それでもサリー着てBMWを運転する奥様もいれば、サリーでバイクやスクーターにまたがる奥様もいらっしゃるし、パートナーや家族のバイクの後ろに横座りしている姿も当たり前に見かけます。

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スクーターの奥様後ろのひらひらは前に持ってきて挟んで危険がないようにしています。

つまり、伝統衣装はごく普通に着られているのです。

わたしは日本の伝統衣装である着物の伝統はもうすっかり死んでしまったと思うのは、南アジアのように伝統衣装がファッションとして普通に生きてないと思うからです。

たとえば、伝統衣装に流行がある、と日本で話すと驚かれます。バングラデシュでは毎年イード(イスラムのお祭り)のころになるとファッションコンテストがあって雑誌では今シーズンのトレンドや各ブランドの新作を発表する大特集を組みます。インドでもイードでなくてもなにか服を新調する時期にはこんな特集が組まれることでしょう。

道端で見かけた広告
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女神像と変わらない。さすがにヒダがきれいにとれています。この腰からななめにカーブするヒダがサリーの素敵なところです。そして後ろに布が垂れて、この背中の布の部分をアチョールと呼びますが、ここにきれいな模様が入ってることが多い。
後ろに長く垂れた美しい布が黒髪とともに揺れて、風になびく。後ろ姿がきれいなんです。もちろん、インドは世界一の美形国なので、前から見てもきれい。

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銀行でお祭りの準備をする女性。ケララ特産のサリーを着て正装しています。木綿のものでも伝統的な手織り布は正装になるんですね。

そしてこちら。
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巡礼のおばさんたち。普段着の木綿のサリーを着てくつろいでいるところ。おじさんも普通の伝統衣装姿です。

上等の正装用のサリーと普段着サリーは長さが違うくらいでしょうか?巻き方は最初の上の3枚は同じ巻き方、最後のくつろぎ着はベンガル人の庶民が家の中で着る巻き方です。

サリーは暑いし動きにくいから着ないという人もいますが、西洋衣装よりもサルワール・カミュージュとか、パンジャビドレスといわれるワンピースにズボン付き、胸には長いスカーフという衣装を着ます。これはパンジャブやパキスタン方面の伝統衣装でこちらの方は細身になったり、丈が変わったり、と結構はっきり流行があります。

サリーとパンジャビドレスを合わせたら女性の伝統衣装率は80%を超えるんじゃないでしょうか?学校の制服も子供以外は伝統衣装風のツーピースになります。

インドにこれだけ伝統衣装が残っているのはインドがまだ遅れているからだ、と考える方もいるかもしれませんが、わたしはそんな風に思えません。

ガンジーが糸紡ぎをしてイギリスから独立した運動は糸紡ぎというシンボルに象徴されるように、伝統衣装の力を知っていたのだと思うのです。

ガンジーは腰巻と杖と肩からかけた一本の紐の姿で、これを見るとよく知らない外国人は無所有とか、清貧なんてことを考えるでしょうが、あの姿はブラフマンの姿で、彼のカーストを表していて(紐は聖紐)清貧ではなく正装なんです。

だから南アジアから伝統衣装を着る人がなくなることはきっとないだろうな、と思った今回の旅でした。

布の聖性を尊ぶのは解けば8枚の長四角の布に戻る着物にもその精神が引き継がれていると思います。だとしたら、着物の未来はガンジーが説いたアヒンサー、非暴力不服従の精神を包む衣装になるのだと思うと着物の未来が見えて来るような気がします。

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最近涼しくなったので、座り仕事のときは着物で作業。延々とボタンホールを縫ったのでした。

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伝統衣装の不便あれこれ。

着物を着ていてどうにも あ〜!じゃま!めんどくさい!!と思うのがお袖が長いこと。

いったいどうしてこんなじゃまなものが付いているのか?タスキをかけたら脇に挟み込むみたいになって暑いし、うっかりすると袖がブラーンとコンロの火の上に落ちそうになる。
このお袖がなければ帯だろうが裾がマキシ丈だろうが、大した問題じゃないんだけどって思う。

んじゃ筒そでならいいか、というと・・・それじゃツマラナイ。

伝統衣装天国の南アジアに目を向けてみると・・・

西洋衣装よりだぶだぶで涼しくて楽チンなシャルワール・カミュージュ(パンジャビドレスという人もいます)。

これ、確かに楽なんですが、長いスカーフがたいていセットになっていて、このスカーフは胸の膨らみをそれとなく隠すという大事な機能があるんです。
女子学生などは肩のところで安全ピンで留めたりして、落ちないようにするのですが、大人はピンで留めないのでずれ落ちるし、暑いし、あーいらいら。家の中では外しますが、お客さんが来た時などは一応首から垂らすだけでも着てますよ、という振りをしないといけません。


インドではそれほど厳格でなく、このスカーフを省略して外出する人もいるけれど、なんか上着を忘れて出てきちゃった感じ。

今回のインド旅行でもワンピースにスパッツやトルコパンツをはいて、スカーフを垂らしていたけれど、暑い。じゃま。だけど、このスカーフがひらひらするのがきれいで楽しい(自分じゃ見えないけど)

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スカーフがぴらーん。

サリーだって無駄に長い布をヒダにするから暑いし、背中の布がピンで留めていないとズルズルと落ちてきてじゃま。実際南アジアではサリーに料理の火が移って大やけどしてしまうという事故が絶えない。でもそのヒダが揺れて風になびいて美しい(本人は見えないけど)。

西洋衣装だって身体に悪いばっかりのハイヒールとか、男性の意味不明なネクタイとか、そういう無駄があるところに布の美しさが着る人の魅力を引き立てるような作用があるのかもしれません。

そういえば、機能一点張りのスポーツウェアを着て暮らすなんてまっぴらごめん。

着物もお袖が動くたびにチラチラするところやお袖を押さえる身体の動きなんかが着物特有のええ感じを表現するような気がします。
そう思ったら、お袖がじゃまとか言わず、お炊事の時は前掛けの紐とタスキでお袖を押さえて過ごせばいいのね、と思ったのでした。

だからわたし割烹着があんまり好きじゃないんだ。普段だってエプロン使わないもんな。
お袖を燃やしてしまうということだけはなんとか避けたいと思います。
元禄袖の上っ張りほしいなぁ。

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岡山までバイオリンを聴きに行く。

個展前でそれどころではないのだけれど、バイオリニストの永井由里さんが招待券を送ってくださったので出かけてきた。

由里さんのバイオリンはいつもお聞きしてるけど、あれは練習なんだそうで、ちゃんと衣装をお召しになってのコンサートは初めてです。

お出かけは着物。わたしはどうしてもファストファッションよりもスローファッションのほうが着ていて落ち着く。無印の服も着るけれど、なんかこんなもの着ててごめんなさい、っていう感じであちこちに申し訳ない気がします。

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着物はいつぞや購入したベンガル地方の刺繍の柄プリントの小紋。
グレーの着物って初めてで、なかなか合う帯がわからなくて、こちらも何時ぞや購入した綴れ帯をしめてみた。

コンサートが始まるまでにお昼を食べたり、散歩をしたけれど、着物の人は一人もお見かけせず、広島のほうが着物人口多いかも。そういえば、着物を着ていてジロジロ見られるということも少なく、着物への関心も広島のほうが高いような印象。

岡山ルネスホール。

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銀行の建物を改造してホールやカフェになっている。

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ピアノはスタンウェイだ。

演目はシベリウス、クライスラー、ピアソラにバルトーク。シベリウスのヴァイオリン協奏曲をピアノとデュオでの演奏には大変感銘を受けました。

由里さん、素晴らしい時間をありがとうございました。懇親会にもお誘いいただいたけれど、いろいろと仕事もあるのでとっとと帰ってきてしまいました。

広島から岡山まで往復で350キロくらいのドライブ、暑くもなく寒くもない着物日和でした。

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シェルターとしての衣服

わたしは主にウールを紡いで布を織っています。
布だけ作っても仕方がないので服にするのですが、洋服のカタチというのが曲者で、布の命が全うできるような服と考えるとなんだか民族服っぽいものになってしまう。かといって、カチっとしたスーツにするのもなんだかなぁ。

スコットランドのツイードで作るジャケットは20年くらい着て、えりなどが擦れてきたら(一番擦れる肘は最初から肘当てをつけて保護してある)裏返しに縫い返してまた20年くらい着るんだそうですが、ジャケットを着るという伝統がある。伝統衣装と布の関係は、着物のように3代着れるということはないかもしれないけれど、一枚の服を20年も30年も着れば布にとっても本望でしょう。

わたしの服も冬限定ではあるけれど20年を過ぎると袖口が擦りきれ、肘が抜けてあ〜、よく着たな、お世話になったな、と思う。

ウールを手紡ぎして織った布でできた服は軽くて暖かく、そして蒸れないので寒くなる10月半ばから5月くらいまでずっと着ることができる。少々の雨なら濡れても中まで染み込まないのでいいのだけれど、風が吹くとちょっと寒い。

今年の2月にダッカで滞在制作した折にフェルトの服を何着か作ったことから着想して(ってほどでもないけど)ホームスパンででっかい服を作って縮めたら面白いものができるんじゃなかろうか?と思った。

布で縮めて縫うと洋裁で作る服と同じなのでおもしろくない。縫い目をフェルトさせてくっつけることで、服を作るというよりも、フェルトで服にするのと同じプロセスでしっかりした上着ができそうだ。

ちょうど安保法制の反対デモが冷たい雨のなか続いていた時期、雨が降ってもコーアンに突き飛ばされても身体を守るようなシェルターみたいな上着ができるんじゃないかしら?

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(仕上げ中の図)

トルコの羊飼いがフェルトのマントを着て放牧の旅に出るんだそうですが、放牧しながら草原でこのマントを布団代わりにして眠るんだそうで、服であり家でもあるんです。

そこまでヘビーデューティーでなくてもそんなテイストの服が必要な時代かもしれないなぁと思うのです。

展覧会のお知らせはこちら→http://penguinkitchen.blog54.fc2.com/blog-entry-2375.html

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「シドニー子育て記」ーシュタイナー教育との出会いー

フェルト作業のいいところは本が読めること。糸紡ぎや織物だと両手も目も塞がっていて本が読めない。

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こうやってローリングする時にゆっくり本を読みながらコロコロしたら、ウールはいい感じにフェルトになるし、わたしもいい感じで本が読めて一挙両得!

甥っ子も小学校入学が見えてきて、弟たちがシュタイナー学校も視野に入れていると聞いて、いきなりシュタイナーですか?と伯父さん伯母さんも慌てて勉強。

美味しんぼの原作者、雁屋晢さんがオーストラリアに住んでいるのは知ってたけれど、移住の理由が子供の学校だったとは知らなかった。それもシュタイナー学校に入れるためじゃなくて、シュタイナー学校に入ったのは偶然の人の縁が始まりでそれまでまったく知らなかったというのだから人生は面白い。

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(朝晩冷えてきましたね〜。ちょっと寒いんで、いつぞや洗って縮んでしまったシルクウールを丹前みたいに着ています。裾がちょっと長いので足首もあったかい〜)

オーストラリアに行ったのは上の子(男女の双子)が小学校の4年のころ。このまま日本で教育を受けさせて受験させていいもんだろうか?というのがことの発端。アメリカの学校を考えていたけれど、アメリカは滅茶苦茶だ!ということでいろいろ調べるとオーストラリアは案外いいんじゃないか?となったそうです。

ま、移住の過程も面白いのだけど、シュタイナーです。

だいたいこのてのオルタナティヴはハマってる人のポジティブな情報か、アンチな人のネガティブな情報しか出てこなくて、冷静に検討してる人には”実のところどうなのよ?”という肝心なところがわからないものですが、さすが、雁屋さん。かなりハマってる系に傾いてはいるし、オーストラリアという環境が”んで、日本の場合はどうなのよ?!”というところは割り引いて読まないといけないけれど、雁屋さんの子供4人が通ったシドニーのグレネオンでの教育内容について、実際の子供たちの感想や進路など、とても詳しく解説されています。

日本とオーストラリアの違いは、日本では学校として認定されてないので、通学定期も学割が使えないとか、学費が高くなるとかの経済的な問題の他、高校卒業資格の認定の違いが一番の問題だと思われます。

オーストラリアは英連邦なのでイギリスやインドと同じシステムでHSCという全国共通テストがあって、この点数でOでAレベル、と分類されてその先の進路を選べるという合理的&残酷なシステムになっていま 

訂正:10年が終わった時点でSSCテストに合格したらOレベル、12年が終ってHSCテストに合格すればAレベルとなり、得点によってグレード分けされて進学できる学校や学部が選べるようになっています。ただし、わたしの理解はバングラデシュベースなので、オーストラリアでは若干違うかもしれません

日本の学校みたいな単位認定とかないから、どんな学校で勉強してもHSCを受けたらテストの結果なりの高等学校卒業認定となるのですが、日本の場合は大検を受けるか、個性的な学生を受け入れる大学にAO入試などで入って大卒の学歴を手にいれるか、そうでなければ中卒(実際には義務教育期間は地元の学校に籍だけ置いて不登校状態のまま義務教育終了&卒業ってことになるようです。)になっちゃうわけで、これは人生の選択を考えた時かなり不利になるのではないかと思います。

で、オーストラリアのシュタイナー学校も12年目にはHSC向けに試験準備というクラスがあるんだそうで、みなさん、それなりに良い成績を修めるんだそうです。

んで、学歴問題をクリアしたとして、日本だったらどうなのよ?というのが悩ましいところです。日本の子供は基本的に日本の社会の中で生活していくのだから、日本社会でそれなりに居場所を作れないと生きるのは大変かなぁ、というのがわたしの一番の心配。

でも、自分自身を振り返ってみたら、クソみたいな高校に3年我慢して通い続け、クソみたいな大学を出て、人生の大事な岐路での失敗はいろいろあるけれど、それは結局が自分が自分自身や自分を取り巻く現実ときちんと向き合わなかったために引き起こした問題で、その問題を教育の問題に置き換えることは問題の本質を見誤るように思います。

自分以外の人や子供たちをみていたら、どんな困難な状況であっても、どんな学校でどんな教育を受けたとしても、結局はその子、その人本人の持っている能力、才能、運、人脈などで乗り越えていくものだから、命の危険に晒されるような状況が起こらなければ、地理的、経済的に無理のない範囲で行けるところに行けばいいように思います。

自分が子供時代をやり直せるならシュタイナー、行ってみたいなと思いますが、親が子の最善を思って苦労して通わせた学校が、当人にとっては苦痛でしかなかった、というのは弟自身のストーリでもあります。

だけどねぇ、人間ピラミッドの事故なんかみたら、あんな全体主義的なことをさせる学校には通わせられないわよね。今日本の子供に一番必要なことは、外国語の学習ができて(英語に限らない!)自身のアイデンティティーを保持したまま異文化の人とコミュニケーションが取れて、どんな環境でも暮らしていける柔軟さとタフネスこそが必要だと思うのです。


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シェルターとしての衣服 メリノのロングベスト。

ウールを洗ったら縮むのは、繊維同士が絡まってフェルトになってしまうから。
ウールを洗う時に優しく押し洗いして、こすったり絞ったりしないように気をつけるのは、お湯に浸かって毛穴じゃなくてウロコが開いた状態で、石鹸で滑りが良くなったところに圧力が掛かったら、繊維がそれぞれ動いていってフェルトになってしまうんです。

木綿や絹の着物を洗って縮むのと、ウールが縮むのは物理的に全然違うことが起こるわけです。もちろん、ウールだってもんだりこすったり絞ったりしなければ縮めずに洗えるんです。もちろん、布の状態でギューギューに引っ張ってある場合は水に浸けると木綿も絹も同じですが、元に戻ってしまいます。

で、ウール生地の仕上げはフェルトする性質を利用して、縮絨という仕上げをし毛織物独特の風合いを出すのです。この縮絨の具合が難しいところですが、普通は織り目が分からなくなるほど縮めることはありません。

今回作っているシェルターとしての服はフェルトメイキングレベルで縮めています。25%くらいは縮めます。織物になっているので地の目が狂わないように、真ん中ばっかり縮まないように、左右に差がでないように気をつけます

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ポケットも先付けしてフェルトにしちゃいます。フェルトするので切りっぱなしですが、縫い目は少し重ねて共糸で縫っておきます。服のかたちにしてあとはローリング。

メリノの梳毛で織った布。メリノは縮絨が進みやすく、着ているうちに脇のところが縮んでしまったりして、風合いはいいけれど、ブラウスのように着るには難しくてどうしたものか、と考えてた。

一頭の羊の毛なのに色によって縮み具合が違うところも面白い。

教室の時に仕上がった服をモデルさんに着用してもらいました。

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おれ、イケてるぜ〜!な感じ満載です。
あ、いえ、出来上がったものはもうちょっとエレガントな感じなんです。襟付きですが、着物にも着れます。これはウエストシェイプデザインなので帯の上から着れるのは細い人限定かもです。

布のまま持っているよりも着るもののかたちになったほうがいいなぁ。
何年越しかわからないくらいですが、ようやく服になって布も喜んでいます。

布に命を与えるのはその布を使う人だと思うのです。

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温亀の季節。

朝晩ひんやりしてきて、夜なんかうっかりしてたらお風呂から上がって浴衣一枚でウロウロしてたら寝る頃にはすっかり体が冷え切ってしまいそうです。かといって、袷の色無地着物を着るにはまだ早そうだから、浴衣の上にシルクウールの着物を丹前みたいに着ています。

冷めた身体で布団に入ると、お布団の中がまた冷たい。個展準備で衣替えができず、布団もまだ薄いウールの布団に毛布という中途半端なシーズンの中途半端な仕様。

このところの制作のテンションで午後に中国茶を飲んだり、夕食後にコーヒーを飲んでしまったりして、寝る時間になっても目がギンギンになって、ちーっとも眠れそうな気がしないのです。

ところがお布団寒いよねえ、と温亀を4分半ほどチンして同衾すると・・・あ〜ら不思議、すぐ寝ちゃうんです。

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わたしは夏の間つい忘れて亀を連れて寝ないのですが、チンした温亀の効能ってすごいな!すぐ寝るぞ!と驚くのでした。

わたしは健康体なので、温亀で何かが劇的に変わったっていうお話しは出来ないのですが、足の指のしもやけはしなくなりました。毎年できていたのに、温亀を使い始めた2年目の冬からしもやけ知らず。そういえば一枚薄着になったかも。

温亀でちょっとした不定愁訴もスッキリなくなったよ〜!なんてことはないんですが、コテンと寝れるのにはびっくりしました。おかげで睡眠時間は普段より一時間ほど短いですが、昼寝もせずにラストスパート頑張ってます。(徹夜?しないよ。)

温亀、本当に冷え性の人や身体に痛みがある人、手術の後の養生にはオススメです。もちろん、しもやけさんにも!湯たんぽとは違うのよ〜。

温亀の不思議な話は温亀さんカテゴリーから。
温亀作者、金九漢先生へのインタビューはこちらから順番に読めます→http://penguinkitchen.blog54.fc2.com/blog-entry-1467.html(全5巻)

温亀はいつもお世話になっている GARAGE-Bで取り扱っておりますので、個展のついでに是非温亀も体験してください!
http://garage-b.jp2016年9月2日URL変更になりました。

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個展前なのに夫の勉強会に協力する。

個展まで一週間に突入したのに、ショール始めちゃった。

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いつも使っている筬通しが見当たらなくて、いつぞやアッサムで買った筬通しを使っている。困ったなぁ、どこに行ったんだろう?

そんなテンパった状態で、今日は夫の勉強会。幸い参加者も少ないし、夫が会場の設営や掃除など全部してくれて、わたしは料理をするだけ。人数も少ないのでメインはおでん!

まずは、黒大豆の枝豆。(写真なし)
プクプクとよく入って美味しい枝豆でした。

ひろしま菜のピーナツソース。
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ひろしま菜って漬物にする菜っ葉なのですが、小松菜よりおいしいし、白菜みたいに水っぽくないおいしい菜っ葉。全国区で普及すればいいのに、なんか流通に問題があるのかなぁ?もちろん、漬物も野沢菜よりおいしい。実家に戻る時のお土産はもっぱらこればっかり。今日使ったのは30センチくらいの間引き菜ですが、白菜みたいにでっかくなります。お菜っ葉で食べるなら40センチくらいまで。青泥にもナイスです。

ハマチとクロダイの刺身(写真なし)
お刺身の盛り付けが全然上達しません。

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今シーズン初おでん!
グリーンコープのおでんセットに大根、さといも、巾着、こんにゃく、卵、鶏皮を追加してある。こうやって書いたらなかなかのご馳走で、手抜き料理などというとおでんに申し訳ない。
おでんを作るとスープがたくさん残るので、これでうどんやそばを食べると数日いける。

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むかごごはん。昆布水で炊いたのでもちろんおいしいです。

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ごはんのお供に大根葉の味噌炒め。グリーンコープの大根にはいつも10センチくらい葉っぱがついてくるので箸休めによく作ります。

というわけで、今日は品数少なめでしたが、おでんは品数多いからいいか。

料理を出し終えて、わたしは綜絖通しの続きをしていたのでした。がんばれわたし!


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織り始めて間違い発見。

今織っている布は経糸800本。着物を織る人からしたら昼寝しててもできる本数で、織物的に大した数字じゃない。でもこれを間違えずに綜絖に通すのはなかなか大変。もれなく振り出しに戻る刑とか、いろんなことが起こるので、織りだしまでどれだけ掛かるか予想がつきません。

小さな間違いを発見して直したりして織り始めたら・・・

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10センチを超えたあたりで間違え発見!!ここまで織ったら解くことも叶わず、糸を切って通しなおして、追ってしまったところは針で通し直すことになります。

え〜い!疲れた!!これだけできたら上等だ!日曜日だし飯だ、飯!と着物を着替えて出かけてしまった。

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母からもらった着物も織の着物が多いし、自分で買うのもつい織の着物ばっかりになる。帯もウッカリしてると織の帯ばっかり買ってしまうので、いかんいかん、と塩瀬のろうけつ染めの帯を一本買ってみた。

色が前かった綴れ帯と一緒だけど、ま、いいか。

塩瀬の帯って初めて使いますが、締めやすくて軽くていいですね〜。

デザートにモンブランを頼んだら・・・

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あ、ありがとう〜。頑張ります。
着物写真は全身からヨレヨレ感が漂ってますが、頑張って間に合わせよう!きっと間に合う!!

アラメゾン・オガワさん、いつも素晴らしいお料理、ありがとうございます。

さて、また気分新たにがんばろう〜。


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布フェルトの羽織。

Bettyさんがブログにご紹介してくださった羽織。

2月にダッカで一ヶ月作った布フェルトシリーズです。

布フェルトというのは、薄い布にウールを乗せて布と一緒にフェルトにする方法で、日本人のフェルト作家が始めた方法で、世界的に布フェルトと呼ばれています。フェルトはどうしても厚みがあって、均質な薄いフェルトを作るのは難しいのですが、布を台にすればそれが可能になったというフェルトの歴史上素晴らしいイノベーションです。

バングラデシュでも伝統衣装は元気バリバリ。普通にモードとして生きてます。そのサリーを使ってフェルトで羽織を作ろうと思ったのは、着物が今でも普通に着られていたらフェルトの羽織を作る人もいるだろう、と思ったことと、バングラデシュと日本を一つのカタチで表現してみたかったのです。

そして、サリーのパワーを和服の世界に頂いて、普通の衣服としての伝統衣装になるように、という願いも。

コットンのブロックプリントサリーをフェルトにしたもの。布フェルトはリバーシブルなので、紐をどうやって付けるか随分考えました。

ダッカにいた時は着物を着て帯を締めた上から着たらどうなるかよくわからなかったので、9号ボディーさんに着てもらったらこんな感じ。

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なんだかモコモコと暖かそうです。

もう一枚はエンディシルク(野蚕)の草木染めのブロックプリントのサリー。こちらはサリーにハサミを入れる時こころが痛みました。

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こちらは広衿仕立て(?)で前をボタンで留めることもできるように作ってあります。

フェルトは薄くても風を通さないので暖かいんです。和服の神様が楽しんでくれたかどうかわからないけれど、そんな遊びもたまにはいいじゃないですか。

まぁ、手にとって、お袖を通してみてください。サリーの布が「伝統衣装なんだから普通に着てどこでも行けばいいのよほら、あなたよく似合うわよ!」って語りかけてくれます。


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着物の上にも羽織れるケープ。

展覧会用の作品の発送を終えて、ちょっとゆっくりといきたいところですが、最後になって織り始めたショール、織り上げたので、それの仕上げが残っています。あんなに頑張ったんだから、みなさんにお手にとって頂かなくてはね!
フェルトは楽しいですが、織物はやっぱりいいなぁ〜。フェルトもあって、織物もあって、編み物もあって、みんな違ってみんないい!ってのはこのことです。これも羊の毛だからできること〜。

さて、着物の上にも着られる羽織もの、たこさんが台湾の生地屋さんで買ったという円形の襟巻き付きケープを着物の上からお召しになっていて、あ〜ら素敵!とホットな話題になったことがありました。
たこさん曰く、「もっといい生地だったらいいのに」。はいはい、わたしが作りましょう、とアイディアを拝借してこれもダッカに行ったときに作ってきました。

バングラデシュの絹にレーヨンでチェーンステッチを施したテーブルクロスを台にして作ったフェルトのケープ

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銀のボタンをつけて、右前にも左前にも着られるようになってます。

こちらはDMの写真に使ったもの。これなら雨だろうが、雪だろうが平気です。

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裾は布なしのフェルトで模様になっています。苦労したのも楽しい思い出。もう一度作ったらもっとうまくできるのに、場所がないのでそれも叶わず・・・

フェルトは短距離走、それに比べて織物はトレッキングみたいな感じで、気分が変わるところも楽しいウールワークスです。


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24日17時から、18時からオープニングパーティーがあります。予約不要。会費千円+ご自分のお飲み物持参です。
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ショールも織り上がる。

泥縄人生はいつものことだけれど、展覧会前一週間でショールのような大物を織り始めたのは初めて。

タイアップの間違えを見つけたり、あ〜ぁなアクシデント数知れず(これらはまぁ予定されたハプニングですが)、無理かなぁ?間に合わないかなぁ?と思いながら織ったショール。

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搬出の日の昼までに織りあがりました。
他の作品たちは先に行ってもらうことにして、この人だけ昨日一日縮絨(しゅくじゅう)。

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熱い石鹸水を掛けながら平らに広げたショールを一時間ちかく踏みます。経糸と緯糸がおちついて、軽くセットされるので大事な工程。制作のためにこもっていたので運動不足が大臀筋にこたえます。

面白いことに、ママブーツの裏から感触が変わる瞬間がわかります。人の感覚って実はものすごく繊細なんだなぁと思うのです。

このあと、衣装ケースに熱いお湯を張って、布が捻じれないようにお風呂のかき混ぜ棒で布を突く。こうすることで縮絨がすすみます。

そうしたら、台の上に地の目を整えて、布を叩いまたセット。

ウールにまぜたモヘアがふんわりと立ち上がって、なかなか風合いのいいショールが出来上がりました。

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軽く干したら、アイロンをビッチリかけて、房を切りそろえて出来上がり。

ショールの仕上げは半日くらいで済みますが、服地だと一日かかる肉体労働ですが、これをやることで毛織り物独特の風合いが出ます。

織物というとパタパタと織ってるばかりだと思われがちですが、織る仕事はほんの20%くらい。布に命を吹き込むのは最後の仕上げです。毛織り物は劇的に風合いが変わりますが、仕上げが大事なのは麻織物でも同じです。

そんな織物、織物から出来たshelterとしての服など、是非会いに来てください。

さて、出掛けますか。

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連れ合いと東京デート。

2時頃にギャラリーについて、宅配便で送った荷物を開ける。

まずはお隣の神谷デザインスタジオさんからお借りした美人のボディーさんに持ってきた着物を着せるところから。錦紗の着物を持ってきたので、ツルツルして着せにくいけど、まぁなんとか打ち合わせは間違えずに・・・

個展の飾り付け、仕事の半分はアイロンがけです。
ギャラリーに来た作品たちは、家で見るのとまた違う顔をしている。布たちも人に見てもらえるようにドキドキしている感じがします。

たっぷり夕方まで掛かってアイロンをかけたら、次は展示用の棒に作品を留め付けながら展示のレイアウトをあれこれシュミレーション。
棒に布を安全ピンで留めていたら、連れ合いが日本酒をぶら下げて登場しました。

”ビールでもいかが?”と聞かれて”いや、ビールより、これ飲みましょう!!”おいおい、なんちゅぅ〜奴だ?!

わたしが黙々と棒&安全ピンと格闘している時にみんなで立ち飲み始めてしまう。
ガラージュ・ベーのマダム、厚かましい連れ合いにこんな素敵な一杯飲みセットをしつらえて下さる。

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筋子に水ナスとミョウガの和え物。
わたしも水ナスをちょっとお相伴。GBマダムがチョイチョイと作るお料理は本当に美味しい。気の利いた旨いものは手間暇かけるばかりじゃないのよ!ということがわかります。

それにしても、酒愛の深い人たちよ、人生楽しそうで羨ましいことです。

いい感じで楽しくなった連れ合いと、経堂で晩御飯をのんびり食べて、新宿のホテルに行ったら11時でした。
東京はホテルがなかなか空いてなくてビジネス客が困るほどですが、このホテルもこんな遅い時間でも中国系と思われる観光客のチェックインで行列。みなさん、ご旅行楽しんでくださいね〜。

あ〜、長い一日だった。さて、今日は17時からのオープンに間に合うように作品の展示です。
ちなみに、連れ合いは自分の仕事で東京に来ただけで、展示の手伝いをするわけでなく、パーティーに出るわけでなく、わたしを迎えに来るついでにお酒を持ってきて、手土産のお酒を飲んだだけ。彼らしい。

今日18時からのパーティーではGBマダムの手料理でのおもてなしになります。これがとっても楽しみでもあります。是非お出かけください。(会費千円、自分の飲み物持参という会です。飲み物持参は、何が飲みたいかわからないから全部そろえられない!ということらしい。なんとも合理的!それぞれの方が持ってきたお酒をどうぞどうぞ、とやってるところもまたこのギャラリーのパーティーの楽しさなのです。)

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個展の醍醐味。

一回目の個展はギャラリーに展示を任せてしまったけれど、二回目からは自分でやれ、といわれてなんとか四苦八苦したものでした。今回やっと面白さがわかったような気がします。

ギャラリーのスペースの全てを使って自分の作品だけで埋め尽くす。このギャラリーはコンクリートの高い天井の部屋、板敷きの部屋、畳の部屋とスペースに表情があるので、それぞれ作品が居心地よさそうなところに展示してあげる。

ギャラリーの番頭さんが「ここで展示できたらどんなところでも展示できるよ」とおっしゃってたことがあったけれど、確かに、ダッカのスタジオで展示した時はそれほど苦労せず、ぽんぽんと配置が決まった。

今回もアイロンがけの終わった作品を棒に縫い付けたり、安全ピンで留めたり、棒にテグスを結びつけたり、という細かい作業をしながらも2時くらいには展示もだいたい終わり、あとは値段つけとお掃除を残すだけとない、5時のオープンまでには余裕で着替えやメイクを済ますこともできました。

みなさまのご協力のおかげです!!

というわけで、オープニング・パーティー。
いつもTシャツ展やおくりもの展で一緒になる作家さんや、インド研究者ご夫妻、洋服デザイナーなど色々な方が集まってくださって、宴会。

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画廊のパーティーで手料理を出すところって少ないと思う。素晴らしいお料理。作家は制作終わって展示も終わったらもう腑抜けみたいなもんで、みなさんが楽しく歓談されているのをニコニコしながらボーっと眺めていたのでした。

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木綿のサリーから作った羽織、人気です。いろんな人にお袖を通してもらって羽織もうれしそう。

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織りの作品ものびのびと深呼吸。

お天気のいい週末、いろいろとイベントも多そうですが、是非お出かけください。

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織物って一週間くらいで織り上がるんですね!

個展直前になって織り始めたショール。

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すんごいがんばってこのように展示されてます。

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ブログをご覧になってる方が「あ〜、これですか?」とおっしゃって下さる。

昨日たこさんが来てくださって、「一週間くらいで織り上がるんですね〜もっと掛かるのかと思いました」とおっしゃってくださいました。
そうなんです。織物って掬い織りみたいに一段ずつ柄を作る織りでなければ、筬通し、綜絖通しが終わって糸を巻いて、テンションを揃えて織りつけに括ってしまえばあとは織るだけで、織る仕事は全体の20%くらいなんです。

最後まで足掻いていたので、出来上がった布を「ああ、この子なのね」と見てもらえ、触ってもらえるのは楽しいことです。

風合いがとてもいいので、是非スリスリしてください。

で、たこさんとご飯に行って、積もる話。場所を変えてまたおしゃべり。

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銘仙のお着物にお袖の長いかわいい羽織をお召しになって、眼福。お互いの制作の話しやら、食べ物の話しやら、着物と小食を通じてブログで知り合ったたこさんですが、同年輩で親との関係のことと自己の性格形成のことなど、まるで古いお友達のようです。

たこさんが「ぺんぎんさん、着物を着るようになてから、織りとの関わりが変わってよかったんじゃないですか?」と鋭い指摘をしてくださいました。そーなんです。織ることと着ることは本当に自然なことなのに、着物を着ないというだけで、織りと服がどれほど遠いところに行ってしまって、魂の篭っていない布に身を包んできたこの数十年を思うと、本当に着物を着ることを奪われていた(とわたしは感じている)時間が悔しいし、日本の伝統衣装にとっても残念な結果だなぁ、と、なんか上手に表現できないけど、布と人の関係が着物を着ることで実に自然に近づいたのは、わたしに起こった変化なのです。

たこさん、制作でお忙しいのに、お出かけくださってありがとう!


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Bettyさんご来廊

平日なのに、いろんな人が来てくださって、楽しい楽しい展覧会!

夕方Bettyさんが来てくださいました。
超ご多忙なのに、お時間つくってお越し下さって、そのお忙しい方を引き止めて、あれやこれや着せて遊ぶ染織家。

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お!ええやん。ええやんか。
ショールもどう?

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あら、紬にフェルトのショールをかけたらなんかモダンな感じでいいじゃない!

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おお!素敵だ!

モデルさんがいいと布達も大喜びです。

いや〜、着物にフェルトって現代的になってすごいオシャレな感じですね。自分も使おう、着物&フェルト!

その後、飲めない二人で居酒屋さんに繰り出して、ウーロン茶氷なしを傾けながらBettyファン代表として、いかに Bettyさんが稀有な存在かを熱弁していたのでした。

居酒屋の奥様にツーショットとってもらいました。

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いつも素敵な着物姿、眼福でございました。着姿ってその人が表れるのだなぁ、着るものは魂の器であるこの身体を包むものですもの。心のこもった命のこもった布で包まないといけません。

Bettyさん、楽しい時間をありがとうございました。婚礼&七五三シーズン真っ盛りでお忙しいでしょうが、どうかお元気で!


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11月15日 (日) 内容未定。
11月17日 (火) バインミー。

火曜日・日曜日、どちらのクラスも新規生徒さん絶賛募集中です。右下のメールフォームよりお問い合わせ下さい。
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ボロ展に出かける。

東京に一週間もいて、料理のイベントもないのだから展覧会いろいろ見てまわろ〜っと思っていたら御誂え向きの展があれこれあります。

夏に髪をカットしたっきりですっかりボサボサになっていたこのアタマ、美容師のKちゃんの都合のいいときにカットしてもらうついでに、Kちゃん仕事がお休みなら浅草にボロ展一緒にいかない?と誘った。

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あ〜、やっぱりKちゃんに切ってもらうと気持ちいいわぁ〜。スタイルもバッチリよ。

浅草は外国人観光客がいっぱい。
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アミューズミュージアムの1階は和風の土産物屋になっていて、観光客でごった返してますが、展示のほうまでその人たちは登ってこないので、とーってもゆっくりと向かい合えました。

全編触ってもいいし、写真もOKという素晴らしさ。
寒い地方で暖かく暮らすための手仕事の集積。端切れを大事に大事にしまっておいて、継当てにするにも配色や配置を考えて、ちょっとかわいくなるように、ステッチもかわいく、丈夫に、ちょっとでも暖かくなるように、と針を刺した人の気持ちが布から伝わって来る。布も人に寄り添って、優しく強く着る人を守っただろう。

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布を裁つのは肉を切るのと同じこと、という古老の話しが紹介されていますが、糸を紡いで布を織るわたしにはその言葉が本当によくわかります。

驚いたことは、京大坂から端切れの行商に来ていたということ。京都からの下りものの端切れは宝物みたいに大事にされたのかもしれません。なんだか切ない話しですが、人と布との幸せな関係が見えて来るようにも思います。

バングラデシュでも古いサリーを刺し子にして寝具に使うのだけど、こんなちいさな端切れをつぎはぎすることはありません。

でも、ステッチって似てくるのか、バングラデシュの刺し子と同じ柄もあって面白い。

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本当に素晴らしい展示、貴重なコレクション、会期終了未定だそうです、布好きの方は是非ともお出かけください。
http://www.amusemuseum.com/exhibition/index.html

あんまり興味なさそうだったKちゃんも見終わった後、とても満足して、経堂まで戻ってきて洋食屋さんでご飯。

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いや〜、布って本当に愛おしい。命のある布を命が尽きるまで使いたいと思います。


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11月17日 (火) バインミー、または焼きビーフン。

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個展のご案内

展覧会のお知らせです。

(最新の記事はこの下にあります)
いつもお世話になっている世田谷のギャラリー、GARAGE-B、で織物・フェルト作品の個展のお知らせです。

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会期:10月24日(土)から11月1日(日)(会期中無休)
時間:12時~18時 ただし、初日17時オープン。最終日17時まで
場所:Garage-Bをご参照ください。
小田急線 経堂駅北口から徒歩7分くらいです。

今回の個展は2月のレジデンスで制作したものやホームスパンからフェルトにしたシェルターのような服などの他に今まで作り貯めたものをご覧いただけます。
ぜひご高覧くださいませ。

初日のオープンは午後5時。
オープニングパーティーは18:00〜20:00
飲み物持参で参加費1000円。(予約は不要です)
是非お出かけください。

わたしは期間中在廊の予定ですが、水•木辺りはいないかも
追記:会期中在廊です。お留守にするときはTwitterにアナウンスいたします@penguinkitchenをフォローしてください。または、ご来廊の予定がわかれば事前に右下のメールフォームよりお知らせ下さればフラフラと遊びに出かけたりしないようにいたします。

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11月17日 (火) バインミー、または焼きビーフン。

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きものマダムが3人集まるすごい偶然!!

午前中は美術館めぐりをして、ギャラリーに戻ってお客様をお待ちしていたら・・・

と〜っても素敵な紺の切り嵌め風のお召しに白地のかすりの帯を締めて、えり合わせがゆったりした素敵なお姿のマダムがお見えになりました。

なんと、Bettyさんの御同僚で自然な着姿お友達でもいらっしゃる方でした!!そりゃ素敵な着物姿なわけです。

着物の人に作品を着てもらうと、着物と手織り布が響き合うのか、着物も作品もよりよく見えるので、つい試着大会みたいになってしまいます。

そうやって遊んでいたら、また着物の二人連れがご来店。あれ?と思ったら、木綿の着物作家と紬の着物作家さんが自作の着物と帯をお召しになってのご登場でめっちゃテンション上がります。

染織家が3人でワイワイとここは色なに?桜?経糸何本?え〜、帯の経糸も手紡ぎやんか!こんなん織ってよ!などと大騒ぎ(あ、騒いでるのはわたし一人?)

お互いに染料はなんやとか、媒染がどう、とか組織がどうとか、織り機がこう、とか・・・ Bettyさんのお友達はきっと呆れられたことでしょう。

さて、布を織る人3人&着物を着せる人で遊ぶ遊ぶ。

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あら、すてきね〜。色無地(桜染め)に羽織が合うわ〜

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ずり出しの糸を使った白のショールがまた色無地とよく響きあって・・・

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まぁ!木綿の着物にこれまたちょっと長めの丈の羽織が素敵です。

桜で染めた紬の着物は、10年くらいクリーニングなどに出さずに着ているそうで、「もう、このへんにすき焼きのタレこぼしたり色々してて、そろそろ洗いに出さなくちゃ!」などとおっしゃってましたが、ほんとうにきれいで、お袖口も薄っすら汚れている程度で、銀座結びの帯は、「枕がないから楽なのよ〜、電車乗る時もぺたんこになるし、降りたときに直しておけばいいから、うんと楽よ〜」と、着物を織る人が着ている着物はほんとうに素敵でした。

木綿の着物も帯もあぁ、こんな着物で暮らしたい!と思うほどの素晴らしさでした。経緯手紡ぎの木綿着物なんて今手績みの麻や芭蕉と並ぶ超高級品です。ほんと、ウットリでした。

着物作家さんは「この羽織を着て銀座の呉服屋さんに営業に行けばいい。きっと売れる」とアドバイスしてくれたけど、そんな勇気がなかなか・・・

着物を着ればいろんな問題が解決するのに、着物にまつわるアレヤコレヤに関わりたくなくてわたしも着物を着れなかったけれど、楽に着た着姿のほうがうんときれいだし、着物の着方を一度覚えてしまえば、衣服と自分との距離に千年の歴史を引き連れて着物が自分の人生に寄り添ってくれるし、着る楽しみ、出かける楽しみも連れて来てくれるなぁ、と思うのです。

着物って布そのものだからそう思うのかもしれません。着物は布を着ることだ、と改めて思ったのです。

遠いところお忙しい中お寄りくださいましてありがとうございました。

着物の楽な着方を伝える人と、着物を織る人という偶然とはいえ、なんとも素晴らしい邂逅でした。

さて、作品展はあと2日を残すのみ。写真ではわからない色合いや風合いに出会いにお出かけください。

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