着物を着るようになって広がった世界。

着物をきなかった頃は日本の伝統工芸も織りと焼き物以外たいして興味を持たなかったのですが、着物を着るとこれらがなんとも愛しいことか、と思えるようになったのは、わたしが単に歳をとっただけではないんじゃないかしら?

そもそも、下駄や草履は着物を着なければ縁のないもので、普段に下駄を好む人はいるけれど、だいたい白木のものや雪駄だったりする。

だけど、着物を着るようになったら、塗りの下駄や鎌倉彫りの下駄が”あら〜いいわぁ〜。こんなの欲しいわ〜”となってきた。

モニョモニョとした不思議な模様の津軽塗、北国の実直な手仕事ですが、これがたまらなく美しく見えてきたて下駄買っちゃった。
古いものでビニールの花緒がついていたので、今回東京に持ってきて品川の下駄屋さんで挿げ替えてもらいました。

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津軽塗に相応しい花緒として、ホースヘアを選びました。まだまだ着物と履物のコーディネートがよくわからないので、どんな着物に履けばいいのかピンときませんが、着物を着てから履物を選ぶときになんとなくこれはいいけどこれは合わないというのが分かるので、それはきっと日本人のDNAに刷り込まれた何かがあるか、子供の頃に見かけた着物の人の姿が評価の基準として遠い記憶の中に残っているのかもしれません。

ギャラリーの人たちは着物はお召しにならないけれど、履物はお好きなようで、履物自慢で盛り上がりました。
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竹の皮の雪駄にホースヘアの花緒。キツキツに挿げてあって、突っかけて歩く。かわいいジョジョはマダムのもの。白木の下駄を素足で履かないなんておかしい!素足に白木が最高だ!って、確かにそうよね。プライベートなお出かけや集まりに着るときの着物のしきたり、もうやめましょうよ。10月に素足にサンダルで友達と1500円のランチを食べるのに、誰も素足にサンダルを季節外れで非常識なんてこと言わないと思うもの。


型染めも以前は好きでなかった世界ですが、着物を着るようになってから型染めの良さがしみじみ感じるようになりました。

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芹沢銈介先生、生誕120年だそうです。
自筆のスケッチや絵のモデルになった道具も展示されていて、型染めの屏風や着物だけでなくとーっても楽しい展示でした。着物を着なかったら興味持たなかった染めの世界、自分ではできませんが、とても楽しんだのでした。

自分の作る布も着物と合わせると全く別の表情を見せてくれて、本当にわたしたちが千年の衣装として伝え続けてきた着物の伝統、これからも特別な衣装ではなく、大変合理的で、美しく、着る人の魅力をより引き出し、身体にも良い衣装としてこれからも伝えていかないといけません。

ほんとうに、着物は美しく、楽しく、普段はそれなりに、ピシっとするときはそれなりに、着方によってデザインできる衣装ですもの。

展覧会、今日が最終日。17時までです。

展覧会のお知らせはこちら→http://penguinkitchen.blog54.fc2.com/blog-entry-2375.html

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11月17日 (火) バインミー。

火曜日・日曜日、どちらのクラスも新規生徒さん絶賛募集中です。右下のメールフォームよりお問い合わせ下さい。
個人レッスン、短期集中講座はご相談ください。

個展が終わって内輪の打ち上げ。

展覧会が無事終了しました。
お越しくださったみなさま、丁寧に見てくださってありがとうございました。
お買い上げくださったみなさま、本当にありがとうございました。何よりの励ましですし、お買い上げいただくことで次の作品を作ることができます。本当にありがとうございました。

最後の夜にどこかで打ち上げをしよう、と美容師のKちゃんが提案してくれて、ギャラリーで打ち上げをすることになりました。
5時になったら展示を外して、ざっくりと畳んだら、料理&料理。

ギャラリーのみなさんと、隣の神谷さんとKちゃんというほんとうに内輪だけの会。

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器がいいので料理も美味しそうです。それにしても、みなさんベンガル料理だのタイ料理だのにワインを合わせて飲むわ飲むわ!

Kちゃんがたくさん料理を持ってきてくれた。
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Kちゃんはいわゆる家庭的な雰囲気の女性ではないのですが、やるべき家事はしっかりやって、その上で仕事もするし、自分の時間も楽しむというスーパーウーマンで、料理だって美味しいんだけど、自慢なわけじゃなくて、自分が食べたいものを作って持ってくる。野菜メニューが増えて、いやー、やっぱり家ごはんはいいなぁ。

作品や仕事のご意見や批評などもポロポロ聞きつつ、リラックスした楽しい宴会でした。

忌憚のないご意見、ほんとうに貴重です。わたしの仕事が成長しているとしたら、ひとえに皆さまのおかげです。
ほんとうにお世話になりました。ありがとうございました。

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留守の間のいえのこと。

今回個展で10日も家を留守にしてしまって、一番気がかりなのは・・・パンの酵母の種継ぎ。
え?お連れ合いは?って、彼はバリバリと音を立てて仕事をしているけれど、ごはんを炊いたり、料理を作るのはそれなりにできるので心配はいらない。ただ、作る分量がよくわからないらしく、豚汁作って嫌になる程何日も食べたり、カレー作ってうんざりするほど何度も食べたり、ということも楽しんでいる。今回は豚汁を作ってる最中にカレーが食べたくなって、豚汁がカレーに変身したんだそうな。ごぼうを入れずにジャガイモとニンジンと玉ねぎで豚汁のつもりだったのだろう。そんなところも男の子らしくて微笑ましい。

パンを食べるのはほぼ連れ合いなのだから、種継ぎくらいお願いできないだろうか?と思って、パンの種継ぎのお願いをしてみた。やり方を教えてくれたらやるよ、と気のいいお返事を受けて、口頭で手順を説明したら、パソコンに方法を丁寧に打ち込んでいる。

んで、種継ぎの時に残った生地をどーするか、で、発酵生地の茶パティーの作り方を説明していて、「このまま成形してに次発酵させて焼いたらパンになるよ」というと、「んじゃ、パン焼くからそれ教えて」と言いだした。

さあて・・・粉のこね具合とか、水のいれ方、酵母を加えるタイミングなど、微妙な事柄があるけれど、まぁ、なんとか説明し、彼もメモ書きを終えた。

彼も仕事が忙しいのだから、パンを焼けるタイミングも限られるけれど、わたしも彼の日常のサイクルに合うように何曜日の何時くらいここまでやったら仕事から帰ってきて成形して二次発酵できる、などと相談しておいた。

んで・・・

じゃじゃ〜ん!

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おお!「僕だって出来るも〜ん!」とドヤ顔いっぱいのパンの画像が送られてきました。やるやん、夫!わたしの説明がいかに的確かというのが証明されたようです。

自分で焼いたパンの味わいはまた一層の美味しさだったことでしょう。パンの画像をパソコンの待ち受け画面にしているのを見せてくれました。

そりゃ自慢していいよ。口頭で説明されただけで天然酵母パンを焼いたんだもの。

パンを焼いたり、ごはんを作ったり、洗濯したりはしてくれるけど、机の上は郵便物とレシートの山がお出迎え。今日は1日事務仕事と夕方届いた荷物の片付け。

あ、パンも焼きましたよ。家事ってキリがないですが、生活してるから家事があるんだから、苦役とは思わないように心がけようと思っているのです←苦役と思いがちなアタクシ。

ともあれ、連れ合いも自力でパンが焼けるようになって、これで酵母の更新の心配をせずに何日でも家を空けられることがわかりました!

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「やっと板についてきたね」と言われる。

ちょっと思うところがあって実家に帰ろうとしていたら、たまたま仕事が休みだった連れ合いも一緒に行くという。車だったら一人でも二人でも一緒だけれど、新幹線だったら高いんだから、一人で帰るよ!というのも聞かず、「まぁいいじゃない」って・・・それにしても日本って交通費高いよねぇ。移動の自由さえ制限されてる気がします。

久しぶりに柔らかい着物&袋帯。袋帯の二重太鼓って枕をあてるのが表だったっけ?裏だったっけ?あれあれ?と何度かやり直してやっと出来るのだけど、今日は帯が捻れる事もなくわりとすんなり柄も出て、上手に締められたような気がします。

出がけに連れ合いが「着物も板についてきた感じだねえ」と珍しく褒めてくれた。

母に会う時はなるべく母の着物と帯で行くようにしている。
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大島みたいに見えるけど、錦紗の染め。花火みたいだけどたぶん菊の模様でちょうど今頃着るものかしら?家ではいつも木綿や紬ばかり着ているので、柔らかい着物はやっぱり”よそ行き”の着物という感じがします。

筒そで半襦袢に手ぬぐいの衿+嘘つき袖。ちなみに、裾除けはタイシルクの絣だから裾除けがそのまま襦袢の下も兼用。着物はよそ行きだけど中は普段着というカジュアルさ。

夫が一緒だから両親への貢物は連れ合いに持ってもらって、日帰り帰省は気楽なもの。万が一、母に泊まっていってと頼まれても対応できるように歯ブラシセットだけは持ちました。

母は何年も着てなくても自分が持ってた着物を覚えているみたいで、着物を見て「あれ、懐かしいわねえ!」という。
そういえば、母は着物のことは「これは好きでよく着た」とか「これ、着やすいで〜」などというけれど、帯に関しては青海波の帯を「これ、何にでも合って便利やで」と言うだけで、着物に対して帯の本数はたぶん1/5くらい。この着物にどの帯を締めたのか謎な着物も多い。
だから母の着物と帯を着ていても着物についてはあれこれいうけれど、帯の話はまず出てこない。そういえば、帯揚げと帯締めも色が揃ってるわけじゃなくて、適当に買ってあって、適当に合わせて使ってたみたいで、母の着物道具がどういう組み合わせで使われていたのか、あんまりイメージがわかない。おかげでわたしはいつもインドスカーフの帯揚げばかり使ってしまう。

母には新作のフェルトの襟巻きを献上し、父には温亀を献上。

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父はちょっと痩せたというが、なかなかどうして、立派なお腹。温亀と平板両方お腹の上に乗せて「お〜、これは気持ちええやん」とご満悦。

日帰りで愛想なしですが、母の話もきけて、父の顔も見れて、まぁ良かったことにしよう。
帰り際、父が「おまえの着物もだいぶ着慣れてきたなぁ、サマになっとるやんか」と褒めてくれた。横から母が「着物は着なれるまでちょっと掛かるわなぁ。また着てちょうだい。」
着物を見慣れた父からサマになっとる、と言われたのなら、わたしもやっと着物が着れるようになってきたのだろう、とちょっと嬉しい(襦袢は背中にゴムを入れた半襦袢だけど!)

母からもらった紬の訪問着を洗い張りして仕立て直した話をしたら、「ふーん、水色の松ぼっくり?そんなんあったっけ?また見せてぇな」あらら、覚えてないん?

着物着始めて3年経つし、家でも着てるからねえ。
母の着物もすべて父が母に買ったものだから、父は着物を見ると「ワシの甲斐性や」と思う気持ちもあるのかもしれません。
親から譲られた着物を着るのは、リサイクルとちがってお手入れなど面倒ですが、着物を通じて話しがはずむのでなかなか楽しい。そもそも、実家に戻ったって両親と話す事などそれほどないんだもの。

家に帰ったときにはゴロゴロしていた父も、夕方わたしたちが帰る頃には「駅まで送ったろか?」というほど元気になっていたのは温亀が効いたのかしら?

広島に戻って二人でご飯を食べて家に着いてから母に電話をしたら、朝と違って声が明るかったので、帰った甲斐がありました。
夫もお付き合いありがとう。

それにしても、やっぱり新幹線に帯枕はしんどいな。銀座結びをマスターせねば!

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値上げ前に買っておいた温亀が役に立つ。温亀、平板の使い方を整理しました。

値上げ前に誰か必要な人がいるかもしれないから、と一つ余分に温亀を買っておいた。
温亀については温亀カテゴリーを見てね→温亀さん

ずーっと必要もなく箱ごと玄関の棚の中にしまってあったけれど、父があまり具合がよくないらしい、という電話をもらって、おお!今こそ温亀の出番だ!と色めき立った。

温亀の使い方(レンチン法)を一度整理してみようと思います。

温亀は布で包みます。温亀の底の黒い部分は高温になるので、焦げてもいいようなタオルを厚めに当てます。
私のやり方は、タオルを当てた温亀をリネンで包むという方法で、別にリネンで包まなくても、タオルでグルグルにしてもいいんですが、まぁ、自分で織ってるのでね、温亀もリネンに包まれると気持ちよさそうな気がするんだもん。

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父のために供出したのは、モン族のヘンプの布から作った袋。とっても出来がいいので連れ合いから販売禁止令が出ていたものです。

レンチン法の場合、温亀を袋から出す必要はありません。入れっぱなし。

500ワットか600ワットで4分くらいチンしてみてください。温亀にも個性があって蓄熱時間など違うようです。また、室温によっても加熱時間が変わります。

電子レンジから出した時に香ばしい良い匂いがしたら、タオルが焦げてるので、加熱時間を減らしてください。

わたしの家のレンジに比べて実家のレンジは性能がいいらしく、レンジから出した時に満遍なく熱くなっているので、使う時、最初はタオルなどを当てた上からお腹や胸に乗せてください。うちのレンジでは最初は外側はいい感じにホカホカしてるけど、だんだん中から熱が放射される感じがします。たぶん、あんまり上等の”ムラなく加熱”できるようなレンジじゃなくてもよさそうです。
時々寝室に温亀専用のレンジを置こうかと考えなくもありません。また、レンジを使いたくない人にも温亀だけはコンロで加熱するよりレンジがいいので、温亀専用レンジもご検討する価値があります。

温亀の半分の大きさの平板、
体が弱ってきたら温亀を乗せるのは重くて辛いかもしれないし、起きてる間に使いたい時には平板の方が亀より便利です。
うちには予備があったので、これも温亀袋セットを添えて。

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リネンも袋もブルーのコレクションにしてみた。

平板は身体にそうカタチなので、落とすと割れる危険があります。割れると蓄熱時間も半分になってしまうので、落とさないように気をつけて下さい。

こちらも、黒い部分をしっかりと厚めにタオルを当てて、リネンで包み、袋に入れたり、身体に巻きつけるなら、風呂敷に包んだりします。

で、レンジで2分くらい。こちらもレンジのワット数や気温で変わりますので、レンジから出した時に香ばしい香りがしない程度にします。

平板と亀、どっちが使うかというと、やっぱり亀かなぁ。使いたい部位や持ち運びに無理があるかないか、などで選べばいいと思います。体力のない時に亀をよっこらしょと持つのは大変ですし、手術後などは重たい亀を身体に乗せるのも負担になりますもの。

身体が本当に悪い人、悪化方向に向かっている人には好転反応が辛く感じられるようですが、体力のある人、快方に向かう人には特に好転反応で辛いということはないようです。

健康な人には湯たんぽと何が違うのかあまり分かりませんが、怪我のある人や、冷えからくるいろいろな症状に悩まされている人にはきっと助けになると思います。

というわけで、うちの父はスペシャルな温亀袋セットに包まれた亀&平板を早速「これ、きもちええわ」と使ってくれたのでした。

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平板はレンジから出したばかりなのでタオルを敷いてお腹に乗せてる。高級機種は温亀には大きなお世話かな。

温亀はガラージュ・ベーで取り扱っております。ぺんぎんブログを読んでます、とおっしゃってくれたら、話しが早いです。(最近入荷したばかりなので、在庫ありそうですよ!)

郵便局または三菱東京UFJ銀行へのお振込です。先払いなのでご注意下さい。アマゾンで別の業者が販売していますが、その業者はわたしが書いた温亀の使い方を写真もそのまま無断盗用してくれた過去があるので、そこのところよろしく!

温亀や平板、消臭ぺんぎんなどはこちらから→http://garage-b.jp2016年9月2日URL変更になりました。

冬は温亀があるから寝るのも楽しいんだよね〜。お昼寝だって亀と一緒さ。

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おうち着物に最高!上っ張り。

個展の時はずーっと服だった反動か、いい具合に涼しくなってきたからか、家に戻ってからは毎日着物を着ています。
朝は寒いくらいなので、着物を着ると丁度いいし、水仕事をするのに割烹着を着ても暑くないので助かります。

実はわたくし、エプロンが嫌いなので、割烹着もあまり好きではありません。どうも前を塞がれるのが嫌みたい。被りの服は嫌じゃないんだけど、エプロン嫌い。かといって、着物でなーんにも防御をせずに炊事をするわけにもいかず、お袖も邪魔なので自作割烹着@自分で織った6メートルの着尺 を着ているわけですが、なんか窮屈。

そうだ!おばさんからもらった着物の中にいじわるばあさんが着てるみたいな服があったっけ、あれ、何ていうんだ?上っ張り?ひっぱり?

これが着てみると快適で、帯があってもいいし、なくてもわからない。琉球絣なので民藝調であんまり着る気がしなかったんだけど、あれ、かわいいじゃないの。割烹着と違ってお袖口にゴムが入ってないけれど、水仕事の時だけバンドを使えばいいだけで、普段から袖口を締め付けられなくてかえって具合がいいわ!

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いや、こんないい絣をエプロン代わりにするのは忍びないんだけど、割烹着より断然着心地いいし、着物衿だから衿部分もカバーされて安心だ。これに衿に手ぬぐい掛けて前掛けしたらそのまんま いじわるばあさん だ。

それにしてもいじわるばあさんのきもの姿、着物は短めでスネが見えていて、裾広がりのシルエット。襟元にはいつも汚れ防止の手ぬぐいが挟んであって、きっと普通の人の普段着着物ってこんなスタイルだったんだろな。
いじわるばあさん画像検索→https://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%8F%E3%82%8B%E3%81%B0%E3%81%82%E3%81%95%E3%82%93&client=safari&rls=en&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0CAgQ_AUoAmoVChMI8oK6suD7yAIVQ5WUCh1kPwsd&biw=1115&bih=652

そういえば、漫画禁止的なうちの家になぜか「いじわるばあさん」が数冊あって愛読していたなぁ。話はほとんど覚えてないけど、メチャクチャな話しでサザエさんより好きでした。

日常着物をやると、やっぱり日常着物時代に愛されていたスタイルに落ち着くのが自然なのかもしれません。それにしても、着物着るようになってから好み変わったなぁ。見た時には「こんなん着たらいじわるばあさんやんか!」って思った上っ張りですが、着てみたら「あ〜、かわいい〜。絣でいいわぁ〜こんなんもっと欲しいわぁ〜」となるのだから好みってわかりません。

上っ張りってほぼリサイクルでは出てこない。おまけに仕立てを頼むにもどこに頼んだらいいのかわからないし、自分で作るには和裁の知識が足りなすぎ。あと3着くらい欲しいし、布もあるんだけど、どうしたらいいんだろう?
割烹着よりいいよ、上っ張り。

来年あたりは短めに着物を着て、前掛けして上っ張りを着て、首回りに手ぬぐい掛けて「着物って楽やわぁ〜」と言ってるかもしれません。
そうなったらイタズラも考えなくては! イシシシシ!

話し全然変わりますが、青泥再開。いつの間にか菜っ葉も豊富になってきました。

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「親という名の暴力」と安富歩先生の授業。

すごい本を読んだ。
元々は、安冨歩さんの授業に著者の方がゲストでお話しなさったビデオを見たのがきっかけです。
↓↓↓↓
2014/01/08 【文化】お前は人間の屑─「親という名の暴力」著者と虐待の連鎖を考える ~東京大学安冨歩教授の授業

一時間ちょっとのビデオです。本を読んでいなくてもその内容がよくわかります。会員でなくても観れるので是非!

ビデオの冒頭で安富さんがご紹介なさいますが、境界性人格障害になる過程と回復の道のりを詳細に本人が書いた稀有な書。普通そんなに克明の覚えていないし、覚えていたとしても文章にするだけの能力がないんだそうで、奇跡のようなレポートを日本語で読めるわけです。

ビデオを観たのは公開された当初なので去年の冬ですが、ふと思い出して検索してみたら図書館に蔵書があった。すごい分厚い本で、これは個展の時に読むしかない、と借りたのでした。

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この人はビデオのタイトル通りの言葉を父から浴びせられ、母からは四六時中「あぁ、じれったい、いまいましい、なんたらかんたら」という呪文を浴びせられる。

うん、わたしも「⚪️子、だいたいあんたは」という呪文を母からよく浴びせられました。これは夫もよく耳にするらしいので、ほんとにしょっちゅう言うのでしょう。それにしても婿さんの前でも言うか?

著者はご両親の断片的な子供時代の話しから、ご両親二人ともがとても親によって傷つけられて、その傷が癒えないどころか、なかったことにしていることが問題で、子供に八つ当たりせずにきちんとおばあちゃんを恨んでよ!と何度も親に訴えるのですが、これは未だに認めないのだそうです。

お母さんもすごい人で、(育児書と同じだけのミルクを子供が飲まないからって、胃にチューブを入れて育児書通りの時間きちり、分量キッチリミルクを飲ませて育てた)若いころ家事は完璧主義。流し台の油はねひとつ、水ひとつきっかりふきあげないと気が済まない人だったらしいが、そんな完璧家事など続くわけもなく、著者が中学校くらいから一切料理をしなくなり、ご飯だけは炊いてあとはぜーんぶ市販のお惣菜で。お弁当も作らず子供(著者)にお金を渡すだけ、だったそうで、他にも大変な毒親っぷりです。
その後、この女性はボロボロに壊れていくのですが、世間体は保つことにはたけているので外部からはうかがい知れません。

この本には親との問題で子供の精神が破壊される、というテーマの他に、精神安定剤の長期服用による問題もテーマとなっています。

精神安定剤、ここではベンゾジアゼピン系薬剤を略してBZ系と書かれています。
ウキペディアに薬品名をまとめたページがある。→https://ja.wikipedia.org/wiki/ベンゾジアゼピンの一覧

睡眠薬、抗不安剤、筋肉弛緩剤など、わりと簡単に処方されるおなじみの薬。これが筋肉を壊死させる、人格を低下させる、などの副作用が強く、医師である著者でさえその副反応については無知で、これらの薬を処方する精神科の医師たちも薬の副反応や長期服用による問題に意識がある人もほぼいらっしゃらない。(最近では肩こりの薬としても処方されるそうで、油断できません。)
わたしは医者の子なので、家にこの手の薬がたくさんあって、「寝つきが悪い」とか、「明日は早いから早く寝る」などどうでもいい理由で勝手に飲んでました。恐ろしいことでした。

そういえば、睡眠薬を常用している人は若干「人格の低下」がみられるように思いますが、それが薬のせいだとしたら、なと人生の豊かさを阻害することでしょう。

本の最後の章で著者は自力で薬物からの離脱をするけれど、強い意志がなければとてもじゃないけど離脱など難しい。麻薬や覚せい剤中毒の離脱反応と同じ”自律神経の嵐”が起こるのだそうです。

著者が奇跡的に稀有な人だな、と思うのは、30年にわたる病気とそれからの回復を医師の仕事を続けながら成し遂げているということ。

著者がうつ病を発したのは17歳のとき、同級生に「あなたはみんなから嫌われているとビクビクしているけど、そんなことないよ、普通だよ」と言われたのがきっかけになっている。

安富さんの解説では、これが「治癒への道を歩み始めた」となるのだが、乳児のころから受け続けた親からの圧力の重さがその後30年の苦しみを生み出したっていうことです。

わたしは結局人の親にはならなかったけれど、自分が親になったら親から受けた暴力を子供に移してしまうだろうな、という自覚はあり、35歳くらいのころ、母に「あんたの育て方が酷いから、子供は産まない」などと言ったこともありました。お母さん、切れたなぁ・・・


わたしは子供の立場しかわからないので、親は等身大の欠点もたくさんあるただの人間だった、ということがわかった時に「まぁ、しょうがない」と思うことで親の呪縛から逃れたように思います。もちろん、距離的に遠く離れたことや夫のサポートは大きかったです。

それにしても親って、呪縛から逃れたと思ったら相手は年寄りになって世話がやけるようになって、カルマというのはこういうことをいうのでしょう。

著者は最後に「薬剤をやめたおかげで新しい自分を生み出すことが出来た」と書いてらっしゃる。そして、「食事はすべて生の材料から自分で作る」とも書いておられる。

薬剤の影響を受けず、自炊をするということは、精神の健康と自立を保つために必須なことだとわかった本でもありました。

自傷、摂食障がい、抑鬱傾向に自覚のある人、お身内にそんな方を抱えて悩んでいるご家族の方、痛ましい記録ですが読んでみてください。治癒へのきっかけになると思います。
境界性人格障害はBZ系薬剤の医原病ではないか、という疑いも著者はチラっと書いています。

ビデオを見てから本を読んで、またあらためてビデオを見ると著者の人となり、未だに人と話す時には緊張する心の震えなどもまるで自分の痛みのように感じられるのです。

ビデオで最後にダウン症の弟、洋ちゃんが発言するのですが、洋ちゃんへの受け答えをする著者の優しい眼差しとやわらかい声が、この人の魂の高潔さを表しているようです。

本当にすごい本、よくぞ死なずにこれだけのものを書いてくださいました。
そして、安富先生が授業でご紹介下さらなかったらまず出会うこともない本でした。
ありがとうございました。


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「フリーダ・カーロの遺品 石内都織るように」

やっとみに行ってきた。ずーっと楽しみに楽しみに広島に巡ってくるのを待っていた映画。

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フリーダ・カーロの遺品
映画を見るまでフリーダの遺品が主役なのか、石内都さんが主役なのかよくわからなかったのだけど、これは石内さんの映画。

石内都さんといえば、クロワッサンの「着物の時間」でダントツの存在感を放っていていっぺんにファンになってしまった写真家。→http://penguinkitchen.blog54.fc2.com/blog-entry-2248.html

ものを通してそれを使った人の存在感を立ち昇らせるような写真を撮る人です。どうやら、「ヒロシマ」で被爆者の遺品を撮った仕事が評価されて、50年ぶりに開けられたフリーダの遺品の撮影依頼が石内さんに来たらしい。
んで、ちょうど石内さんを撮影したいと考えていた監督が石内さんに電話をしたら、「メキシコにフリーダ・カーロを撮りに行くけど2週間後よ」。

二週間でスタッフとお金をどうにかしたんだ。そうでなければ石内さんがフリーダの遺品を撮るドキュメンタリーは生まれてなかったのね。

石内都さんは大学でテキスタイルを専攻したのになぜか写真家になっちゃった人。だから布には特別の眼差しがあるようで、そんなところもわたしには心地いいのかもしれません。

石内さん、かっこいいのだ。白髪頭がいつもボサボサで、妙に連れ合いのお母さんに似てるのです。
んでもって、カメラ構えたらかっこいい。フィルム使ってるところもかっこいい。小さいデジカメでもパチパチ撮ってるところもいい。最初のうちは遺品を並べるのにメキシコのスタッフの人にいちいち通訳を介して動かしてもらうのだけど、そのうちに上とか、左とか、笑っちゃうのが「アディオス」が「もういらないから除けて」の意味で使われる。んじゃね、さよなら、の意味だと思うのですが、そんな使い方もするのね。

石内さん自身は特にフリーダ・カーロに興味はなかったのだそうですが、彼女の作品と対面しているうちにだんだんとフリーダへの評価が変わるところも興味深いです。

フリーダが愛用していたオアハカの刺繍の伝統衣装は女系で代々受け継がれる着物のような衣装なんだそうです。しかも、刺繍は中国から渡ってきたもので、若干メキシコ風にアレンジされているんだそうです。そういえば、どうして中南米のウィピルの中でメキシコのものはアジアっぽい柄なんだろう?と不思議だったのですが、この映画で謎が解けました。

映画の最後にパリでの写真展のシーンがありますが、石内さんは紬の着物にゴージャスな帯を締めて、例によって襟元のVは深めで柄半衿に重ね衿もされていたような・・・紬ってところがかっこいい。

サインしてもらってた人に「Advanced Style」の写真家、コーエン氏がいたような。

前半、石内さんはディテールばっかり撮るし、服のコーディネートには興味なく単品ばっかり撮ってたのですが、ポジとプリントを見てもっと全体も撮ろうと思われて、後半の撮影になります。

本当に写真スタジオじゃなくて、フリーダの青の家で紙を敷いた上に服をレイアウトして、風が吹いて紙がめくれたり、自然光の下で取られるフリーダの服や靴は50年ぶりにバスルームから出してもらってのびのびと深呼吸しているみたいでした。

フリーダが着ていた服、フリーダが繕った靴下など、ほんと、フリーダ・カーロその人の気配に満ち満ちているのでした。

「パリの友達の自殺の電話のところを延々撮すところは悪趣味だった」とわたしは思ったのですが、連れ合いは「あれで後半の撮影への心境変化に繋がったんだよ」と言うのです。そーなんやろか?

んなこと話ながら久しぶりにゆっくり晩ご飯食べたのでした。

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11月17日 (火) バインミー、または焼きビーフン。

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「余命半年」

終末医療、つまり、ホスピスのお医者さんが書いた本。

この本が出たばかりのころ連れ合いが読んで、義父が末期ガンだってわかった時に連れ合いが家族に読ませた本。義理妹は「進行が本と一緒だ。ただスピードが倍くらい早い」と言っていた。その時わたしたちはバンコクにいてて、義父入院の知らせを聞いた連れ合いが飛んで帰って、なんとか臨終には間に合ったけど、話しはできなかった。ちょっとしんどいから、と入院して、ほんとうにあっという間だった。

義父は末期だったので治療はしなかったけれど、緩和ケアも受けてないので痛かっただろうし、倦怠感や食欲不振もあった。最後は腸閉塞にもなってたので、食べられるはずもない。味覚もおかしくなって、お酒の味がわからなくてポートワイン飲んでたなぁ。←んでも飲むか?

友達のかっちゃんはガンの治療も一通りしたけれど、最後はホスピスのお世話になって自宅で亡くなった。緩和ケアがよく効いて、痛みが取れたら食欲も戻って連れ合いと一緒に温泉に行ったり、お寿司を食べたりもした。お連れ合いのSちゃんに「ありがとよ」と何度も言ってから亡くなったという。

んで、やっとわたしもこの本を読んでいる。
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最近出た本も読みかけ。

かっちゃんが亡くなってしまって、友達がいなくなるのはほんとうに寂しいことだ、やっぱり生きていてほしいと思うばかりだけれど、かっちゃんのおかげでガンの最期がよくイメージできて、そんなところはかっちゃん、ありがとう!と思うこともある(でもやっぱり生きていて欲しかった)。

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左から、ガン、心疾患、認知症・老衰等の死に至るまでの過程をグラフにしたものですが、ガンの場合ほぼ普通の機能が保たれて、急激に悪化するのがわかります。この普通の機能を保っている間をどう生きるか、という選択ができるのだから、ガンという病気は優しい病気だと思います。

近藤誠先生がガンは治療するな、とおっしゃいますが、この機能を保った時期を治療に費やされてしまうと、せっかく普通に動ける時間を病院で過ごさなくてはならなくなったりするわけで、ある意味的を得ているのかもしれません。ただ、末期ガンになった年齢が若ければ病と闘うという選択を放棄するのはまず無理でしょう。

この本は余命半年を宣告された人向けに書かれていますが、余命半年宣告を受けた家族のためにも配慮されていて、主にターミナルケアや緩和ケアの実際について克明に描かれています。

麻薬を使うと意識が低下して麻薬が原因で亡くなってしまうのではないか、とか、緩和ケアと安楽死が世間ではごっちゃになっている、ということも整理されています。

また、大事なことはこちら。

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ガンの末期には痛みでのたうちまわるから、痛みのケア、と思いがちですが、痛みよりも倦怠感と食欲不振が出る割合が高いんだそうで、痛みは4人に1人は出ない人もいるそうです。

痛みはなくても倦怠感と食欲不振を改善して最期の時間を有効に活かす、というのもターミナルケアの使い方のようです。

問題なのは、終末医療の専門医というのはいない、というか、専門医制度になってないので、終末医療を扱う医師にも痛みのケア以外の緩和ケアについてよく知らない人が多いそうで、ホスピス医でさえ知らないこともあるそうな。

で、そのホスピスですが、数が足りなくいよいよもう苦しいからホスピスに入りたい、と思った時にホイホイと入院させてもらえるわけじゃないようです。

友人のかっちゃんの場合、連れ合いのSちゃんが調べまくって、役所にも行きまくって、ホスピスで体験入院をして、薬の調整をやって(これで痛みがとれてすごく元気になった)、一度家に戻ってから、またしばらく入院して、最期は台湾に旅行にも行って、自宅介護で亡くなった。

自宅介護の体制を整えるのもSちゃんの働きかけと、医療者のバックアップがあって可能だったことで、やはり夜中にお医者さんを呼んできてもらったり、ということが何度かあったようです。

本を読めばわかりますが、ガンの最期は急に悪くなる感じで、ほんとうに最初のグラフにあるように、ストンと悪くなるので、本人は自分の体だからいくらかわかるかもしれませんが、周囲はかなり覚悟をしておかないと、つい「ちょっと入院したらまた元気になる」などと期待を抱きがちです。

でも、最後の数日前まで普通に話しできるのだから、やっぱりガンは優しい病気だなぁ、と思うのです。

患者さん本人が最期までやりたいことをやり終えるように、サポートするのが家族の務めかなぁ。そして、◯○したらええんとちゃうか?という思いは後で「あの時やっぱりこうしておけば」という後悔を残さないためになんでもやったらいいと思います。
それにしても、ダルいとゴロゴロテレビばかり見てええんかいな?とハタのものは気になるのでした。

とかなんとか、いろいろ心配したところで、この先まだ何年も仕事も続けるのかもしれませんが、それならそれで良いでしょう。本人がよければ一番いいんですもんね!

満ち足りた人生の終わり方、自分も先人の死からいろいろと学んで、満ち足りた終わり方をしたいもんです。
そう考えたら友達が死んでしまったのも義父がもういないのも寂しい限りですが、たくさん教えてくれてありがとう。

でもやっぱり寂しいよ。


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ん?得意の食事療法はどうなったの?

父が末期ガンだとわかったわたしは温亀を特製の袋と一緒にプレゼントしただけで、断食しに行こうとか、青泥食べようとか一切言ってません。
弟は「いきいき酵素くん持って行ってジュース飲んでもらう」とか、いろいろ言ってたけれど、さて、どうだろう?

父は医者で、若いころ西勝造先生にも何度か会ったこともあって、趣味で断食(タバコ吸いながら)やったりしていたので、甲田療法のようなことはよ〜く知っている。そして、大嫌い。ついでに丸山ワクチンも大嫌い。「何人もな、患者に頼まれて打ったけどな、みな死によったで」(翻訳:何人もの患者さんに頼まれて施術したけれど、残念ながらみなさまお亡くなりになってしまって効果はみとめられませんでした)

そもそも本人は手のつけようがないガンだということがわかってちょっと安心している気配がある。たぶん、ボケや脳梗塞で寝たきりにならずに済みそうだと安心したのかもしれない。
母のほうがアワアワしている。

肝臓もガンなので抗がん剤はできないし、あちこち転移してるので(そもそもどこが始まりだかもわからない)手術も無理。父は医者だからこそ医療の限界も医者ができることの限界も良くわかっているのだと思う。父の様子を見ていると、「医者は絶対抗がん剤治療はしない」という都市伝説は本当のような気がする。まぁ、80過ぎてるから、がんばって治療しましょう、というドクターもいないわけです。

わたしはここ10年くらい熱心に食事療法のことなど勉強したり、実践したりしていて良くわかったことがある。

どんな人生もその人が選んだ人生で、何をどう食べるかもその人の人生なんだ。

ということ。もちろん、添加物も甘味料もホの字もなーんにも気にせずに食べて「ああ、こんなことになるなんて知らなかった」では困るけれど、いろいろ試して知った上での選択だったら本人の意思が大事だと思うのです。

それを教えてくれたのもかっちゃん。彼には断食も食養生も蜂療法も鍼も指導、施術できる鍼灸師の友達がいるのに、「好きなものも食わないのは嫌だ」と代替療法はまったく興味もなくやらなかったのです。

最後になってわたしがあげた麦若葉など飲んでいたみたいだけれど、気休めだ。

西式甲田療法の本をたくさん読んだらガンを治すのは大変なことだってことがわかります。甲田先生でさえ手術してから断食してほしいと思ってたみたいで、「ガンはほんとうに難しい病気です」とよく書いてらっしゃる。

多分、食事療法ってのは病気にならないために日常生活に取り入れる生活習慣で、病気を治すというよりも、病気にならないための方法だ、というくらいのおつきあいがいいんだと思います。

で、末期ガンの父ですが、青汁の粉末を牛乳に溶いて飲んだりしていて、「それは違う!」と叫びそうになりますが、栄養が足りないほうが恐ろしい世代の人なので仕方がないことなのでしょう。

本人が良いと思ってやることが一番いいのでしょう。だいたい人のいうことなど聞く人じゃありませんから、アレコレ心配して口出ししても「素人はだまっとれ!お前は医学の勉強をしたのか!」とドヤされるのが関の山です。

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何を食べるか、ってのはきっととってもパーソナルなことなのよ。最近は青泥をこのグラスに一杯、お昼ご飯の前に食べるだけ。ガンガンに生菜食をやってた時のキレはないけど、今のほうが付き合いやすいと思います。たぶん。


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次の展にむけて、コツコツ。

個展が終わったばっかりですが、次の展も近づいています。

ずっと作り続けているリネンのクロス、今回から晒の白も参加して、生成りX白のクロスも仲間入り。
以前はミシンでダ〜っと縫っていたけれど、このところ手縫仕上げ。

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縫い物やアイロンの日は着物がいいですが、裾つぼまりに着ると縫い目に負担がかかるので、家で着るときはゆったり着た方がいい。それにしても、着物の生地はタテにもヨコにも伸ばされるという過酷な条件に耐えるすごい生地です。こんなにタテにもヨコにも伸ばされる薄い生地はきっと着物だけだろう。外国の絹で襦袢など作ると、脇や背縫いが引けてくるもの。

シェルターとしての服もちょっと改良しています。

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着るものは魂の入れ物である肉体を包むものだから、身体に一番近い入れ物だから、魂の入れ物にふさわしい布で包むのがいい。着物はまさにそんな布だったのだと思うのです。(過去形なのよ、残念ながら。)


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リネンの仕上げ

織物は機から降ろして糸の始末をしたらおしまいかと思われますが、使われている繊維によってそれぞれ違う仕上げがあります。

まず、洗う。織る時に糸に糊をつけたり、油をつけたりする場合があるので、そんな余分な汚れを落として、ついでに余分な染料も落とします。
リネンの生成りの場合はもともとのワックス分があるので、それを落とすのが狙いかな。

リネンは重曹を入れたお湯に石鹸を溶いて洗濯機でガラガラと洗ってよくよくすすいでから、脱水し、アイロンを当てて乾燥させます。

そのあと、茶碗でこする。

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下の布が茶碗でこすった布。上はまだこすってない布。ちょっとツヤが出てるのがわかるでしょうか?

織りあがった布を茶碗でこするのは、喜如嘉の芭蕉布も同じです。

南アジアでは機から降ろした布は清浄なものなので、きれいに折りたたんで売買されますから、バッチリ糊がついているのですが、日本では機から降ろしたままの布は「生機(キバタ)」と呼んで、布としての完成品にはなりません。

ここまで手を掛けるって織る方としては大変ですが、日本人の布愛が「織るんだったらここまでちゃんとやりなさい」とさせるのだなぁ、と思います。

実際に茶碗でこすると、ツヤが出るだけじゃなくて、布も柔らかくなって、「完成品」の顔になります。

きれいだからorもったいないから、敷物に使ってるとか、プリンタのカバーにしてる、と買ってくださった方から聞きますが、タオルとして、フキンとして、とても使いやすいし、よく働きます。是非とも働く布として、生活のお役に立てていただきたいと思っています。

わたしはあまり働き者ではありませんが、わたしが作る布はみんな働き者なんです。生活の中で手織り布を普通に使うと本当に気持ち良いんですよ。

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ベルトを織る。

シェルターとしての衣服デザイナーの神谷さんに相談したら、ベルト付けたらいいんじゃないの?という話しになった。
話しは全然変わるけど、神谷さんが作るコートは本当に美しいのです。今年はきれいな色のツイードのコートがとってもかわいいんですよ。神谷さんのサイトのギャラリーをみてね→http://www.kamiya-designstudio.com/gallery/

そうか、ベルトか。ベルト通しはここから取るとして、ベルト、織るか!と言ったら、神谷さん目が点になっていた。
織るよ、わたしは!

細くて長いものって織りにくい。ベルト織り機やカード織り機など道具はいろいろあるけれど、織るのは一段づつだから、1メートル幅でも3センチでも織る長さは一緒、杼を通す回数も同じ。だけど、布を切ってベルトにするのと、ベルトの幅で織るのとじゃなんか違う。たぶん、着物の反物から着物を作るのと、広幅の布から着物を作るくらい違うと思う。

どんなベルトを織ろうかなぁ〜、経二重織のリバーシブルもいいけど、柄入りもいいなぁ〜。この前あんまりうまくいかなかった昼夜織をコントラストのはっきりした配色でやろうかしら?組織も堅くていいんじゃないかしら?

というわけで、いつぞや織ったサンプルが役に立つ。

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織物の設計をして、経糸の準備をして、機ごしらえ。本数が少ないので筬(おさ)通し、綜絖(そうこう)通しもすぐ。

見本をちょっと織って、本番。
ベルト織り機は持ってないので、小さい方の機(はた)に掛ける。

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細いので、杼(ひ)が織った布の上に乗らないから気をつけないと杼を落としてしまいます。

こんな柄でドットをもっと大きくして半幅帯なんか良さそうじゃないですか。手紡ぎウールの半幅帯なんて、腹巻巻いてるみたいにお腹ホカホカでしょう。

黒に近いチャコールのコートにこのベルトがついたら、可愛くないかしら?
しかし、付属のベルトを織るのに、これまた何日も掛かるのね。今日は60センチくらい織れました。


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リアル美魔女のMさんとアンチエイジングの秘訣トーク。

今朝、ツイッターをみたら信じられないニュースで埋まっていた。
昨日から降っている雨は小降りになっているけれど、一日中降る気配。

今日は友達のシャンソンライブ。着物で行くつもりにしていたけれど、諦めて服で行く。最近、服で出掛けるとき、タンスの前で「はて、何を着たらいいものやら」ととても悩んでしまいます。

着物で悩むときは「なに着て行こ〜。ウキウキ」という感じですが、洋服だと着物のウキウキ感がないような気がするのは着物はコスプレだからでしょうか?

うどん屋さんで簡単にお昼を済ませてライブハウスへ。この日、夜に渡辺貞夫さんのライブがあるからか、BGMがナベサダさんだった。

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遅れてきた人がいうには、道路は川のようになっていて大変な渋滞だったそうな。早めに出てきて良かったのかもしれません。

トレネとブラッサンスの歌を自分で訳詞をつけて歌うSちゃん、雨の歌と連帯の歌がむしょうに心に響きました。

久しぶりに会ったリアル美魔女のMさん、相変わらずナチュラルな美しさ。
わたしは「更年期で全然体重が戻らなくなって、断食もできないのよ〜」と訴えたら、彼女が言うには、更年期でちょっと太るぐらいが丁度いいんだそうで、脂肪が骨を守るんだそうな。

そんな美魔女のMさん、

「わたし、歳をとるのぜんぜんいやじゃないの。そりゃいろいろ身体の機能は衰えるけど、若い頃より全然楽しいもん」

ぺんぎんさんもお肌きれいよね、と褒められて、「な〜んにもしないから。」と言ったら、「え〜、まだ何も塗らないの?」は、はい。化粧水も使いません。持ってるんですが、つい面倒で・・・

え〜、つまり、アンチエイジングというか、加齢によるアレコレに対抗する秘訣は・・・

歳とるのいやじゃないの!

という気持ちのようです。

ほんと、Mさん、楽しそうなんですが、歳とるのってなんでいやだと思うんでしょうね?わたしも実はあんまりいやじゃない。20代のころより今のほうが断然楽しいし幸せなので、もっと積極的に歳をとるのを楽しんで暮らそうと思いました。先のこと心配したってしょうがないもんね。

ソロライブ2回目のSちゃん、今回はピアノの方との息もピッタリ、ピアニストの方もとっても楽しそうに演奏なさっていて、音楽っていいなぁ、と思った1日でした。

さて、雨まだやみません。被害が出ませんように。そして、テロへの報復の連鎖などという愚かなことに世界が向かわないように。


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簡単参鶏湯、鶏の薬膳煮。

今日は楽しい料理教室〜♫

先月は個展準備のためにお休みさせていただいたので、久ぶりの開催です。

なんだか風邪だの、ストレスによる体調不良だの、連れ合いも夜中に咳して苦しそうだし、寒かったり、あったかかったり、大雨降ったりでみなさん体調が悪そうです。季節の変わり目、気温や気圧の変化が続くと身体も大変です。

そうだ、こんな時こそあの料理!朝鮮人参の入ったあのスタミナスープがあるじゃない!と思い出したのでした。

ずごい久しぶりなので足りない材料があったりしたけれど、まぁなんとか。

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鶏のスープは体調が悪くなりかけのときや、病み上がりの時に飲むと滋養がつきます。実際食べてみるととても優しく身体に馴染む味がします。そこに朝鮮人参や他の生薬が入って元気にしてくれるのですから、ありがたい料理です。鶏はなるべく良いものを骨付きのまま使います。生薬はあるものだけでも十分です。

付け合わせに豆腐の薬念、そして、大根のナムル

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これは本当に大根がたくさん食べられる料理です。

今日はやっと晴れて、気温も上がったけれど、スープのおかげで身体はホカホカで暑いくらいでした。

日常に食べるものはすべて薬なので、特に薬膳の勉強をする必要などないと思います(そういう必要がないようにするのが日常の食べ物ですもの!)が、弱った時のケア料理を知っていると何かの時に安心というものです。

わたしも本当に久しぶりに作りましたが、今日は鶏がよかったので美味しかったです。

ご参加くださった皆様、いつも遠いところ、貴重な時間をありがとうございます。
次回は12月13日を予定しております。

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12月13日(日)内容未定

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久々にすまし汁断食をしたら・・

連れ合いが健康診断でお昼が食べられないと、診断の後何をどこで食べようか、と楽しそうに考えているのを横目で見て、「あ、そうだ、わたしもお昼はすまし汁断食にしよう。め〜っちゃ久しぶりだな〜」と断食する気になった。

久しぶりだと分量がわからない。甲田光雄先生の本を出してきて、レシピを探す。
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わたしのすまし汁断食は、すまし汁&寒天の変法ですが、寒天を食べるのでお通じがよく出ます。(すまし汁断食は醤油のおかげで宿便が出やすくなるんだそうです。)

お腹も空かないし具合がいいなぁ〜。おすましは熱いので、断食特有の寒さもなく、塩分不足のだるさも起きず、ついでに黒砂糖と醤油味のおすましは美味しいくらいで、お腹いっぱいになるんです。

午後、出かけるので着物を着ていたら、なんか手首に当たる袖が妙に違和感。身体の節々が痛くて、発熱っぽい感じ。

風邪かぁ〜。

風邪といえば、風邪の効用!→風邪をひいてしまいました。
あれ、今年の正月も風邪ひいたんだわ。

身体のゆがみが取れて、熱で癌細胞も死ぬんだから、風邪の時は熱冷ましなど飲まず、熱が上がっている間は少々うろうろしてもいいけど、熱が下がったら、ちょっとおとなしくしている、というのがポイント。

昨日はお昼おすまし断食、晩御飯にはおでんの汁におすましの出し殻の昆布やしいたけ、ほかにも白菜やえのきを入れたスープにお素麺を入れたものを少し食べて(連れ合いはたくさん。)、熱上昇中の気配だったので、お風呂も入らず温亀を抱いて早々に寝てしまいました。

連れ合いに彼が寝る時に亀(彼の分)をチンしてもってきてもらうようにお願いしておいたら、彼はちゃんとほかほかの亀を持ってきてくれる。ありがとう〜。 

それにしてもお昼を抜いたからだろうけど、風邪の進行が早くて、今朝はかなり回復。まだすこし熱っぽいので、今日もおすまし断食。

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体調不良で断食が快調なのはいいけれど、こういう時の断食って元気になったらモリモリ食べてしまうので、体重減らしには効かなところが残念です。

これを期に週1日断食を定番にできればいいんだけど、どうだろう?

風邪がすごく流行ってます。みなさん、ご自身やご家族が風邪で熱を出されたら、寒気がするのは熱が上がっている時、汗が出るのは熱が下がっている時と知って、水分補給を怠りなく、また、甘いものを控えるようにして風邪を過ごしてくださいね。

子供の頃、風邪といえばプリンとかゼリーとか食べてたけど、あれ、ダメよねえ。風邪ひきに甘いもの厳禁です!!

みなさま、どうかお大事に!

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「きものを纏う美」節子・クロソフスカ・ド・ローラ

節子さんにはたいして興味がなかった。
あ〜、またヨーロッパ貴族に嫁いだスノッブな女の自慢話、こちらではこーでござーますのよ、てな話しだろう。バルチュスがなくなって生活のために私生活を切り売りしているんだろう、とちょっと意地悪に考えていたけれど、彼女の着物姿を見て考えを改めた。

パーティーの時に藤原新也さんが撮った写真、胸のところは自然にダラーんと生地が垂れていて、衿合わせもゆったりしていて、実に自然で気持ちがいい。そうそう、着て動いたらこんな風になるよね、という着姿だった。

着物を着る人としても有名な節子さん、ちょっと読んでみようじゃないの、と図書館から借りてきた。

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バルチュスはもうすでに有名な画家で、名前からして貴族だとわかる。このバルチュス氏、日本文化ラブな人で、「日本人はどうして自国にあるすばらしい衣服を大切にしないのか、日本人女性の体型にはきものが一番美しい」と言って、若い妻の節子さんに着物を着るようにまぁ言えば押し付けたわけです。

節子さんが着物を自分できるようになったのは結婚後のことだから、最初のころは帯を結ぶのにバルチュス氏が汗だくになって手伝ったというエピソードが語られます。

つまり、節子さんは着付け教室や着物学院で免状をもらったような着物教育を受けなかったと知れます。そして、お母様や着物好きの叔母さまが自然と着物の手ほどきをしたのでしょう。

外国暮らしというのも良かったんでしょう、「日本ではしきたりがいろいろあるそうですが、こっちはカンケーないから自由にやってます〜」と言いながら相手に礼を失しないように気を配ることは忘れないので、その点きもの初心者としても大変参考になります。

そして、結婚後節子さんも絵を描き始めますが、「油絵じゃなければいい」とバルチュス氏に言われてグワッシュで描きます。これは、日本人の感覚に油絵の具は合わないというバルチュス氏の意見なのですが、慧眼だ!と膝を打ちました。

節子さん、誤解してごめんなさい、ご自身のアイデンティティーはまず自分は絵描きである、というところにあるようです。お家柄、お仕事柄、文化大使のようなお仕事も少なくなさそうですが、○○の奥様で、△でござーますのよ、というその人の本質とはあまり関係のない属性にアイデンティティーを置いてない人の揺らぎなさが「こちらではこ〜でござ〜ますのよ」という無駄な見栄がなくて読んでいて気持ちがいい。

ただ、編集の要望なのか、バルチュス夫人としての節子さん、素敵な暮らしの節子さんを過剰に演出されているところがきっとご本人にも不本意なのではないか、とこちらが心配になるほどだ。

これはわたしが○○(連れ合いの職業)夫人だとは思ってなくて、自分は染織家だと思っているし、連れ合いは大事だけれど、彼が○○だから一緒にいるわけじゃない、という気持ちと通じるように思うのです。だからいつまでもバルチュス夫人と言われるのも不本意だろうなぁと思う。

貴族なのだから、掃除洗濯炊事に庭の水やりまで全部自分でするわけじゃない(部屋が50もある家だし絶対無理!)だろうけれど、着物を着てくつろげるというのは、私たちが失ってしまった身体感覚だ。

わたしの父は仕事から帰ると丹前に着替えていた。バルチュス氏も家では紬を愛用していて、「きものは体に馴染み首を絞めるネクタイをしないでよいからきもちがよい。纏うものだからよい」と常日頃言っておられたと書いてある。くつろぎ着でも美しいという意味だろう。わたしも家でジャージは嫌いだし、連れ合いにも着てほしくない。体操服は運動の時だけにしてほしい。

節子さんはきものが日常着だった時代のアッパークラスののきもの姿をそっくりと引き継いでいるのかもしれないなぁ。ヨーロッパに行かれて「いろいろなしきたり」に影響されずにきもの本来の良さを残している貴重なものなのかもしれないなぁ、と思ったのでした。

そうやって考えたら、フランス人貴族になった人に「あの人の着方はなってない!」とは(人のきものの着方にあれこれ口出ししたい人たちも)大声じゃ言えないだろうから、節子さんありがとう!と思うのです。

最後に紬はとてもいい、という章があるのですが、紬の訪問着が便利だという話しがはぁなるほどなぁ〜と思いました。

紬は布が丈夫なので、引っかかったり擦れたりする心配が少ないし、訪問着でもさりげなくて便利なんだそうです。はぁ、確かに綾子に友禅の訪問着などキラキラしすぎて浮いちゃいそうですもんね。正式な夜のパーティーでなけらば紬が便利なんですって。わたしはつい紬のきものばかり買ってしまうので、嬉しくなりました。

憧れの生活とか、優雅な○○という切り口じゃなくて、きちんと画家として評価されるべきだし、画家としての節子さんを編集の中心に据えた本があってもいいように思いました。

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プチ断食もプチ回復食。

風邪ひきを利用したプチ断食。
内容は、お昼は寒天入りおすまし。夜はごく軽めに汁物中心、という感じ。

2日続けて、今日はもうお昼のおすまし断食はやめて回復食とした。

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坐禅断食の回復食に大根の水煮を汁とともにたくさん食べるのです。で、大根が箒の役目をして、宿便を掻き出すんだそうな。梅や梅酢をたくさん食べるとむくんで大変なので、ほどほどにしておきます。

プチ断食といえども、昨日あたりからお通じがなんどもあって、今日もけっこう。もっとちゃんとやればもっと出るんだろうなぁ、と思うけど、断食をするのはいいけど、回復食が長くなると大変なのです。

それにしても、回復食が始まったらお腹が空く。

これが断食のほんとうに難しいところだよなぁ、と思い出しました。わたしの場合、やっぱり断食は昼だけ置き換えくらいがちょうどいいし、それでも結構結果が出ることがわかって良かった。

野菜も豊富になったし、明日は青泥再開してみよう。

ベルトも織り上がりました。

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「これ、いくらつけるの?」と夫に聞かれて「付属だもん、値段つかないよ」と答えたら、彼は呆れていた。手仕事の世界ってお金じゃないんだよ。買える人は幸せなのよ。

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Shelterとベルトの仕上げ。

服地やショールは織って端の始末をして、縮絨、プレスしてしまえば完成だったけど、Shelterは気が変わったらシルエットを変えたり、足したり引いたりできるので面白い。

展示してみて気になったところを改造。細かい仕上げはお風呂場に板を渡してその上で加工します。

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アームホールを変えて、ベルト通しをつけて、昨日織りあがったベルトも仕上げ。

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えへへ、なんかかわいいぞ。なんて素敵な織物なんだろう〜。こんなベルトを締めている人がいたらフラフラとついて行ってしまいそうです。

作品とか、売り方とか考えたら割に合わないので誰も作らないんでしょうが、ベルトって楽しいかも。
あ、帯と一緒か。

和装の世界はめちゃくちゃ厳しくて、経糸の結び目はダメとか、そのわりにヒゲ紬は高級品とか、わけわからん世界です。実際、駒場の民芸館での公募展見ていても、帯や着尺の入選と準入選の区別がわかりませんもの。着物なんぞほぼ誰も着ない(お!着物だ、と振り返ったり、お!っと思うってのは、珍しいってことだもの。ほぼ誰も着てないのよ。)んだから、そんなガチガチに細かいこと言わなきゃいいのに。作る人もおおらかな気持ちで作ったほうが和装はもっと楽しくなるのに、といつも思うのです。
(帯は織りたいんだけど売り物となるととてもとても!)
お客さんがいうんだろうな「ここ、糸が出てる」とか。

次の作品の設計をあれこれ考えながら仕事場の片付けをしているうちに連れ合いが帰ってきて、彼の車を修理屋さんに取りに行ったついでにちょっとお茶などして、いなり寿司などつい買って帰ってきたのでした。

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ああ、断食の効果もこれまでです。残念、また来週楽しもう。
お風呂に入ってたら次の織物の柄が浮かんだ。

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古織さまに会いに行く。

せっかく次の織物の柄が浮かんで、機ごしらえ(織り機に経糸を掛けるための準備いろいろ)をしていたのに、実家に行くついでにあの展覧会やこの展覧会に出掛けることにしてしまった。

母にも会うし、古織殿にも会うので、母の結城紬と、軽くて締めやすく染めでも織でも合わせやすい無趣味な感じの母帯に、織部好みと思われる帯揚げ(不思議な帯揚げですが、これも母の着物道具に入ってた)にグリーンの帯締め(リサイクルで購入。)
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出掛ける先に合わせて小物や柄をコーディネートするのは着物の楽しみなんですが、帯揚げがほらほら、織部好みでしょ〜なんて、帯揚げを解いてみてもらうわけじゃないのにねぇ・・・自己満足もいいところですが、たぶんこの密やかな遊びが古織どのへのオマージュなのです。え、あ・・自己満足です。はい。

佐川美術館なんてのがあるって知らなかった。古田織部さん没後400年とか。日本が世界に誇る工芸と芸術のプロデューサー。(漫画で親しんでしまってすっかり知り合い気分です。)

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ああ、これがあの茶入れか!とか、抹茶茶碗の大きさがデカイこと!など実物を見ると感動もひとしお。これがあの はにゃぁ な茶碗か、など味わい豊富。もう閉会が近いせいか、人も多く、着物の人もちらほらいてて、お腹いっぱいになる素晴しい展でした。

いや、それにしても、広島から栗東まで一気に走るのは遠いし、美術館までのレインボーロードが混雑していて大変でしたが、いい美術館でした。

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建築が有名らしい。

夜は実家に戻って、弟一家も来て賑やかに過ごしたのでした。

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着物と帯の組み合わせ、最近の変化。

母の着物を着ていくと、「あら、ええの着てるやん、どうしたん?」というので、「これはさるお屋敷の奥様からの下りものでございます。」「へ〜、ええやん。色もええやん」って、ふざけてるのか、忘れてるのか、時々わからないことがある。

相変わらず、帯へのコメントはなし。「この帯はなんにでも合わせやすいねん」と言うのかと思ったら、それもなく・・・やっぱり母は帯にはあまり興味がないみたい。帯揚げもお母さんのだよ、と言っても「そんなもの持ってたかしら?」うん、お母さんの好みじゃないから誰かにもらったのかもしれない。

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昨日と同じ写真ですみません。

最近、着物と帯のコントラストをあまり変えない組み合わせにすることが多くなってきました。前は着物がダークだったら帯は明るめとか、着物が青なら帯は赤系などの組み合わせで着ていたけれど、案外色調を変えたら同じようなトーンでも悪くないような気がしてきた。この帯も光の加減で明るく写っているけれど、実際にはもっと暗い色。

着物のハードルはいろいろあるけれど、それなりに着れるようになってきたら、次は組み合わせが一層楽しくなってきて、母着物&母帯に自分で買いそろえたものをアレコレ合わせてみるのがまた楽しいのです。洋服の組み合わせとは全然違うのですごく面白い。

同じ着物に紫の半幅帯で帰ったのでした。
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肝心のコーディネートは全然わからない。

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実家で長襦袢の裾上げ。

連れ合いの仕事もあって実家に泊めてもらうのだけど、なにしろ、な〜んにもやることがない。部屋の片付けでも手伝おうか?といっても指揮してもらわないと出来ないわけで、勝手に片付けるわけにはいかない。

父は相変わらず、温亀と平板をお腹に乗せてゴロゴロ。母は「おと〜さん、ごはんもこれっぽっちしか食べなくて、料理作ってもひとりで食べないかん」と前回と同じことを繰り返す。

わたしができることなんて、買い物と料理くらいのもので、母を気晴らしに連れ出そうかと思ったけれど、「おと〜さん置いて行かれへん」と出かける気ゼロ。父が食べなくなったので、外食もない。

大根おろしをちょっと食べてもらったら、4時間くらい経ってから腸が動き出した、といって、トイレに行ったりしていたので、大根おろしは気に入ったようだ。たくさん食べないので準備するのも負担でないから、食事の前に大根おろしを食べてもらうようにお願いしておいた。

連れ合いがいれたコーヒーをえらく気に入って、1日に2杯もブラックで飲むのには驚いた。わたしが自分たち用に作ったブロッコリーのパスタもえらく気に入って、帰る前に作っていけと言われたり。

しかし、食べる量はほんの少し。作っても食べないのでは、母だって料理をする気も失せるというものです。

結局、たいしてやることもなく、懸案の長襦袢の裾上げをしていたのでした。

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先月と比べてあまり変わった様子は見えない。母も相変わらずでぼやくばかり。まだどうしていいか分からない状態みたいだ。

父は痛みがないので緩和ケアに行く気もない。薬の調合を自分の好きにできなくなるのが気に入らないのだ。好きにすればいいと思う。

長襦袢の裾上げは完了。解いてみたらわかるけど、和裁士さんってすごい仕事をしている。どういう順番で縫ってるのかもよくわからないところが多い。裾を解いただけなのに。

着物のお直しは小さなお針箱に入る程度の道具とアイロンさえあればできるので、実家に戻った時の内職にちょうどいい。
次は替え袖でも縫おうかな。

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きものは皮膚呼吸を妨げないから気持ちいい。

ことしの秋は寒かったかと思ったらずーっとあったかくて、雨ばっかりのへんな秋。木枯らしが吹いてたなぁと思ったら、やっと寒くなってきた。

寒くなると着物がほんとに気持ちが良い。今まで浴衣で寝ていたけれど、やっと寝巻きも冬仕様。色無地寝巻きに変えました。

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衿を反対に折って汚れ対策。やっぱり錦紗が汚れるのは忍びないですもん。

これは汚れがあるので外には着ていけませんが、本当に良い布で、洗濯しても縮まなかったんですよ。裏地がずれて袋にもならなくて、本当に良い着物。良いものは洗えばわかる!(だけど、謎の汚れは落ちず・・・)

寝巻きなので素肌に着るのですが、綿麻の浴衣の肌触りもいいけれど、絹の羽二重の肌触りは本当に格別です。冷んやりしなくて、程よく体温を保温してくれる感じ。もちろん肌触りは最高です。そして、絹のぽってりとした重みも「ああ、冬だなぁ」と思わせてくれます。

着物を日常に着るにはお袖やマキシ丈に加え汚したらいかんとか、濡らしたらいかんとか、着方を覚えた後にもハードルがあれこれ控えていますが、もう水仕事しません!寝ます!という時に着物に親しむためにも着物を寝巻きにする、っていうのは良いアイディアのように思います。ただ、刺繍のものや生地が傷んでいるアンティークのものはむかないけれど。

寝巻きは来ている時間が長いので、素材には気を付けたいという点でも着物で寝巻きは優れています。紐を使うので、ゴムの締め付けはないですし、何より身体にビッタリしないので皮膚呼吸を妨げないから寝ていても楽なような気がします。

気温が下がってきたら本当に着物はいいなぁ。今日は寒かったから、裾上げをした長襦袢&袷の着物で一日機織りしておりました。

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長襦袢のお袖が着物からのぞくのが嫌いで、襦袢の袖はみんな着物より2センチくらい短くしてたんだけど、いい長襦袢だと袖口から襦袢がのぞくのも悪くないわ。展覧会が終わったら変え袖祭りしよう。

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これは小紋の生地で作った襦袢なのでボッテリと重たい。着心地は・・・官能的です。この襦袢、仕立てる前に生地を洗って縮めてあるので、洗える襦袢なんですよ。

半襦袢の気楽さも好きだけど、真夏と真冬は長襦袢よね。

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「フリーダ・カーロの遺品」舞台挨拶with石内都さん

もうしばらく前になりますが、石内都さんの映画、「フリーダ・カーロの遺品」の舞台挨拶に石内さんもいらっしゃるので出かけてきた。映画はもう見ていたので、この日は舞台挨拶だけ。

映画が終わる前に映画館に着いたら、着物を着たわたしに石内さんから声をかけてくださった。

「わ〜、きれい〜すてきすてき!!」!!

石内都さんといえば、クロワッサンの「着物の時間」で圧倒的な存在感を放っていた方だ→http://penguinkitchen.blog54.fc2.com/blog-entry-2248.html

いや〜、うれしいなぁ。石内さんに着物褒められた。「じゅばん、これどうなってるの?」と聞かれたので、「これは、タイシルクを藍染して袖だけ作ってあるんです〜(半じゅばんにホックで装着)。それより裾除けがね、タイの絣の腰巻(絹の普段着)でほーれほれ」と着物をめくって自慢の裾除けを見せびらかすアホなわたし。

「これ、銘仙なんですよ」と石内さんもご自身のお洋服の説明をしてくださる。
監督もいらっしゃって、映画の感想やアレコレ、ちょっと言いたいことを言ってしまう。お友達の死因が自殺だったという電話を受けて泣かれるシーンが無駄に長いし悪趣味だ、と言ったら、「あ〜、上野千鶴子さんも同じこと言ってたわぁ〜」と石内さん。

しかし、トークの中で、あのシーンのおかげで古い友人や元同僚たちがその人の供養をした、ということがあるんだそうです。映画としてわたしはやっぱり無駄なきがするけれど、お知り合いやご友人にとってはそうなのかもしれません。そんなところはドキュメンタリーの面白いところです。

監督はこんな若いお兄ちゃん。石内さんラブが映画全編に漂っています。

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いろいろ不満の残る映画なんですよ。たぶん、この映画、フリーダ・カーロで観に来る人が8割、後の2割は石内都で観に来るんだと思うのですが、素材が良すぎて監督の力不足ばかりが目立ってしまう、というのが不満の原因だろうな。貴重なドキュメンタリーなんだから、石内都meetsフリーダ・カーロに焦点を絞ったらよかったのになぁ。

トークの中で、サンプル上映の時に入っていて、本編ではカットされたシーンについて石内さんがおっしゃっていた。

刺繍の村に行って、刺繍を刺す女性たちが集まって、「フリーダの着方は正式じゃないわよねぇ〜」とおしゃべりしていたら、突然雷鳴が轟いて雨がふってきたそうで、女性たちが「フリーダが怒ってる〜」と怖がった、というエピソード、どうして抜いちゃったんだろう?

それに、石内さんはフリーダの衣装のことを、
「頭の部分が小さくて、スカートを大きく膨らましてあって、自分が大きく見えるような効果をよくわかって服のシルエットを作っている。そのシルエットは遺跡のシルエットと同じものだ。」とおっしゃっていた。

この石内さんの発見が言葉になっていたら遠足のシーンももっと違った見方が出来たと思うのに、ほんと、残念なんです。

帰りしなにも「いつも着物着てるの?すてきすてき、衿もいいわぁ〜」と褒めてくださったのでした。着物の人がいるとつい話しかけてしまうんだそうです。石内さんに会う機会があったら是非着物でお出かけください。

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石内さんとツーショット。石内さんって白髪がボサボサしててちょっと義母に似ている。

来年には岩波書店からフリーダ・カーロの遺品を撮った写真集が出版になるそうで、そちらも楽しみです。
翌日、市立大学でも講演があったので、せっかくの機会だから行ってしまいました。
なんかえらいファンみたいですが、着物の時間を見るまで存じ上げませんでした。あはは。

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石内都さん講演会

舞台挨拶の翌日、市立大学での講演会にも出かけてきました。
舞台挨拶は紺の着物だから、赤い着物で行こう。帯も名古屋帯(写真なし)。

講演のテーマは「ひろしま」

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石内都さんがひろしまの遺品を撮るようになったいきさつは、お母さんの遺品の写真集を出したのがきっかけで、キュレーターで編集者の人に「広島にはアートしか残らない。広島の遺品撮りませんか?」と声をかけられたのだそうです。んで、資料館の遺品を撮ることになって初めて広島に来たのが2007年、現在でも遺品の撮影は続いているのだそうです。

資料館の遺品はいろんな方が撮影されてますが、どれも資料として撮影されているので、違う写真にしようと思ったそうです。

きれいに撮りたい!かわいく撮りたい!と撮った広島の遺品は本当に美しい。

戦争中のことだけど、こんなきれいな服を着てたのか(でも後ろ半分は焼けてボロボロ)。手縫で縫われた洋服はその人がどれだけ大事にされて育てられたかがわかります。つぎの当たったセーラー服だってなんだって、原爆で焼かれた人たちの文化的で豊かな暮らし振りが伝わってくるだけに胸に迫るものがあります。

資料じゃなくて、人が着ていた服なのよ!とダイレクトに伝わるのは写真家の技量だし、「きれいに撮りたい」という想いに遺品が応えたようにも思えます。

講演の話題はひろしまの撮影だけじゃなく、フリーダ・カーロの遺品の話しも、横須賀の話しも。
「女性アーティストの人生はスキャンダルにまみれて伝えられますが、実は何もしていない時間が圧倒的に長いんです」

とおっしゃっていた。そりゃ当たり前だ、生活している時間がほとんどだよなぁ。と妙に納得した。

しかし、「広島はアートしか残らない」と遺品の撮影に石内都さんを起用しようと思ったキュレーターは慧眼だし、被爆遺品を持ち主の体温まで感じさせるような美しい写真に仕上げる石内さんも素晴らしい。どんな言葉よりもあの朝広島に起こった出来事を見る人に伝えるもの。

つまり、家族に愛されて、きれいな絹のワンピースを真夏の朝から着ていたような、文化的で文明的で愛情に包まれていた女の子が無残に焼かれたってこと。

質疑の時に広島の”伝承者”という女性が石内さんの写真はきれいだから具合悪い、とご意見なさった。彼女にとって広島の遺品は悲惨でなければ都合が悪い。だから石内さんのかわいい、きれいなワンピース、絹の服なんて広島の被爆者のイメージに合わない、と言いたいようです。

「それは違います。わたしはわたしの写真にしか責任がとれない。あなたはあなたの立場で広島の話しをなさればいいし、わたしはわたしの立場でしか写真をとれません。広島にはもっと外の人を入れて解放してあげないと。とってもがんじがらめな感じがする」とおっしゃっておられましたが、わたしも20年広島に住んでいて本当にそう思います。

「だから、広島でもっと話しをしないといけないと思っています」ともおっしゃってました。

なんか広島に住んでいて感じる違和感の姿を見た気がしたのでした。

写真家で何冊も写真集を出すことができる人も稀だけど、ほんとにこの人は美術表現としての写真でご飯食べてる人なんだ、って思った。

ちなみに、写真は独学で、写真より前に暗室に出会ったんだそうです。暗室作業が染物と同じだって。なるほど、出発点が違うから見方も技法もオリジナルなんだなぁ。そういえば、藤原新也さんも写真は独学ですね。

来年2月まで開催中のゲッティーミュージアムでのオープニングレセプションにはこの日のために誂えた着物でご出席だったそうです。
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ゲッティーミュージアムのサイトに石内さんのトークの音声ファイルがあるので、英語のヒアリング兼ねてどうぞ。
http://www.getty.edu/art/exhibitions/ishiuchi/

広島に住んでいて生のアーティストトークを聞く機会はあまり多くないですが、良い刺激になりました。
わたしもお仕事がんばります。

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突然真冬!!紬の季節だ!

次の展に向けて、毎日襟巻きを織ってます。

紡いだ糸の長さを測ったり。
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真綿を引いた糸。いわゆる紬はこの真綿から引いた糸で織られる。いい紬は糸にツヤがあってきれいなのです。紬でもボソボソっとした感じのものは糸の作り方が違うような気がします。

本場結城紬の糸は撚りが掛かっていないものもありますが、わたしは紡毛機で引くので撚りが入ります。でもいいツヤでしょ。

ついこないだまで単で十分だったのに、急に真冬の寒さになって、ほっこりした紬を着た。ついオークション遊びをして買ってしまったもの。

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こういう縞は絣糸の残りとか、残り糸をいろいろ組み合わせて織るもので、織った人の気持ちが伝わって来るんだよね。たて縞よりもよこ縞のほうが配色考えながら織るから楽しいの。

こんな心のこもったきれいな布が本当にこんな値段でごめんなさい!ってなお値段で買えてしまって、着物に申し訳ない。大事に楽しく着させてもらいます。

さて、寒いしちょうどいいから試着をかねて一日過ごしてみました。

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現代物の着物って胸に補正入れるの前提に作ってあるのか抱き幅が大きくて、胸がガバガバだ。着物は上前、ちょうどお膝の上あたりに汚れがあるし、3年くらいたくさん着て、洗い張り&仕立て直ししたらよくなるだろう。

わたしが着物を着るようになって驚いたか?と連れ合いに聞いたら、「着物はいずれ着るだろうとは思ったよ。でも結構なオクサマになるとは思わなかった」。
わたしはオクサマになるより、着物を着ている自分にびっくりだよ。

着物が「しっかり織らんかい!」と励ましてくれたのかどうか、
朝から掛かっていた襟巻、織り上がりました。

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織り始めの図
織物してたらすごい幸せなのです。あぁ、しあわせ〜。

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「食の農の映画祭 2015」が今年もやってきた!

広島に住み始めてから映画ばっかり行くようになった。そんなに映画ファンってほどじゃなかったのですが、広島には素晴らしい映画館があるんだもの。広島の映画リテラシーは素晴らしくて、これはひとえに映画好きの劇場経営者とスタッフのみなさま、そして、一部のコアな映画ファンの皆さんに支えられているんだなぁ。

広島という土地柄(都市もあるけどそれほぼ農村)と映画リテラシーの高さが合体したような映画祭が毎年この時期に行われて、今年もあれこれと良いセレクションの映画が上映される。

食と農の映画祭inひろしま2015

楽しいのは、映画館のロビーで野菜、自然食品、野菜の種などいろんなものが売られていて、こんな楽しい映画祭ってちょっとないんじゃないかしら?と思うのです。今年で何年めかわかりませんが、毎年欠かさず出かけているような気がします。

んでもって、酒好きの夫が是非行きたいという能登杜氏の映画「一献の系譜」に行ってきた。

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お出かけ久しぶりだなぁ〜、何着て行こう〜と選んだ着物。(写真がブレててすみません)映画だからね、あっさりと普段着な感じで。この着物は八掛が赤茶なので、茶色のストールに茶色の足袋。バッグも茶。ピンクの着物に赤い帯。絣&絣で合わせてみたけど案外民芸民芸した感じにならなかったような気がする。

デパートでパンとか買おうか、と考えたけれど、映画祭できっと食べるもの売ってるだろうと食べ物を買わずに行ったら大正解!

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化学調味料などを使っていないお弁当が売ってた。しかもワンコインだ。

映画祭にはこんな人も参加してる。
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あ、関係ない?そうなの?

生協や農協などいろんな団体が協賛しているからか、マイナーな感じのドキュメンタリーなのにお客さんいっぱい。年々増えているような気がします。

お酒の映画だからか、誰か飲みながらみてた人がいるのか、映画の最中なぜかお酒の香りが漂ってました。まさかスクリーンから匂いがするってことはないと思うんだけど・・・

サックリと気分転換して、ついでに展覧会のDMを出したり、靴を修理に出したり、時計の電池を買ったりと用事も済ませて、家に帰って仕事の続き。

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おくりもの展までにこれを仕上げたらもう終わりかなぁ。なんか胃がシクシク痛いなぁと思ってたら、なんか間違えてたみたい。間違いがわかったら胃の痛いのが治ったわ。

それにしても、サロンシネマの映画愛、すごいでしょ。本当に映画館に行くだけでもワクワクするのです。

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21世紀を生き残るには愛だよ、愛!

んで、映画の感想とか、解説はって?
どうも酒愛が足りないらしく途中いい気持ちになって寝てしまいました。

わたしも布愛で生き残るのよ。

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