マフラーの仕上げ。

展が近づいてきて、織物も仕上げをしなければ、と今日は午後からマフラーの縮絨。

布の織り目を固めるためにいつもは踏んでいたけれど、ローリングでもいいような気がしてフェルトを作るときみたいに石鹸水を掛けてローリングしてみた。

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フェルト道具(といってもマフラー用サイズのビニールやら紐やら)を探すのに手間取って、ローリング始めたのは3時過ぎ。

織ったばかりの布、経糸と緯糸が馴染んでないので、特に毛織り物の場合は経糸と緯糸の交差点を軽くフェルトさせることで安定すると風合いが良くなるんです。機から降ろしたばかりの布は糸がコリコリしています。

この織り目を安定させるために布に石鹸水をかけながら踏んでいたのですが、踏まずに転がすことにしたわけです。

ローリングを終えて、布を縮めます。
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色が混じらないように(染料が移るというより、毛が混じるといけない)別のバケツにお湯を入れて布を捻らないように攪拌します。

もういいかな〜という頃合いに板の上に布を広げて幅出しをし、脱水、アイロン。

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今までホームスパンっぽいので自分では作っていなかった昼夜織。モッサリしてるところもウールのいいところだなぁと最近思うようになりました。

染色こだまさんがウールの半幅帯の話しをブログに書いておられました。
http://blog.livedoor.jp/someorikodamas/archives/51999363.html

ウールの名古屋帯は持っているけれど、半幅帯、どんなものなのかしら? ウールの半幅、来年の課題にしてみよう、と襟巻きにアイロン当ててたら、襟巻きが全部帯に見えてきた。


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Shelterと襟巻き。shelterは着物の上にも着られます。

“Shelter”というコンセプトで展開している服に襟巻きを巻いて出来を確認。

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実はこれ着物でも着れるようになっている。
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帯が半幅帯のカルタ結びだから背中がペッタンコですが、お太鼓でも大丈夫。

ボタンも右前左前両方使えるようになっている。だから男性も女性も着物も着れる。

袖なしでロング丈バージョンはベルト付き。

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着物の上に着るとこんな感じでこうなったら着物を着てるように見えない。

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袖なしのこれを着ていると、コートの腕の重みがなくて身体を動かしやすく、そしてお尻から腿まですっぽり暖かいので、このまま部屋着にしてもいいくらいの着心地です。

やっぱり手紡ぎ糸で織った布は軽くていいなぁ。

もともとshelterは雨や雪や風の日でも身体を守るトルコの羊飼いのコートのような服をホームスパンをフェルトすることで作ったものです。衣服は魂の入れ物の身体を包んで守るものです。衣服によって身体と魂が守られているという経験はなかなか普通はできないもので、こればかりは使ってみないとその違いはなかなかわかりません。

着物はときどきそんな経験をさせてくれますが、それは着物が魂の入れ物の身体を包んで守る衣服だからなのだと思います。

手紡ぎ糸で作った服や服地はなかなかお値段も大変(作る方も大変)ですが、まずは襟巻きから手にとってみてください。布が与えてくれるいろいろなことを感じてもらえると思います。

おくりもの展のお知らせはこちら→http://penguinkitchen.blog54.fc2.com/blog-entry-2420.html

今日は納品書のリストを作ったり、値札を打ち出したりの苦手作業。
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すっかりくたびれて食事の支度をする気にもなれず、かといって、この日は行きつけのお好み焼き屋さんは定休日、しかも雨降りで、諦めて料理を作ったのでした。

夫が人からもらったレトルトのパスタソースを指差して「こんなのでもいいよ」って言ってくれたけど、その手のものは元気いっぱいの時にノリで食べないと、余計にヨレヨレになりそうです。

で、何作ったかって?豚トロの生姜焼きと新玉ねぎとモズクのお味噌汁でした。

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バイタミックスで作る生菜食定食。

Facebookで西式お友達とおしゃべりしていました。
その方は、青泥をヒューロムジューサーで作る方で、いつも美味しそうな青泥を召し上がっておられます。もちろん、闘病ですから、わたしのようなイイ加減なことはしません。

んで、バイタミックスで作る青泥ってどんなんや?という話しになりました。
バイタミックスってね、8万円もするミキサーのことで、ローフードをやる人はみんな買うというミキサーでございます。(最近はもっと高級機種が出たらしいですが、ハイパワーブレンダーはバイタミックスとブランドテックが双璧ではないでしょうか?)

圧搾ジューサーで作る青泥とブレンダーで作る青泥は別物です。普通のブレンダーでは水を加えないとブレンドできませんが、バイタミックスは押し込み棒がついているので、水なし青泥が作れます。

まず、バイタミックスの土台。
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大きさの比較のために横にアロマオイルのボトルを置いてみました。片手でヒョイは無理ですが、両手で持てば普通にあげたり降ろしたりできる重さです。

まずは、定食の主食、生玄米&胡麻を計ります。
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玄米50g。発芽してない普通の玄米です。

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胡麻10g。ちょっと1グラムオマケになっちゃった。

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コンテナに入れて
(コンテナがスモーキーになるのは、青泥を作ると灰分が多いらしくこんな風になります。グルメなグリーンスムージーを作っているとこうはならないようです。)

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ガ〜。

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こんな感じで完成です。
生玄米が美味しいなどというともう誰も寄ってきませんが、これはほんとに美味しいんですよ。え?変人ですか?そうです。

人参を計ります。
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200グラムくらいしかないわ。250グラムにしたいところなんですが、足すのは面倒なので、葉っぱも200でいこうと思います。

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買い物に行ってないので、レタスとセロリとブロッコリしかなかった。ブロッコリは普通青泥仲間には入りませんが、癌の薬なので入れてもイイような気がします。同様にカリフラの葉っぱなどは青菜として入れてしまいます。

ちょっと多くなっちゃったけどまぁいいや。

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人参を青泥と混ぜちゃうと酵素がビタミンCを壊すという説があって(壊さないという説もある)ちょっと酸性にするとその酵素が働かないらしい。んなわけで、うちの庭のスダチを皮をむいて、種を外して入れます。スダチってみかんみたいに皮がむけるのよ。

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絞ってもいいんだけどね、自然農(つまりほったらかし)のスダチだから袋ごと食べます。

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りんご半分も加えて、

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ガー。

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こんなにクリーミー。

人参入れて。
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ガ〜。

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ドドメ色になっちゃうんだよね。

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で生菜食定食の出来上がり。これに豆腐半丁とかついたらもうお腹いっぱいで食べられません。

青泥のテクスチャーはこんな感じ
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ウッカリすると噛まずに飲み込んでしまいます。りんごが入ってるので美味しいわぁ〜。
ちなみに、これは西式の青泥なので塩は入りません。甲田療法は塩が入ります。

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玄米もこんな感じで粉砕されます。

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お片づけもこれだけ。

ジューサーに比べて作るのも片付けるのも圧倒的に楽で、バイタミックスで青泥を作るようになってからもうジューサーで作る青泥には戻れません。

しかし、圧搾ジューサーで作る青泥は、繊維がちゃんと残っていて、噛み締めると繊維の間からジュースがジュワ〜という食感の変化が楽しめて、バイタミックスで作る青泥よりグルメな感じがします。

病気が重くて青泥の準備が大変だったり、胃が弱くて青泥が負担になる、というような方はバイタミックス青泥は悪くないと思います。

さて、ブレンダーですが、ハイパワーブレンダーでなければ青泥にならないのか?というとそうではありません。甲田先生は五千円くらいのブレンダーを使っておられました。
家庭用高級機種で2万円くらいのブレンダがありますが、5千円くらいのものとあまり差がないどころか、中途半端に無理ができるので、無理させて壊してしまうので、その点無理する気がゼロな5,000円機種のほうが良いと思います。
8万円のハイパワーブレンダーはまた別物です。

圧搾ジューサーにしても、ヘビーユーズをするならツインギアのほうがヒューロムなどのシングルギアよりも長持ちするので結局お得なような気がします。お掃除も楽ですし。

わたしがジューサーを買うときにツインギアにしたのは、人参りんごジュースを絞るならツインギアがいいということで、ツインギアにしたのでした。ヘビーユーズしないならシングルギアでいいわけです。こちらは普通のブレンダーとハイパワーブレンダーほど出来上がりに差がありません。

そんなところで参考になったでしょうか?
道具って使うならいい道具を買っても無駄ではありません。もちろん借金して買うほどのことではありませんが、機械代くらいすぐに元が取れます。ただね〜、日本価格ってアメリカ価格に比べて高すぎるなぁって正直思います。なんだかなぁ〜。

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働き者のリネンのクロス。

わたしの織物仕事のもう一つの柱にリネンのクロスがあります。

リネンは木綿よりも吸水率が高いそうで、茶碗を拭く時に便利だろうな、糸があるから自分で織ろう、と思ったのが始まりです。

使ってみるととてもとても使い勝手がよく、台所のクロスだけではなく、洗面所のタオル、旅行用のタオル、スポーツクラブ用のバスタオル、と用途が増えていきました。まぁ、なんでも売り物のする前に自分でたっぷり使ってみないといけません。

織り組織も色々変わって、今では綾織りのバリエーションに落ち着いています。

藍染、茜のクロスも作っていますが、布巾としてガンガン使うにはやっぱり染めてない生成りのもの。だって、使っている布巾がだんだん色が抜けてくると寂しいですが、生成りのものだと使っているうちに白くなってくるので楽しいのです。

だんだん柔らかくなって味わいが出てくるところなど、布を育てる楽しさは手織り布共通のものかもしれません。

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左は今年買った糸で織ったクロス。右はもう何年もうちの台所でお茶碗布巾として働いているクロス。

さすがに糸が痩せてきましたが、まだまだよく働き、一度リネンのクロスを使うと木綿のクロスには戻れません。

買ってくださった方が ”もったいない” とプリンタのカバーとか、玄関などに飾ったりしてくださりますが、この布はよく働くので、是非とも台所や洗面所で使って下さると嬉しいです。

工業製品は新品の状態が一番美しいことが多いですが、紬の着物もホームスパンも手織りのリネンクロスも新品よりも使っていくうちにどんどん布も成長するんです。

ちょっと贅沢と思われるかも知れませんが、使い込むほどよくなる布。
というわけで、ホームスパンはどうしてもお安くはなりませんが、リネンのクロスからでもお手に取っていただけるとうれしいです。

おくりもの展、5日(土)17時からです。
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長襦袢愛の溢れる長襦袢。

着物を着始めた頃困ったのが長襦袢。

夏だったので、キュプラのウソツキ襦袢を買ったり、リネン(ヘンプや苧麻とちがってリネンは結構暑いんですが)の襦袢を買ったり、リサイクルで買ってみたり。

この襦袢はリサイクルで購入したもので、匂いが気に入らなかったので、ダメ元で早々に洗ったのです。

縫い糸はちょっと縮んだけれど、生地は縮まずラッキーでした。

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この襦袢、色柄も可愛らしいのですが、針目が大きくて、お袖口と裾にレースがついているの。

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自分でダイロンで染めました〜という風情のコットンレースで、1度目の洗濯のとき、このレースが色落ちしました。

衿は半襟を付けるので汚れないけれど、案外汚れるのが袖口。
絹は細い繊維の集合体なので、摩擦をすると細い繊維がバラけて白ボケてしまうのですが、レースの部分はゴシゴシしても大丈夫。

グリーンコープで買ったこの洗剤は袖口汚れにも半襟の汚れにも、足袋のお洗濯にも効果を発揮してくれる優れものです。

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それにしてもこのお襦袢、見れば見るほど作った人の愛を感じるのです。色柄といい、レースを自分で染めて付けるところといい、縫う前に水通ししてあるところ(いしき当てもずれないので、しっかり水通ししてあります)といい、本当に楽しく着るのよ、という心意気にあふれたお襦袢で、仕立物だとこんなことはありません。

どうしてリサイクルに出されて、わたしのところにやってきたのか知らないけれど、これ以来買った上等そうなリサイクル襦袢にはない優しい味わいがあって、大好きな一枚なのです。

襦袢ってブラウスみたいなものだなあ、と教えてくれた襦袢なのです。

おくりもの展開催中です。陶芸や動物画など楽しい展示会です。ぜひお出かけください。
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作品展は工芸品の産地直送。お値段は共通言語のようなもの。

おくりもの展、穏やかなお天気に恵まれて絶賛開催中です。

個展とちがって色々な分野の作家さんの作品や商品が並ぶので、会期中はお客さんも多いし、お客さんがいない時には作家さんたちとおしゃべりをして色々な刺激を頂きます。若い人の作品も楽しいですし、ベテランの作品は長く続けているだけの工夫と貫禄があるようです。

織物を作っても売らなければ次の織物も作れないし、作品もたまる一方。作った作品を売るということは作ることと同じくらい実は大切なことです。長く制作を続けられるということは、作品を適正な値段で売れるということでもあります。

話しは突然変わります。わたしはスーパーやデパートで野菜を買うより、産直市で買うほうが好きなのですが、それは作る人の顔は見えないのですが、産直市と作る人の間に仲買人や商社は入っていないので、産直市という場を介して直接作る人にお金を払えるシステムだからです。もちろん、100円の小松菜を買ったら100円が小松菜を作った人に届くわけではありませんが、仲介してくれる産直市に30%とか、40%を払ったとしても小松菜を作った人には残りの70%とか、60%が入るわけで、市で野菜を買うことで市というシステムを回転させながら生産者にお金を渡すことができるんです。

ギャラリーという場を介することで、自分だけではとても開拓しきれないお客様に出会うことができて、お求め頂けるのだから、作品展って工芸品の産地直送だなぁと最近思うようになりました。

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やっぱり展示したら作品も良く見える。自分の作品を客観的に見ることは難しいのですが、お客様に見ていただくことで、お客様の視点を通して自分の作品と客観的に出会うことができる大事な場でもあるなぁ、と思います。だから、作品に値段をつけて見ていたくことはとても大事な修行だと思うのです。

もちろん、安くすればお求めやすくなるのですが、お店にマージンを払った後に残るお金で同じ仕事を10枚できるか?と考えると、やっぱり我慢してそれなりのお値段をつけなければいけないし、そのお値段でお求め頂けるものでなければ
作り続けられないということになるわけです。

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自分のお金でお買い物されるお客様は同業者でもないのに突然目利きになって、お値段相応の良いものを選ばれるところなどを見ていると、いいものは本気になったらわかるんだ、ということを教えられます。

値付けが甘いと同業者がササ〜っと買っていくんですよ。あ、やられた!と思うのですが、それでもお求め頂けるのは嬉しいものです。

作品をお金を介して人とつながる時、いつもお金というのは共通言語、お金に翻訳して意識を通じ合わせる、お金というのは本来そういう手段だったんじゃないかしら?と思うのです。

お求め下さるお客様には本当に本当に感謝するのです。だってそれはわたしに未来を与えてくれるということなのですもの。

楽しい作品が色々あります。ぜひお出かけください。

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おくりもの展、経堂散歩の楽しみに農大の「食と農の博物館」

8日には夕方まで在廊する予定でしたが、父が入院&手術(内視鏡の簡単なもの)となって、ドクターから家族への説明(いい話じゃないから子供まで呼ばれるわけで)があるというので、ギャラリーへは出勤せずに、直接病院に行ってしまい留守にしてしまいました。

作家在廊のつもりでお出かけくださった方には心からお詫び申し上げます。

さて、おくりもの展は経堂駅からチョイチョイと行った住宅街の中のギャラリーですが、経堂といえば、ダイコン踊りの東京農大。

前回個展の時にも行こうと思っていたのだけど、ちょうど収穫祭と重なり、もうちょっと静かな時に行こう、と今回楽しみにしていた展覧会にやっと出かけてきました。

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「女わざと自然との関わり」ー農を支えた東北の布たちー

という布フェチにはたまらない展が開催中なんです。

東京農大って初めて入ったのですが、農大通りの先をチョイチョイと行けばいいのかと思ってたけど、すごい遠いというか、広いというか・・・Kちゃんが連れて行ってくれなければきっと遭難していたことでしょう。
食と農の博物館はけやき広場にあります。入場無料で貴重な野良着を観れる素敵な展です。

ほんとうにねぇ、刺し子がお花になってたり、用の美だけじゃない作った人の「かわいくしたい!」という気持ちが前掛けになっていたりするんです。足袋の裏の補強のための刺し子とか、なんともたまらない愛らしさです。

テレビもインターネットもなかったからこんなに手仕事が出来たんだとは思うけど、人間って絶対に退化している。テレビとインターネットのせいだ。

昔の人の丁寧な暮らし、寒かっただろうし、辛い事が多かっただろうけど、一つのものに込められた愛おしさは、ちょっとした刺し子の柄がそれを使う人の心を温めただろうと思う。煖衣飽食をして、心のこもらない、自然に帰らない物にか込まれて暮らしていて、豊かさって一体なんなんだろうと思う。

この博物館にはカフェが併設されていて、平日は子連れのお母さんがたくさん来るそうです。この日は日曜だったので、定食はなく、わたしはカツカレーなど食べてしまいました。
豊かさってこれだ!という食べの。
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このカツ、めちゃ美味しかった。さすが農大!

結構なお散歩でしたが、いつもと違う経堂散歩、楽しんだのでした。
しかし、経堂は美味しいお店がたくさんあるから、農大のカフェでお昼を食べるのはちょっともったいないかなぁ。

またプラプラ歩いて、途中でパンなど買ってギャラリーへ戻ったのでした。
夜は経堂の焼き豚屋さんでギャラリーのみなさんとシッポリ積もる話など(一ヶ月前にもいたからそれほど積もってないけど)したのでした。

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下戸なので、飲み屋さんに行くのが嬉しくてしょうがない。ただ、頼み方とか全然わからないので、適当に人が食べてる物を一緒に注文するのでした。

ランチも夜も楽しい経堂ライフなのです。
おくりもの展、13日17時までです。ぜひお出かけください。
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おくりもの展2015

今年もやってきました、おくりもの展。
先月個展を終えたばかりですが、ホームスパンは真冬が本番。
いつもお世話になっている世田谷のギャラリー、GARAGE-B、で恒例のおくりもの展のご案内です。
(最新の記事はこの下にあります)

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染織の他、動物画、陶芸、アクセサリー、金繕いなど楽しい展示会です。

会期:12月5日(土)から12月13日(日)(会期中無休)
時間:12時~18時 ただし、初日17時オープン。最終日17時まで
場所:Garage-Bをご参照ください。
小田急線 経堂駅北口から徒歩7分くらいです。

初日のオープンは午後5時。
オープニングパーティーは18:00〜20:00
飲み物持参で参加費1000円。(予約は不要です)
是非お出かけください。

わたしは初日から8日まで在廊です。
ご来廊の予定がわかれば事前に右下のメールフォームよりお知らせ下さればフラフラと遊びに出かけたりしないようにいたします。

DMご希望の方は右下のメールフォームからお名前、郵便番号、ご住所お知らせ下さい。

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病院に付き添う日々。

長らくブログの更新をお休みしてしまって申し訳ございません。
やっとパソコンも持ってきてもらい、ブログを書く時間もできました。

ご飯をちょっとしか食べずに家でゴロゴロしながらも仕事をしていた父、どうにも辛くなって病院に行ったら即入院となったのが今月初め。

ちょうど展覧会なのですぐには手伝いに行けないけど、なるべく早く行くね、と言っていたら、8日にはドクターからの説明を聞きに来て欲しいと言われ、予定を繰り上げて東京から大阪に行く。

病院は新大阪からさほど遠くなく、荷物があってもタクシーで行けて便利で助かります。

その日は一度広島に戻ったけれど、家を片付けてちょっと準備をして実家に行って母と付き添いの交代&母のいろいろな手伝いのためにずっと居つづけ。
連れ合いが仕事が休みの日に時間を見つけて通ってくれて、わたしの着替えやいろいろを持ってきてくれて大助かり。

弟も病院泊まりのシフトに加わってくれて、兄も帰ってきて、休みの日の病室はまるでお正月のように家族全員集合して看護師さんがびっくりするほど。

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父の唯一の孫@5歳がいるとなんだかとても和む。子供の力ってすごいなぁと改めてびっくりしました。
甥っ子が描いたメイプルシロップの作り方を弟が壁に貼ったので、ラムネのセロファンや画用紙で折った鶴なども一緒にディスプレイしたら、病室が一気に暖かくなってちょっと驚いた。

父は家族と医療チームの予想を超えて持っていて、担当の看護師さんは「そりゃもうご家族のチカラですよ!」と力説していたけれど、わたしたちは自分たちに出来ることをやっているだけだ。

そんなわけで、ブログの更新はすっかりご無沙汰しておりましたが、わたしは元気にしています。
友人たちが「どうか悔いのないように」と言ってくれるのですが、想像以上にお世話しているので、悔いの残りようがありません。
展覧会が終わったタイミングでなければ、連れ合いの理解と支援がなければ家を空けてこんなに長期に実家に戻っていることもできません。

これもきっと父の人徳なんだろうなぁ、と父に命を救われた人たちがお見舞いにみえるのを見ていて思うのでした。

父も悔いのない人生だったと思うけど、あの世に行くのはなかなか大変で「こんなしんどいとは思わへんかった」と言ってます。

家族の誰かが付き添い続けることができるのも神の采配、父は気が小さいので一人でいるなんて出来ないんでしょう。暴言、わがまま、悪態は相変わらずですが、勢いがなくなってくるのも寂しい気がするのです。

健康法などにハマると病気になったり死ぬことは負け、間違い、ダメなこと、などと考えがちですが、健康法で不老不死になるわけではないのですから、どう死ぬかということも健康法の延長として考えておくことも大事だと思うし、とてもいいレッスンを受けている日々なのです。

またターミナルケアについても書いていきたいと思います。

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見送る。

なんとなく心に余裕が出来て、家計簿をつけたり、ブログの更新をして、病院には兄が泊まった未明、「起きてや!ぺんちゃん、起きて!車運転して!」という母の声に起こされて、アワアワと服を着て、父の車に母を乗せて、病室に持ち込んだアレコレを持ち帰るためのスーツケースも詰め込んで、病院へ駆けつける。

車で行くのは初めてで、母のナビで何度か道を間違えるけれど、時間が早いため車が少なくて無事到着。
私たちがついた時にはまだ身体が温かかった。

うたた寝していたスキに連れて行かれた、と兄は言った。
えらく静かだな、と思って心臓に手を当てたら、自分の脈か父の鼓動か区別がつかないくらいだったらしい。慌ててナースを呼んで脈をみてもらったら、「あ〜、今脈が消えたような感じですね〜」と実に曖昧な表現をされた。

夜勤のナースは二人だけなのに、私たちがついた時には二人のナースが父の周りでアレコレしていてくれて、本当に申し訳ない。
母の到着を待って、当直のドクターを呼んで死亡確認。

事切れる現場にいたわけではないので、死亡確認も形式的なものだ。
父は心電図のモニターにつながれていたわけではないし、点滴されてたわけでも、何かのチューブが繋がってたわけでもなく、自然に亡くなった。

この前日、わたしが当直した日、様子がおかしいので夜の10時に母を呼んだのだけど、母はおかげで眠れなくて、一晩中父のわがままに付き合わされて、母は眠れなかったけれど、きっと呼んで正解だったんだと思う。

「かゆい、かいて。そこ、もうちょっと上」「おしっこ」「お茶ちょーだい」「プリン食おかぁ」「アイスコーヒー」「ちょっと休憩」「寒いわ」「暑い」

父はなぜか夜中2時過ぎから絶好調になってこれらの希望を順列組み合わせで繰り出すので、当直はほとんど休めないため、父が寝る10時くらいから2時くらいまでに寝ないといけないのに、この日は10時ごろから様子がおかしかったのです。

本当なら当直のわたしが父のわがままに付き合うところなのに、母は「あんたはもう寝てなさい」と結構情け容赦ない感じで父のわがままに付き合っているのでわたしは二人のやりとりを聞いて、笑い転げていただけだった。

母以外の人が父から「アイスコーヒー」と言われたら、アワアワと一階のコンビニに買いに行ったり(といっても一口しか飲まない)給湯室からお湯をもらってきて、部屋でコーヒーを入れて砂糖を入れて、氷で冷やして、なんておおごとになるのに、母はお茶の入ったコップのストローを父の口に突っ込むだけで、父のわがままへの対処法が良くわかっている。またそれに対して父も文句言わないところは母のマジックだった。

死の前の夜に父は母にぞんぶんに甘えて二人で濃厚な時間を過ごしたんだろう。
みんなが寝ている間にしずかに逝ってしまうところは父らしい愛情表現だったと思う。

ガンは脳が破壊されなければ最期まで意識があるとは知っていたけれど、父の場合本当にそうだった。痛みが出なかったので、「身の置き所のない倦怠感」には悩まされたけれど、誰が来て、誰が帰って、何を話していたか、ぜんぶ分かっていた。

わたしが10日から付き添いに参加した頃は、穴子飯がうまいとか、鯖寿司のご飯を食べたり、量は多くないけれどいろいろ食べていたけれど、歯が痛いから食べられないと言い出して(歯というより、歯茎が炎症をおこしていた。歯磨き嫌いだからプリンたべてそのまま寝てたし・・・)だんだん噛んで食べるものは食べなくなって、お茶とプリン、スイートスプリングを絞ったジュースなどを少し口にする程度だったけれど、最期まで自分の口からたべたりのんだりしていた。

おトイレは入院当初は母に支えられて自分でトイレまで歩いていたけれど、わたしが付き添いを始めた10日にはもうオムツに尿瓶やおまるだった。夜中でなければ尿瓶で受けて、おむつを汚すこともなかったのに、最期の3日くらいは尿瓶を当ててもでたりでなかったりだけど、なくなる日にちゃんと尿瓶で出来たり、ってこともあった。

身体もほぼ機能していたんだなぁ。

ドクターの死亡宣告からしばらくして、弟一家が到着。朝になって、葬儀社が引き取りに来るまでテレビ&冷蔵庫カードの清算をして母を除くみんなで食堂に朝食を食べに行った。

テレビカードのシステムがよくわからなくて、カード一枚で冷蔵庫1日分だと思っていたら、なんと5日分くらいあったみたいで(冷蔵庫のためにたくさんカードを買っていた)結構な額がぜんぶ100円玉と10円玉で出てきたので、そのコインで朝食代を清算したら・・・

ぴったり同額だった。

5歳の甥を交えて朝ごはんを食べている間、濃厚に父の気配が漂っていた。

「どや、おもろいやろ」と笑っているみたいで、「お父さんマジックやな」と言い合った。

葬儀屋さんが遺体を引き取りに来た時には担当ドクター二人も挨拶に来てくれて、ベッドで運ばれる父に付き添って、ドクター二人と担当ナース一人の三人の方が病院の出口まで丁寧に見送って下さった。

母と兄は葬儀社の車に乗って、父の車に一人乗り、朝の新御堂を北に向かって車を走らせていたら、道路の継ぎ目のリズムが、ああそうだった新御堂を走るといつもこのリズムだったなぁ、と妙なことを思い出したのでした。
長く大阪を離れているうちにすっかり知らない街になってしまったけれど、こんなところにわたしが育った大阪が残っている。

22という数字が好きだったのかどうかわからないけれど、22日に生まれて、22日にお隠れになりました。入院から19日、ドクターの予想をはるかに超えたサイボーグっぷりでした。

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父のデスク。父が望んだ通り生涯現役だったのでそのままです。後は野となれ山となれ、我亡き後に洪水は来たれ、ってことですね。

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