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元号の変わる日にふさわしい名作「金子文子と朴烈」

元号が変わるから、とか、映画の日だから、とかじゃなくて、今日はこれに行きましょうか、という感じで出かけてきた。

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金子文子と朴烈」

朝だったし、軽い気持ちで見たんだけれど、強烈だった。
金子文子という貧困とネグレクトの中で育った女性は「個としてのわたし」に目覚める。
そして、大逆罪という罪を負うことで、裁判の中で身分や立場での人間の優劣を否定し、個としてある、という、今風に言ったら「誰もが神である。だから目覚めなさい!」みたいなことを裁判で論じる。

裁判官も人間であるから、文子の言い分は否定できなくて、奴隷として生きるか、個として生きるか、ということを明らかにしてしまう。

そして、ロマンスも素敵なのだ。男の付属物じゃなくて、同志としての愛。どこまでもこの人はどこにも属さない、誰にも支配されない一人の「高貴な平民」なのです。

ちょうど改元の日で、大逆罪に問われた金子文子と朴烈さんのセリフを聞く。そして、改めて、「ワタクシとは何なのか?」を突きつけられたのでありました。

まぁ、感想は人それぞれでしょうが、いい演技、韓国俳優&在日コリアン俳優がたくさん出演していて、韓国映画の底力を見せつけられたようでありました。
主演女優さんも韓国人で、子供の頃5年くらい大阪で暮らされたんだそうで、韓国は役者さんの層が厚いなぁ、と感心したのでした。

映画の後、10連休自炊チャレンジはお休みしてカレーラーメン。

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家に帰ったら、郵便受けの上の水たまりにお客さん。

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