朝食抜き提案はあっさり却下されてしまう悲しさよ。

愛情薄いわたしが、珍しく渾身の愛を込めてとあるご夫妻のために書いた「朝食抜きの効能」、その後メールでどうなったかお知らせ下さいました。

朝食抜きのススメについては 僕の専任調理人さやかの談話があります。
彼女は 僕の高血糖を3ヶ月の食事療法で抑えてくれました。
”朝食抜きは 不節制な知的労働者の○子さんには良いかもしてないけど
オトウのような冬眠明けの肉体労働者は お昼前には眼がまわってブッタオレルよ。”
とのことでした。


ソウダッタ、この人の奥方は医療従事者だった。(あら、文体まで似てきちゃったわ)

医療関係者は素晴らしく洗脳が効いている。西洋医学こそが科学の絶対の到達点と思っている。これはもうほとんど信仰なんじゃないか?と思うくらい頑なに西洋医学が大好きだ。(現代栄養学も同様に栄養が大好きで減らすことはほとんど考えない)

暴言を放ちました。
なんでそんな無茶苦茶な発言を平気で書くか、それはわたしの両親が西洋医学の熱烈な信者だからです。父はお医者、母は薬剤師。母は大学では生薬を専攻していたはずだけれど、化学合成の薬への信頼は素晴らしい。自然のものの薬成分は純粋ではなく、化学で抽出されたものや合成されたものこそ純粋で効果が高いと信じている。あの二人を見ていると、自然治癒とか、民間療法に憎しみさえ抱いているように見える。(もちろん、医療従事者の人は素晴らしい人がほとんどです。ほとんどの人が献身的で働き者で人格知力体力素晴らしい人で構成されていることは十分に承知しています)

だけど、内科医である父のやることといえば、病気の診断をして薬を出すだけだ。「風邪だから風邪薬と抗生物質」とか、「扁桃腺が腫れてるから、抗生物質」とか、「湿疹だからリンデロン(ステロイド)」そのうちにお医者の子どもはオヤジサマの診察など受けなくても、「これはカゼであるからして、食後に風邪薬と抗生物質」と自分で判断して引き出し(たいていのお医者の家は普通に薬がゴロゴロしている。睡眠薬も精神安定剤もその気になれば飲み放題だ)から薬を出して飲むようにな子に成長していたものだ。
お肌がブツブツして痒くなったらステロイドの入った軟膏を塗っておくのだ。すぐに治る魔法の薬。
(なぜか父は抗生物質とステロイドが大好きな困った人だ。本当に迷惑した。わたしの身体を返せ!と言いたい。オマケにレントゲンも大好きだった。しくしく)

思春期を迎えるころには、「ウチはちょっと他所の家とは違う」ということにいくらわたしが鈍くても気がつく。
そして、お医者の仕事って・・・診断して薬を処方するだけだ、ということも。

んじゃぁ、人はなんで病気になって、病気はなぜに治るのか?すごく不思議だった。医者が治すのか?いや、お医者は薬を出すだけだ(ウチの父はそうだ)。だからわたしは薬が病気を治すのだと思っていた。

ところが、わたしが結婚した相手は薬を飲まない人だった。わたしがちょっと風邪気味だったり喉が痛かったりするとすぐに抗生物質を飲むのを彼は「おかしい」と言った。(普通の人はちょっとくらいの病気だと薬を飲まないのが普通だ)

驚愕した。
「え?薬を飲まずにどうやって病気を治すの?」

「試しに薬をやめてみたら?」と夫が言うので、新婚の妻は大人しく従った。
そして本当に驚いたことに、風邪は薬を飲まなくても治った。
「ほらね、薬飲まなくても治るでしょ」これはきっとマグレだ。と何度か薬無しで喉が痛いのや、咳が出るのやらを薬を飲まずに放置していたら、どれもこれも治る。

な~んや、薬飲まなくても病気は治るんや。
それなら、病気はどーして治るのか?病気は身体が自分で治しているんじゃないか?ということに気がついた。

わたしは西洋医学を否定するものではない。科学だって結構ですが・・・んじゃ、薬害はどうよ?西洋医学を否定はしないけれど、西洋医学の人たちは代替え療法を目の敵にして「治らない、死んでしまう」と言うのか?それを言うなら西洋医学では全ての病気が治って、死ぬ人など皆無でなければ一方的に代替え療法や民間療法を「あんなもんアカン」と切って捨てられないんじゃないのか?
などとわたしは思うわけです。なんか不公平なのだ。西洋医学だって、薬害もあれば治療ミスもあるじゃないか。

冬眠明けのオトウのような肉体労働者が朝飯抜きで目が回ってブッタオレルかどうか、1日だけ試せばきっと目が回るだろうけれど、たとえば一週間だけ試してみるとかするぐらいのことをやってもいいじゃないか?と思った。
けれど、他所のご家庭のことだもの、お二人が朝ご飯でお幸せだったらそれでいいのだと思い直しました。

わたしは別にこれといった病気はないけれど、食養生などを趣味にしているのは、病気になってお医者に掛かるのが怖いからです。切った張ったの怪我や歯医者はしょうがないけれど、内科の病気にはなるべく罹りたくないのです。

このエントリーは該当の医療関係者の方を批判するものではなくて、かように洗脳というのは強いものなのよ、ということを書きたかったのです。ちょっと原子力と似てるなぁと思うのです。
そして、朝ご飯抜きという桃源郷へお連れ出来ないわたしの非力を嘆くのでした。
そいえば、小出さんも毎朝大体7時には朝ご飯を召し上がられるそうです。原子力には批判的でも現代栄養学には批判的じゃないところがザンネン

さて、冬眠あけの方は奥様からお酒の飲み過ぎをいつも厳しく注意されているようです。わたしの夫も酒好きで1年363日酒を欠かしませんが、本人の努力とわたしの血の滲むような毎日の料理で健康診断に引っかかることもなく、「あんた、いいかげんにしなさい!」と奥さんから叱られることもほとんどなく、妻より好きなお酒を飲んでます。

IMG_3226.jpg
今日の晩ご飯は、筍と茎ワカメの煮物、若竹の吸い物、筍ご飯。厚揚げグリル。筍が本格的に出て来ると、庭の山椒の木が芽吹く不思議さよ。自然は絶妙ね。

年齢的に8年くらい夫の方が若いみたいだけれど、「好きな酒を毎晩飲む」という身体の維持に朝食抜きの半断食は大いに貢献していることを付け加えておきます。←くどい?

最後はみんな死ぬのだから、人は自分の生きたいように生きて、食べたいように食べて、それぞれの人生を全うすればいいのだと思うのですが、朝ご飯抜きはちょっと押し付けがましくお勧めしたいほど、素晴らしいのに残念でございます。

朝食抜きの洗脳に成功した例があるのでご報告しますね。
酒とバラの断食道場(その3)4/15最終日
その2
その1
↑なんで逆やねん?


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コメント

朝食抜きの提案

ぺんぎんさん、こんにちは。

私も経験あります。下手に専門知識がある人ほど、自分が学んだこととは異なる知識を拒否しがちなんですよね。ゴチャゴチャ言わずに、とりあえず試してみたらいいのに、と思います。

朝食抜きは、手間も時間もお金も節約できる上に、反原発で地球にも優しい。
サプリみたいにお金もかからないし、ウォーキングみたいに面倒くさくもない。
これほど安上がりで手っ取り早い健康法はないと思います。

>最後はみんな死ぬのだから、人は自分の生きたいように生きて、食べたいように食べて、それぞれの人生を全うすればいいのだと思うのですが、朝ご飯抜きはちょっと押し付けがましくお勧めしたいほど、素晴らしいのに残念でございます。

全く同感です。

No title

ぺんぎんさん^^毎回欠かさず読んでおります^^食事を消化するのには物凄いエネルギーを使うと言われますなあ。食事の質と量にもよるでしょうが、一説にはフルマラソンに匹敵するエネルギーだそうです。私も朝食は食べません。食事をすると午前中だるくて仕事になりませんから。特に力仕事をする前に食事をすると、怪我をします。関節を痛めたり、筋肉を傷めます。血液が胃腸の消化に使われて、筋肉や関節に行き渡らないからだと思います。相撲取りも、食事をしないで午前中稽古をしてから昼ご飯を食べるそうですなあ。朝ご飯を食べるのは、肉体労働をしないデスクワークの方なのではないでしょうか。「朝飯前」という言葉がありますが、私達百姓は、朝ご飯の前に、午前中の仕事をしてしまいます。もしかしたら、小出先生は、朝3時ごろに起きて、執筆活動や、講演の準備をなさるから、7時にはおなかが空いて空いてたまらないのかもしれません^^今度お会いしたら、起床時間をお尋ねください^^長々と失礼いたしました^^では!~~ε=ε=ε=ε=┏( 菊・_・)┛

朝食抜きでも大丈夫でしたが。

一人暮しの時は特に朝食を食べることなく、仕事に出かけてましたが、全然体の不調なく過ごしてました。勿論、健康の為とかの断食でなく、ただ寝坊して時間がなかっただけですが。。。

けど結婚後は必ず朝食を食べてます。だからといってより健康になったかも怪しいですが。

朝食を食べる一番の理由は朝のコミュニケーションですね。昼は仕事場だから、朝と夕を同じ釜の飯を食う、という行為で家族感が増します。

No title

 ぺんぎんさんの深い愛情が理解できないような鈍感な人たちは そこらへんのゴミ箱に放り込んでおけばいいのにと 僕は思います。
 いつもながら 切っ先鋭く論敵を一刀両断 かえす刃で自分を斬り刻み自己分析する冷徹さに 乾杯いや感服です。さらに論説のあちこちに 旦那さんへのノロケを散りばめるフテブテシサ。小出さんを希望の星と敬愛する菊の助さんの目の前で 小出さんをザンネンの一言で切り捨てながら 純な菊の助さんをまるめこんでしまう狡猾さ。驚愕に値します。
 40数年使い込んで 歯こぼれだらけの小出さんの鈍刀に替えて ぺんぎんさんの鋭い剣を小出さんが持っていたならば とっくの昔に国内の原発は廃炉となり 今回の渡米は 夫人を伴っての戦勝記念講演ツアーとなり 彼女は満場の観衆の賞賛の拍手のなかで ニコッと微笑みを浮かべていたことでしょう。そんなことを妄想いや夢想しています。
 そんな夢を与えてくれるぺんぎんさん、ステキでダイスキです。
 

Re: 朝食抜きの提案

> KIKIさん
医療関係者は手強いですよね。でも素人と違っていざ病気になったらコネがあるのでいいんですよ。医者にコネのない人が病気になったら、ほんとに何をされるか分かりませんもん。病院にはなるべく行かないのが吉。
ホンモノはお金が掛からないって真理ですよねえ。原発も朝ご飯もニセモノは金が掛かる。

>わ~い、菊さま~。
菊さま、まこさまのご活躍、いつも深い感動を持って拝見しております。
食べてから力仕事したら怪我するなんて・・・わたしの肘がいつまでも痛いのは、晩ご飯を食べてからバーベル上げ体操に通っていたからかもしれません・・・セシウム溜まってるのかもしらんけど。しくしく。

小出さん、朝の2時からゴソゴソ起きだして、素振り千回して、水を被って、その後お仕事なさってるのかもしれないですよね。でも、甲田先生は朝3時から起きて執筆やら研究やらなさって、それで朝ご飯召し上がってないのだから・・・って、小出さんと甲田先生を一緒にしたらダメですね。
小出さんの起床時間は、秘密のホットラインを通じてお聞きしておきます。

>zemichoさん
朝食抜きの半日断食は単に寝坊して食べられないってのとは違う、もっと積極的かつ戦略的なライフスタイルなのですよ。コミニュケーションは、朝一緒にお茶を飲むだけでも出来るし、ご飯の支度や片付けの面倒がないので、たくさん話しできます。ウチはもう話しがないので、向かい合って本読んでますが・・・
おのろけありがとう。んで、ネズミどーするねん?


>いっちゃん
あ、そうか。ゴミ箱に処分すればよかったんですね。
夫のノロケをちりばめるのは、このブログを彼も読んでるし、彼の会社関係者やその OBにも密かに閲覧している人がいるので滅多なことは書けないのです。のろけを書くと、なんか素敵な人のような錯覚を覚えるのもブログ効果のひとつです。

菊の助さん、素敵でしょ~。
反原発の人は311以前でもたくさんたくさん草影に隠れていたのだと思うのです。だって、反原発運動ってのはオソロシイんだもの。だけど黙ってたことを反省してイデオロギーやセクトとは違ったところで、それこそ「ひとりです、ふたりです」になるために「個性のすぐれてところにおいて」活動してるんですよぅ~。それがどれだけの力になれるのか、まだまだわからないけれど、小出さんの「戦争」を終わらせて、早く夫人同伴の凱旋公演が実現するように。そんな日が来るように。朝飯食わないから原発いらない。

というわけで、朝ご飯を食べるのは原発なかったら電気が足りないつーくらい荒唐無稽なことなのよ。←まだゆぅ~てる。つまり、反原発運動は身体が資本やってことで、コンビニ弁当たら、いいかげんなモン食べてたら、この戦争は勝たれへんと真面目に思います。

ダイスキですって・・・次のカレシは年下がいいねんけどなぁ・・・。

近藤誠さんと

ぺんぎんさん、こんばんは。
ぺんぎんさんのご実家のお話を伺って、『患者よ、がんと闘うな』の
近藤誠さんの子供時代とよく似ているのと思いました。
近藤先生のお父さまも開業医で、何かあると、無理やり「治療」されたそうです。
具体的には、押さえつけられて、脚に注射、だったかな……。

きっと、その反動で、日本のガン治療に疑問を持たれたり、
患者の権利のための活動をされているのだと思います。

「朝食抜き」のお話も新鮮でした。
朝食べないで済むと、楽ですよね。←別に、料理と呼べる物を作っている訳ではありませんけど(笑)。
体にも良いとなると、一石二鳥。

ただ私は肉体労働はしてませんけど、お腹が空くと、
気分が悪くなってしまうんです。
あとわが家は元々食べる量が少ないので、1食抜くと、
さらに食べる量が減るので、大丈夫かなというのがありますが。
気分が悪くなっても構わない時に、試してみようかな。

Re: 近藤誠さんと

> Lushun さん
そうなんですか、近藤先生もお医者の子でご苦労なさったのですね。でもあの方はちゃんとお医者になって立派です。

> きっと、その反動で、日本のガン治療に疑問を持たれたり、
> 患者の権利のための活動をされているのだと思います。

なるほど、なんかよくわかります。
>
> ただ私は肉体労働はしてませんけど、お腹が空くと、
> 気分が悪くなってしまうんです。

うーん、身体をみてみないとわからないけれど、低血糖さんなのかな?
無理に朝抜きにせずに、朝は果物だけというナチュハイスタイルをなさるといいですよ。少食は一番良いので、食べる量が少ないのは誇らしいことです。

低血糖ではないですが。

ぺんぎんさん、ありがとうございます。
私の朝食、ナチュハイスタイルというのに近いです。
炭水化物は少し摂りますけど、摂らない方がいいのでしょうか?

ぺんぎんさんは体型を見て、色々お解りになるのですね。
凄いです!
私は低血圧ですが、低血糖ではありません。
ちなみに、東洋医学で言うと、典型的な虚証です。

少食、体に良いのですか。
私がいつもヘタっているのは、モリモリ食べられないせいだと思っていました。
きっと食事の内容が大切なのでしょうね。

そういえば、あるお医者さんが日本人は食べすぎなので、
セシウムを摂らないようにするためにも、もう少し食べる量を減らした方が
良いようなことを仰っていました。

Re: 低血糖ではないですが。

>Lushun さん

> 炭水化物は少し摂りますけど、摂らない方がいいのでしょうか?

あんまり胃腸が丈夫ではなさそうだから、あえて食べなくても良いと思います。
モリモリ食べるにはモリモリ消化する胃腸が必要なんですよ。
もし甘いものがお好きなら、甘いものは万病の元だから減らすようになさって、あまり減塩をなさらないように、質のいい塩や天然塩を使ったお醤油をお使いになって、きちんと胃酸が出るようにしたほうがいいかもしれません。

少食はいいんですよ。でも食事の回数が多いのはあまり良くないんです。
少食になったら、身体に入る放射能も当然減りますもんね。

ありがとうございます。

アドバイス、ありがとうございます。
耳に痛いこともあるけれど(笑)、参考にさせて頂きます。
でも普段は少食で良いですが、いざという時役に立つ
モリモリ消化できる胃腸が欲しいなぁと思います。

Re: ありがとうございます。

> Lushunさん
いざと言う時に役に立つのは、こんな世の中だから、食べずに過ごせる燃費の身体のような気がします。
もしお食事中に水やお茶を飲みながら召し上がるなら、それは今からすぐに止めて、食後1時間、出来れば2時間何も飲まないというのを騙されたと思ってやってみて下さい。お好きな甘いものを制限しなくても好転するかもしれません。

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