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マリネは袋に限る。

パッククッキングという調理法があるけれど、袋調理は何も加熱に限らない。

マリネは袋に限ります。
袋は、豆腐を買ったら入れてくれる袋など、汚れてないものを捨てずに保存しておき、フーっと息を入れて膨らませてみて、穴が開いてないか確かめてから使います。

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曲がったキュウリに罪などないが、曲がったキュウリは安いから好き。まな板に並べて・・・

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叩いて潰す。1本づつやったほうがいいけれど、力のある人はまとめてぶっ叩いてもいい。キュウリにはなんの恨みもない。

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叩いて、適当な長さに切ったキュウリを袋に入れて、塩をかける。

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空気を抜くようにギューっとして袋の口を縛る。
袋の上からモミモミして塩を全体にまぶして、しばし冷蔵庫に。液漏れしても困らないようにタッパの蓋などに乗せた方がいい。途中で1度上下を入れ替える。
つまり、袋を持ち上げて、逆さまにしてまた置くだけ。

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しなしなになって、水の出たキュウリを更に絞ってボールに開け、好みの味のマリネ液に漬ける。今日は、ニンニクのみじん切り、醤油、黒酢、砂糖、四川人や雲南人の必需品唐辛子調味料。

味はすぐに染みるし、すぐ食べるので、ボールの中で混ぜ合わせるだけで出来上がり。
他の料理を準備している間に味は染みるけれど、すぐ食べない場合は、再び袋の中入れてギューっとしてもいい。袋は新調してもいいし、塩漬けに使った袋を再利用してもいい。

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出来た。食べだしたら止まらないキュウリのマリネ、2袋のキュウリを完食してしまうわたしたち。

マリネ液は残るので、塩を継ぎ足して、冷蔵庫の中でしなびている大根を拍子木に切って、マリネ液と一緒に袋でギューします。これがまた翌日のサイドディッシュになるわけで、またマリネ液が残るので、今度は蕪を入れてギューしまして、これがまた次の食事のサイドディッシュ。
味と野菜を継ぎ足して、永遠にマリネ運動も可能です。
冷蔵庫や台所の隅でしなびた野菜はマリネに最適です。

最後、野菜のエキスたっぷりのマリネ液は、お水で割って酵素飲料です。

もちろん、豆腐の入ってる袋じゃなくて、新品の袋を使っても良いですが、わたしは豆腐の袋を強くお勧めいたします。
くれぐれも、スーパーのタダの袋をグルグルたくさん持って帰って来るような事はしないように。

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コメント

改善提案

「脱気」の方法として洗い桶とかボールに水を張って、その中にポリ袋を入れて水が入らないように空気を抜くと真空に近くなりますよ。
あぁ、今晩マリネにしなくては。

>スーパーのタダの袋をグルグルたくさん持って帰って来るような事はしないように

ぎょっ わ、わ、私ではありません おろおろ。
業務用の9号サイズ1巻き持ってます。

Re: 改善提案

> お松さん

これは加熱しないので、厳密に脱気する必要はないんです。おまけに発酵してまた空気を生産しますし。
パッククッキング上級者のお松さんにはポリエチレン袋は必需品ですもんね!

No title

わたくしのうちでは キュウリはつぶさずに ビール漬けのパッククッキングをしております。少量の砂糖もいれて よく揉んで冷蔵庫のなかで一昼夜ねかせます。
夫もよく手伝ってくれます。残ったビールが目当てのようです。
ブツ切りしたものを食卓ににだすと またたくまに無くなってしまいます。

Re: No title

> ヒロ湖さん
ヒロ湖さんのお連れ合いはわかりやすい方ですね。わたしはアルコールがダメなので、ビール漬けなどしたことありません。きっと食べるのもダメでしょう。
キュウリをぶっ叩くのは、とっとと食べたいからで、わたしの場合、明後日食べようと思って準備しておいても、明後日には忘れてしまってダメにしてしまいます。
百舌鳥みたいな脳みそです。

No title

ぺんぎんさん、ご無沙汰しております。
パッククッキングって、初耳でした。
おもしろそうなのでさっそくやってみましたよ!
加熱加減がなかなかいいかんじです。
引きつづきあれこれ試してみたいと思いました。
いつもいろいろ教えてくださってありがとうございます~。

Re: No title

> nullさん
お久しぶりです!そうなの、面白いんですよ。一人分を作るには良い方法です。電気ポットは最近温度を色々設定できるものがあるようで、それで使い分けるという強者もいるそうです。真空調理で65度45分でサーモンなんてグルメな料理を作るんでしょうね。

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