夢のような4日間。

フェルトのワークショップから戻って来た。

丁度京都の桜は満開だった。ワークショップのある当りは桜の名所で人波が途切れることはない。目の覚めるような桜の下を毎日4日で出来上がるだろうか?失敗してないだろうか?今日はどこまで進むだろうか?そんなことばかり考えながら通っていた。

フィンランドから講師を呼んで桜の時期に桜の名所の前を会場にしてたった10人のワークショップ。当選したのは本当にラッキーだった。

主宰者のスピナッツは桜の時期ということで事前に旅館を用意して希望者は宿泊できるようになっていた。これには本当に助かった。

旅館はもともと修学旅行生用の宿だそうで、食事の施設がついてないけれど、京都の町中ですもの、ちっとも困らない。部屋にシャワーもないけれど、トイレはついていて、浴場は地下水を沸かしてあってヘタな温泉よりもまったりと良いお湯で、朝晩温泉気分を楽しんだ。これから京都で泊まるなら錦水館がいい。

お部屋は最大5人での相部屋だったけれど、同好の人ばかりだからどんな人の話しも面白く、ほんとうに素敵な人たちと濃厚な時間を過ごすことが出来、“ワークショップで疲れてお部屋でも気を遣うのはしんどいなぁ、夜は眠れるだろうか?”という当初の不安など全く不要だった。

ワークショップはシルクオーガンジーをベースに羊毛で貼付けて縫い目のないジャケットを作るもので、参加者はフェルト作家が多く、その多くがベストまでは出来るけれど、ジャケットはできない、やったことがない、と言っていた。

わたしもTシャツ以上大きなものはフェルトで作ったことはない。そんなことよりもルツコさんの作る細い格子模様の作り方が知りたかった。もちろん縫い目のない服も作りたかった。

日頃あまりフェルトは作らないけれど、フェルト作品は嫌いじゃない。作るのは大変だけれど、短時間で作品に仕上がるフェルトは気分が変わって楽しい。

フェルトのワークショップへの参加は今回二度目で20年ぶり。20年の間にフェルト業界はものすごく技術革新もしたし、なにより裾野が広がった。

講師のルツコさんとは20代前半のころか、ヘタしたら10代後半で出会っていた。まだわたしは青虫のころで、るつこさんは蛹だったんじゃないだろうか?大きくて素晴らしい蝶になってしまったので、わたしが蛹になったころにはもう遠い世界の人で、昔会って話したことなどすっかり忘れてしまっていた。

考えてみたら同じことを長い時間やっているものだ。今回の参加者の方にもお名前で覚えがあって何かの講習でご一緒したはずなのに、お互い何の講習だったかどうしても思い出せない方もいた。

わたしはこの世界に結構長いんだとしみじみ思った。こんなにずっと織物を続けていられるなんて思いもしなかった。なんてありがたいことだろう。

IMG_4310.jpg

フェルトのジャケット、出来た。これを家で作るのはスペースの関係でかなり難しいだろうけれど、今月末のTシャツ展にはバージョンアップした布フェルト作品を持って行けるようにがんばりま〜す。

すばらしい機会をワークショップを企画運営してくれたスピナッツのみなさん、講師のルツコさん、同室してくださった皆さん、その他参加者のみなさん、ほんとうにありがとうございました。

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コメント

No title

なーるほど、こう言う事だったのね!

ぺんちゃんの颯爽とした後ろ姿はメチャ気分良いねっ。
このワークショップの結果が楽しみなT展ですあります。

ようお気張りはったなぁ!素敵です。

Re: No title

>GBmamさん、
そうそう、そうなんですよ。もう脚も腕も背中も筋肉痛で、めっちゃ気張りました。
Tシャツの型紙作ってるねんけど、一番大きな台でもぜんぜん足らへん。
どっか広い場所に大きなテーブルないやろか?

No title

歌舞伎座の舞台があるで!

Re: No title

そ、そんな広くなくても・・・GBのガレージくらいが丁度いいわ。

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