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チェンバロとバロックバイオリンのリサイタルを聞きにいく。

永井由里さんにふるさと変奏曲を贈った武久源造さんが福山でリサイタルをされるというので、イマイチ乗り気でない夫と一緒に出掛けてきた。

17時スタートというあんまりコンサートらしからぬ時間だけれど、これならコンサートが終わってから晩ご飯にしたらいいし、広島まで帰っても9時過ぎには家につくから都合がいいといえば都合が良い。

会場は教会のチャペル。プロテスタントの教会にはほんとうに十字架だけしかない。

小さな会場でマイクもなし。主宰者挨拶もない。後ろの扉からバイオリニストの肩に手をかけて武久さん登場。手探りでチェンバロに腰掛けて、バイオリンの方も譜面台の位置を直しておもむろに演奏が始まる。

小さな会場で音楽に全身を包まれるのは久しぶり。バンコクにいたころ、ゲーテ・インスティチュートで時々開催されたコンサートに行ったことを思い出す。

演目はバッハのバイオリンとチェンバロのためのソナタ、1番、2番、トッカータ二長調、休息を挟んでパルティータ3番、バイオリンとチェンバロのためのソナタ6番。

パルティータの後に武久さんが少しお話しをしてくださる。
IMG_4438.jpg
左におられるのがバイオリンの若松夏美さん。お衣装が素晴らしくて見とれてしまいました。もちろんバイオリンもすばらしい。

オリジナルの楽譜が残ってる曲と残っていない曲の違い、写譜の違いの色々。お話しはとても上手でバッハというオジさんがまるですぐそこにいるみたい。ラジオ番組やってくれたらいいのになぁ、と思うくらい。

バッハは好きでよく聞いているけれど、こんなすごい演奏を古楽器でバッハの時代そのままにきかされたら、織物のようなバッハの音楽が、まるで菱形が菱形を追いかける織物組織の情景が目に浮かんでくる。
後で夫に「バッハの音楽は織物のようだねぇ、菱形がいっぱい見えた」というと、彼も「そうだねえ」というので、バッハの音楽というのはそういうものなのだろう。

IMG_4439.jpg


武久源造さんはウィキペディアによると赤ん坊のころ病気で全盲になったそうで、もちろん全盲だから曲はみんな暗譜。暗譜で2時間のリサイタルをやるのだからすごい、とおもうけれど、そんなことで関心してたらいかん。バッハの研究書もたくさん読んでるし、バッハの楽譜もたくさん読んでる。だれか点字翻訳する人がいるんだろうけれど、それにしても大変なことだ。

子供の日なのにちっとも子供向けじゃないすばらしいリサイタル、久しぶりに堪能したのでありました。
永井由里さんがTシャツ展のオープニングパーティーでふるさと変奏曲を演奏して下さらなかったらこんな機会も聞き逃していたのだなぁ、ご縁って不思議だなぁと思いました。

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コメント

No title

ご夫妻で、いい時を過ごしましたなあ^^チェンバロでバッハ、ユーチューブで探してみよう!では!~~ε=ε=ε=ε=┏( 菊・_・)┛

Re: No title

>菊さま〜。
ほんとに良い時間でございました。だけど毎日のお出かけで疲れてしまって今日は太郎ちゃんの講演に行きそびれてしまいました。IWJで岡山であった対談を聞きます。せっかく教えて下さったのに、行けなくてごめんなさい。

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