今更ながらの着物狂いについて考えてみる。

昨日来た友達、わたしが今になって着付けを習っていることについて、「やっぱりお母様のお着物がたくさんあるし、それででしょ」って言った。
彼女はまだ30代初めの頃に結構大手の着付け教室にしばらく通っていたのだけれど、今は着物着る気無しらしい。もちろん着れるんだろうけれど。

わたしはバングラデシュで仕事をしていたことがあるので、サリーをたくさん持ってるし、着飾る必要のある時はサリーを着れば事足りていたので、着物は結婚した後も広島に1枚も持ってきていなかった。着れないし、着物で盛装するような機会(仲人、子供の七五三や結婚式等)は子供いないし、仲人もしないので皆無。ホテルのパーティー程度なら、サリーでコスプレしていけば誰にも負けない(そういう問題じゃないけど)。

そもそも着物を着ようと思わなかったのは、民族衣装を着るのに習いに行かないといけない、ということに釈然としなかった。おかしくないか?

サリーを着るのも最初は人に教えてもらう。着せてもらう。直してもらう。でも3回も着たら誰でも着れるようになる。サリーを着るのに必要な付属品は、パティコートとブラウス。市販品でもいいし、誂えでもいい。サリーの着方も何種類かあるけれど、家事用とお出かけ用、ちょっと変わったところでスリランカ式の着付けがあるくらい。

着物は・・・肌着、長襦袢、腰紐、伊達締め、帯、帯板、帯枕、帯揚げ、帯締め、補正にサラシや和服用ブラ。
だいたい、なんで衣装を着るのに身体のラインを寸胴に作らないといけないのか?おかしくないか?
そりゃ、寸胴に作っておくと着物のラインもスッキリするし、帯だって締めやすいだろうけれど、んじゃなんでそんなことするねん?

だいたい、太い帯など庶民は締めてなかった。紐だ、紐。せいぜいリボン。なんで太鼓結びが正式な帯結びになってるのか、だれか教えて下さい。

わたしは服飾史の勉強も一応しているので、日本の民族衣装である着物の今のありかたがものすごく不自然だ、ということが良く分かっています。なんでこんなことになったのか?だから習わないと着られない、誰も着ないってことになっちゃってる。

まぁ、そんなことはいい。子供の頃母の太鼓結びの手伝いをしたものだ。二重太鼓を作って、ピンチで止めて、衿もピンチで止めて、バランスが狂ってないか歪んでないか、後ろからチェックして「もうちょっと右が下」とか言うのがわたしの役目だった。つまり、子供のころから帯結びの不自然さをよく知っていた。

母や祖母が和服を普段着にしていた記憶があるのはきっとわたしの世代が最後じゃないか、と思う。普段に着ていたけれど、太鼓結びでお出かけするのは大変そうだった。普段着着物の時補正はしてたのかしら?今母に聞いたらきっと「もう忘れたわ」と言うだろう。

着物の着方はそのうち着るのが上手な人に教えてもらおう、と思っていたけれど、結局そんな機会は来なかった。といわけで、今になってアンティーク着物などで普段着着物の着付け教室をしているところにお世話になってます。

着れるようになったら早い。アレコレ足りないものを考えて(下着類や長襦袢など)、さぁ着るぞ〜〜。

今日は着付けの先生主催のキモノマルシェに行ってきて、ウールの名古屋帯を買った。

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この帯を織った人の気持ちが手に取るようにわかる。
幅の狭くなるところを経を切って半分の幅になるように織ってある。

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1本の太い帯を途中から半分に折ると、織り目のところの布が二重になるけれど、これはちょうど真ん中で半分の幅になるように織ってあるから織り目が薄くて具合がいい。しっかり織ってあるので、1枚で芯無し。ギューユー締めなくても緩まない。

『絹を織ってる人にこんなことできないわよね。』と楽しんで経糸を切って織り込んで帯の幅を半分に織っている。自分で使うために織ったんじゃないだろうか?とおもうような帯。ありがとう、わたしが使わせてもらうわ。

なんてステキなの!!黄色い帯はまだ持ってないからちょうど良かった。これなら雨でも気にせず締められる。
わたしは普段着着物、紬や小紋、木綿の着物しか着ないから、こんな帯はきっと活躍するだろう。自分で帯が織りたくなった時の参考にしてもいい。

着物を着るなら今はかなりチャンスだ。いい状態の中古着物が安い値段で選び放題。新しくすべて揃えても、一着何十万円もするような手織の紬がほんの数万円どころか、数千円で手に入るのですもの。

着物狂い、しばらく続きそうです。明日は着物お出かけデビューするんだ〜。もちろん、紬だよぉ〜ん。

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