飛騨高山で円空三昧

さて、円空さんの旅です。
飛騨高山は円空さんが晩年を過ごしたところで、円熟した円空仏がたくさん残されています。
まずは案内の方をお願いして見せてもらう清峯寺。

三体だけしかないけれど、どれも逸品の仏像。しかも、ガラス越しでなくて間近に拝見できます。
このお寺は無人のお寺で、檀家ではない地元の人たちによって管理されています。円空さんに会うには、管理している人に電話でアポをとって鍵を開けてもらいます。

こちらが円空さん。以前は本堂にあったのだけど火災や盗難を恐れて円空堂を作りそこに安置してあります。

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最初っからすごいものを拝見してしまいました。案内の方は早くから来て本堂やお堂を開けて、境内のお掃除などしておられたそうです。本堂の千手観音にもお参りさせていただいて、国府の町に戻り、お蕎麦を食べて千光寺に。

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千光寺の住職と円空さんは仲良しになったとかで、立ち木に仏像を彫ったというのはこのお寺。ああ、本で見た!というような有名円空仏がこちらにもゾロゾロあります。残念ながらガラス越し。
お寺はちょうど山門が新しくなった記念にご開張をしていた。お参りの人がたくさん。
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とっても大きなお寺で、お山と呼ぶに相応しいところでした。

旅館にチェックインして、雨の中高山まちの博物館へ。
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円空仏は上野の博物館にしばらく貸し出しになっていたのでこの看板。

この日の最後は国分寺。
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三重塔があってビックリ。ここは奈良か?京都か?四天王寺か?!

宝物殿の切符を買うのに呼び鈴を押したら、大奥様らしき方が現れて、切符をもぎって大きな鍵を手にもって案内してくださった。
ご本尊は天平仏で、なだらかなフォルムが本当に天平の仏さま。(撮影禁止)
円空さんは写真OKだった。
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お寺はの建物は鎌倉時代、ご本尊は天平時代という由緒あるお寺。こんなお寺にお嫁に来てさぞやご苦労があっただろう、いちいち見学にくる観光客にご本尊まで見せて丁寧に解説までしてくださって、ありがとうございます。

円空さんは関市の弥勒寺というところで入定なさったそうで、自分で穴を掘って棺桶の中に入って埋められた、という場所が塚になって残っているという。
それじゃ、翌日は関市に行ってみよう。

関市の洞戸村高賀神社には最晩年の作があるという。そこの円空記念館へ。

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ものすごい山の中で、よくもこんなところにお宮さんを作るもんだとおもうけれど、大きなお社でした。
円空記念館は円空仏のフォルムをちょっと真似たかたちをしていた。
ここでも受付の女性が丁寧に解説してくださった。高賀神社で修行したあと、弥勒寺に戻って1000日行をして入定されたらしい。弥勒寺にも円空館がありますよ、と教えて頂いて、弥勒寺に行く。

ここも古いお寺だけれど、火事で焼けて今は再建された本堂と円空館があるだけ。
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弥勒寺には平成の円空仏がたくさん奉納されています。これは旅する円空上人ですね。

そして円空上人が自ら生き埋めになった塚
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死期を悟ったら、穴掘って埋まるとまではいわないけれど、飲食を断って安らかに旅立ちたいものです。凡人には無理なことでしょうか?きっと無理ですね。


わたしが着物だったからかどうかわからないけれど、どこに行ってもとっても丁寧に対応してくださった。

円空仏はまだまだたくさんあるけれど、見せてもらえるところはあまりない。でも、今回岐阜県内を巡ってみたら、けっこう円空記念館のような小さな博物館になっていて公開されている。


たった二日見て回っただけだけど、すざまじい修行の人生を送った円空上人の、仏像は“自由に生きよ!”と語りかけているように感じられました。

いや〜、それにしてもすごい人もいるものです。円空上人、すっかりお友達になった気分で大阪へ帰ったのでした。

思い出に残る良い旅をさせて頂きました。円空上人、飛騨のみなさん、そして一緒に旅行した夫、ありがとうございます。


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