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織りにくい布はかわいい。

今日も一日掛かって50センチほど進んだ。
なんでこんなに時間が掛かるのか、といえば、経糸が抜けたり切れたりするので、そのたびに色々やらないといけないからです。

普通経糸に使う糸はつるっとした毛羽のない糸を使います。糸も単糸より撚り合わせた糸がいい。
毛羽があると経が引っかかって乱れるので織りキズの原因になってしまいます。
それに糸には糊付けして毛羽が出たり撚りが戻ったりしないようにします。

だけど、ウールは糊付けができないので、そのまま織るしかありません。ま、出来そうなことといえば油を含ませるくらいでしょうが、あんまり効果ないのでやったことありません。

今回の糸はツルツルと抜けて織りにくい、と思っていたけれど、いつもこんな織りにくい布ばっかり織っているような気もします。
なんで経まで手紡ぎ糸を単糸で使うのか、それはわたしが単糸の織物が好きだからで、手紡ぎ糸でないと出せない風合いがあるからというだけのこと。

もちろん、紡績の糸を使ったら早くたくさん出来るけれど、早く作らなくても、たくさんできなくても、布は何年も何年も使えるのだから早くたくさん出来る必要なんてないんです。

マスプロダクトなものしかしらないと、織りキズや補修の跡は瑕疵でしかないかもしれませんが、わたしは手織布に織りキズを見つけるのが好き。単なるキズじゃなくて、それは布の個性になっていて、一層好きになります。

母からもらってきた大島紬、ずいぶんと織りキズがあって、きっと安い反物を特別価格で買ってきたんじゃないかと思うのですが、良い布なのよ。織った人とすっかりお友達になるような、そんな気がする着物なの。

というわけで、苦労して織る布は特別にかわいい布ができます。織りにくい、でも最善を尽くす最善を尽くしてもキズが残ってしまった、というのが良いのか、どうなのか。とにかく機械織りの布にはない味わいが手織の布にあるのは、そんなところじゃないか、と思うのでした。

どうも頭がウニになっているようです。
明日は70センチくらい進むようにクリックしてね。
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