運転手さんの家でごちそうになる。

レンタカーの運転手さんがどうしてこんなに良くしてくれるのか、いくら考えても分からないけれど、彼にとってわたしたちは変わった客だったのだろう。

以前1度奥さんの手料理をごちそうになったのだけど、ナニを食べたのか全く覚えてないどころか、どんな家だったかも記憶が定かではありません。彼の運転でリバーエロージョン(河の浸食)を見に行って、その田舎の家で食べた記憶はあるけれど、あれが運転手さんの家だったのか、奥さんのご実家だったのか、それとも全く別の人の家だったのかも覚えてない。ダッカの彼の家でもごちそうになったはずだけど、それについてはすっかり忘れている。

奥さんの顔には見覚えがあるから、間違いなく彼女の料理を食べさせてもらったんだと思う。

バングラデシュでは、おもてなし料理メニューとお惣菜メニューがまったく別で、お惣菜メニューを食べさせてもらえるようになるにはかなり親しくなる必要がある。おもてなしメニューは油も多くて食べるのが大変なので、家に呼ばれる時にはなるべく白いご飯に野菜のおかずにしてちょうだい、とお願いしておくのです。

今回、お客さんを連れて行くので、おもてなしメニューが並ぶことを覚悟していたけれど、運転手さんも奥さんもわたしたちの好みを覚えていてくれました。

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グチャグチャしたこんもりしているのは、干し魚の料理。チッタゴンから運んできたものだそうです。奥は夫の好物の苦瓜炒め。イリッシュ(Hilsa)の揚げ物、そして、わたしの好物の揚げ茄子。

苦瓜炒めには小さいエビが入っていて、そのエビの頭の先を全部落としてありました。何とも手間が掛かっています。バングラデシュの女性のこういう細かい仕事には本当に頭が下がります。わたしは料理は愛情だと考えないけれど、こんなエビの下ごしらえはやっぱり食べる人への愛情がないとできません。お金では得られないものがここにあるなぁ、と思います。

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他にも大きなエビ、鶏のカレーに牛のカレー、そして野菜のカレーや魚と菜っ葉の料理など、運転手さん、おおいに張り込んでくれて、本当に有り難く、また申し訳ないのでした。

日本から着いたばかりのお客さんには、今日のもてなしがどれだけ特別なものか、バングラデシュの料理についてちょっと聞いてもらいながら召し上がって頂きました。

料理を食べたらそうそう、この人の料理、前も食べさせてもらったわ、と思い出しましたが、ダッカの家のことはまったく思い出しませんでした。

本当に何もかも値上がりして、魚だってエビだって、すごい値段だっただろうに、ありがとうございました。

彼の家ではもう1人子供が増えて、彼もちょっとふっくらして(でも太ってない)、みんな幸せそうだったのが何よりのごちそうだったかもしれません。

今回の運転手さん、高血圧であまり食べられない、と言ってたら、晩ご飯を寝る前に食べないで、夕方8時までに食べるようにすればいいんだよ、と彼が説明するのには驚きました。

どうやらこの家族は以前わたしが唱えたナチュラルハイジーンの食事の時間を覚えていて、生活を変えたようです。

う〜ん、この階層の人が生活習慣を変えるというのは大変なことですが、こうやって彼の家族が健康で幸せにしているのを彼の友達や親戚が見習って、生活習慣を変えて病気にならない生活が出来るようになったら、わたしのは何より嬉しいです。

モンスール、奥さん、ごちそうさまでした!
これからもどうかご家族みなさんお幸せに!!!

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