ご質問いただきました。「有機野菜に30匹のナメクジはありですか?」

ご質問いただきました。
これはかなり深刻な問題ですので全文引用してみようと思います。

ぺんぎんさん、おかえりなさいませ
また、お邪魔します

それぞれの想いありきなのですね

今回のぺんぎんさんの記事(食べ物を作ってくれる人がいて〜のところ)と
サムライ菊さまも読んでいらっしゃるようですので
是非、伺ってみたいことがあります

私は西式甲田療法実践者で
「有機」葉っぱ野菜を購入して青泥生活をしております
つい先日購入した葉物野菜3パックすべてに合計30匹くらいのナメクジが
大小(小さいのは1cmにも満たないんですよ)合わせてその中に潜んでいたんです
そこで一枚一枚に引っ付いているので一枚一枚葉っぱをはがしはがし、
悲鳴を上げながら洗っておりましたが
(ええ、もちろん家にも小さな畑があってイチゴだとかブロッコリー葉っぱだとか食べられてしまったのを洗って食べたりしますよ)
なのでナメクジにはもちろん免疫はありましたが、
こんなに大量のナメクジと茎にこびりついたそのうんちを洗っているうちに、
トラウマになってしまいました
何がトラウマかと言うと、購入したお店のはなしからです

「有機野菜には全てナメクジの卵?(卵でナメクジって増えるのか?)がついていて、
放っておくと勝手に孵化をする(購入した店の担当者が言うには、そうらしい?)。。。」


有機野菜でもアブラムシやカイガラムシ?ブトや蛾の昆虫系の卵なんかは、
ばしゃばしゃっと洗って、ま、いっか。青虫君もいらしたことも何度もあるけれど、取り除けば大丈夫だったんですね
タンパク質だと言う感じで食べちゃっておりましたが
さすがに、ナメクジは、、、ダメになってしまいました


是非、こう言った場合のご意見を聞かせてください
農家側の意見
消費者側の意見、を


(と、ここではサムライ菊さまに聞きたいです)
有機野菜たちが出荷される際ひとつひとつチェックされるようですが
ナメクジが大量についていると言う場合、これは、お野菜を育てている方は、ご存知なのでしょうか?
土壌を見ればわかるものでしょうか?
これは愛情もって育てている範疇にあることなのでしょうか?
(なめの一匹二匹は全然範疇です)
タネを植えれば勝手に育つものでもなし?農家の方の愛あって育つ?
それとも、チェックの際の見落としでしょうか?

自身の経験から、ナメクジだとかは養分が豊かな土壌にやってくるような気もします
土壌はそもそも本来そんなに養分が豊かなものでしょうか?
土壌に問題ありなのでしょうか
その場合芳醇すぎる土壌故の
環境破壊も(水質汚染も)気になる所です


(ぺんぎんさんに聞きたいことです)
そして、一番聞きたいこと
大量のナメクジの卵(本当に卵で増えるのか?)付きでも、心から「ああ、育ってくれてありがとう」と、育った過程に感謝し
生で食べますか?
臨機応変に料理しますか?おそらくぺんぎんさんならそうするだろうかな、とも
それとも、すっくと育ったであろうはずの作物をナメクジまみれに育ててしまった農家に対して怒りを感じますか?
植物の命を愛する想いから、摘み取られた命、最初から食べないと言う選択はありませんでしたが
若干、「客観」を知りたい欲求があります

私には生産者や、大地の命を司る大自然の神々に対し感謝の心が欠けているのか?
この想いは傲慢なのか?......

この件にかんしての客観を得たい所であります

甲田先生のハートに近づきたい想いからこんなことで自分の核が揺らいでいるようなのです
その心は
その作物を育てた農家に対しての怒り、
かわいがってくれよの怒り、
おそらく作物と同様に、消費者への想いも、こめてくれよ、なのかもしれません
まさしくここで、子供(わたし)がなんで愛してくれないんだと訴えても仕方がないのですけれど
愛なくして育った作物はなんだか、無関心に育てられた子供の様に感じるのであります
お嫁に行く時(出荷)ぼろを着せられ(ナメクジくんがたくさんついたまま)ああ、それは意図的ではなかったのだがねと言う親(農家)、その心は?

結局は愛情云々にはなしが戻るようです

すみません、完全に質問の意図が見えにくくなっておりますが、
結局はこの質問だと思います

「有機野菜に30匹くらいのナメクジはありか?」
「そこに感謝の心は芽生えるか?」

......のようです
失礼しました



う〜む。。。
この有機野菜を売ってるお店はちょっとヘンです。

「有機野菜には全てナメクジの卵?(卵でナメクジって増えるのか?)がついていて、
放っておくと勝手に孵化をする(購入した店の担当者が言うには、そうらしい?)。。。」


菜っ葉についてたナメクジ30匹の大きさは米粒みたいなものならば卵が孵化したのかもしれないけれど、キャーキャー言いながら洗わないといけないほどのナメくんたちがいたのでしょうから、そこそこの大きさに育っていたのではないか、と考えると大きく育ったナメ公は畑からやってきたと思われます。

その店の人は平然とウソを言ったんじゃなかろうか?

アブラムシ(アリマキ)がたっくさん付いてることが時々あるけれど、あれは2、3日ですごく増えるので、ちょっと時間が経ったな、というのはわかりますが、低温で保存したらそれほど増えません。

わたしの友人が有機食品宅配のなんやら坊やに野菜を出荷しておりますが、「菜っ葉は虫食い穴5カ所まで、虫なんか野菜についてたらクレームで大変だから絶対に見落とさない。めっちゃ大変だ」とボヤいておりました。
畑の現実を知らない消費者にあわせる生産者も大変ですが、虫だらけのドロドロを平気で高値で売る店にも大変疑問を感じます。


そして、一番聞きたいこと
大量のナメクジの卵(本当に卵で増えるのか?)付きでも、心から「ああ、育ってくれてありがとう」と、育った過程に感謝し
生で食べますか?


わたしねぇ、ナメクジ嫌いなんですよ。
青泥たくさん食べていた頃は、有機栽培といってもどんな有機栽培だかわからないから、これは絶対に寄生虫が入るな、と思いました。私の場合、きちんと甲田療法をしているわけではないので、甲田療法ならば栄養が足りないから虫は湧かないらしいですが、わたしはきっと湧くでしょう。きっと生で食べないか、あまり酷いと虫だらけのところは捨てるでしょうね。そもそも、そんなにナメ公を養殖しているような菜っ葉は買わないように思います。
農家に対して怒りを感じるか?といえば、農家に対して怒りは感じないけれど、店には文句言います。いいかげんな言い訳するような店はもう使いません。

質問者さんは虫だらけで菜っ葉を出荷した農家の人に「愛が足りないんじゃないか?」と怒ってられるようですが、わたしには、その店にしてその生産者という感じがします。

ナメ公もイヤですが、青虫君たちのチビは葉脈の陰に張り付くようにして、洗っても取れなくてあれも大変ですが、あのモンシロチョウの子供たちは好きにはならないけれど、「あ〜、しゃぁ〜ないなぁ」と思うし、あの人達は菜っ葉しか食べないので、フンも「これこそ酵素たっぷりよねえ」と思うので、あまり汚いとは思わないけれど、あんまりたくさんいるとイヤなので、小さい穴がいっぱいあいた菜っ葉はやっぱ買わないな。

わたしからのアドバイスは、

野菜はちゃんと選んで買いましょう。

です。

感謝?ナメ公30匹のバカ高菜っ葉にはないなぁ。

お店は選びましょう。

この質問に菊の助さんが生産者の立場から大変に丁寧にお返事下さいました。
http://penguinkitchen.blog54.fc2.com/blog-entry-1842.html#comment5613

お店もいろいろ、生産者もいろいろです。
残念ながら菊の助さんのお野菜はもう売り切れ状態で新規の会員さんは難しいようですが、岡山の友人はずっと露地で野菜を作っています。リクエストすれば変わった野菜も作るので、野菜マニアには楽しい生産者ですが、露地栽培なので葉境の時期には何も届きませんが気長にお付き合いすると楽しい野菜を送ってくれます。
(ご興味のある方はご紹介しますので、右下のメールフォームからご連絡ください。)

甲田先生のハートに近づく、いいですねえ。甲田先生の晩年の著作では、心の問題に熱が入ってます。心の宿便が出てはじめて身体の宿便も出るし、病気も治るのだ、と。甲田療法はまさに修行です。みなさん忘れがちですが、甲田療法は食事療法だけではない、ということです。

野口法蔵さんは、「甲田先生のように患者さんを見立てられる人は誰もいないから後継者もいない」とおっしゃってましたが、甲田療法は食事のメニューだけでもかなり幅広い種類があったようです。
どうか、菜っ葉のない時はないなりに、菜っ葉に執着しないで、柔軟に病気に向き合われますように、と願います。

そして、最後に愛の問題ですが、生産者と野菜、生産者と消費者、というような二者間の愛(愛だと思い込んでいる執着だったりする)じゃなくて、もっと大きな愛が必要なのよ。なんかうまく言えないんですが、愛の矮小化は話しをややこしくしてしまうように思います。
わたしが言う料理に愛云々を言うな、というのもこの「お母さんの愛情たっぷり〜」みたいな子供とか家族とか、二者間の愛、執着のニオイがプンプンする“愛”がイヤだわぁ〜、と言ってるのです。わたしの脆弱な愛は、目の前に対象が見えると、他のものが見えなくなっちゃうのかもしれません。

まずは、お野菜の仕入れ先、良いお店&生産者の方に出会えますように。

そして、真摯にすばらしいコメント下さった菊の助さんにも大感謝です。 


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コメント

青菜の虫

随分長い間、こっそりペンギンさんのブログよませていただいてます。
で、いつも「うんうん」と思うことしかりでよまさせていただいております。
ありがとうございます。
で、今回の青菜…わたくしなりに思うことあるので、少し書かせていただきます。
ナメクジが山ほどというのはこちらではみたことありません。
ただ、野菜室にいれてても一晩で青菜が悲惨なことになった。
というのはみたことあります。
この場合、水であらって、水に半日以上つけとけば良かったと思ったものです。
ということで、処理によってはひどくなりません。
青菜はできるだけ早く、洗って、むすのが一番いいと思いますよ…

私の場合、近隣や職場仲間にオーガニック実践者がいるので
そんなに悲壮感がないのかもです。
ちなみにうちの両親はオーガニックってお言葉すら知りませんけど、
86,83ともに元気です。

答え=お店を探すが正解

ぺんぎんさん

こんなに真摯にお答えしてくださり、なにより感謝です
何と言っても、甲田先生の教えに則って、やはり病は気からと言うのは事実であると、全く思えますし、精神の宿便に関しては、まるきりそれこそ虫のうんち並な気もします。食事療法だけでは、何とも身体の状態は進まず、健康=運動であるとも言い換えることが出来るかなとも最近は確信しています。

今回私がなぜこんなことで人気ブログ主二人を巻き込んでまで質問をしているかと言うと、ナメクジなんてついていて当たり前じゃないの?騒ぐあなたはおかしいのよ、だって、生き物じゃないのさ、ナメクジだって、が西式甲田療法の精神の一般なんじゃなかろうか?と。というのも、お二人は西式甲田療法を良くご存知、そしてその精神も。なわけでここにて質問に至ったのです。ちょうど、ぺんぎんさんが「食べ物愛込めてるばなし」を展開されていたので、お邪魔したと言うわけなのです。
興奮すると小さな視点でしか物事が見えなくなりますね。
~二者間限定の執着のような愛が、愛なんかではないのだ~
うん、確かに。ようやく理解に及びました。
s.cの愛云々の話は以上をもってこだわり無し。


今回ナメクジを引っぱがしながら一時間冷たい水で洗い終えて、この労力に対して、さぁ青泥にしよう!と思えなかったのですね。そしてもし私がクレーマーであれば、知恵が働き「よし、証拠の写真を撮ってブログにのせてやる」と用意周到に出来たかもしれませんが、もう、そんなことなど、頭によぎりもせず。



小松菜付きナメクジ30匹程を購入した(笑)お店は、関東では結構有名店でありまして、高級食材のスーパーと言われているようなお店です。なので、私は完全なる信頼があって、こちらにてのみお野菜を購入していたのですね。この店であれば真っ当なものを出すであろうし、消費者を大事にするであろうから、という先入観がありました。葉物を選ぶ際はもの凄く見ます。購入した日にはラッピングされているビニールからは虫喰いの跡もない様に見えました。
ぺんぎんさんの「お店の人がおかしい」「その店にしてその生産者という感じがします」
なるほど、腑に落ちます。
サムライ菊さまのお話を伺ってから、おや?と言う疑念がわきました。


サムライ様のところで購入をば、出来たらさせてもらえないかしら?とさえ思いましたが、もう、いっぱいですか!残念!!私の住む場所近辺はなぜか大安売りのお店が多く、野菜は半端ない安い値段で「放射性物質混じりの土壌で栽培、さらに農薬いり」野菜がもれなく購入出来ます。老齢者化した街なので、誰も、放射能云々に文句ひとつ言いません。有機野菜葉物とこれまた有機人参大根山芋を購入出来るところは、何と、この有名高級スーパーだけなのです。宅配も考えましたが、私に必要なものだけを買えないとのことで断念。他にない。苦渋の選択で小松菜以外はそこで購入する他ないのです。消費者の弱者ですね。ここしか購入出来る場所がないだなんて。
放射能さえ降り積もらなければ、家の畑で栄養失調でも太陽をさんさんと浴びて育った葉物野菜を栽培出来たのに、いやはや、です。岡山に帰ったときトラックで帰省して土をもらって帰ろうかしら?
ああ、そうか、そうですね、岡山の農家さんと言う手がありましたか。私の生まれ故郷は岡山。そこら中に親類がいるのでここはひとつサーチしてみることにします。


ようやく、農家側からの客観、消費者側からの客観を得られて、更にお二人とも西式甲田療法に詳しいときて、どこかのセミナーで勉強した感があります。ありがたいお返事内容にとてもトクした気分です。

でも今回のこのやり取り、きっとあんまり他の人って気になるトピックでもないんでしょうかねぇ。

もっと、知ってほしいなぁ。

そうだ、セミナーだとかお勉強会だとか開きませんか?

とてもためになるはずですもの。

それでは、差し出がましくしてしまいましたが
今回の真摯なお返事にいたく感謝して

ありがとうございました

s.c

Re: 青菜の虫

>白黒うさぎさん
ご訪問&コメント、ありがとうございます。
ねぇ、いくら無農薬だ、有機だといってもナメ野郎30匹はありえないですよねえ。

ウチの両親も同じような年齢ですが、サイボーグなので化学物質だろうが、農薬だろうが、薬だろうが、電磁波だろうが、放射能だろうが、全然平気で、原発が止まって江戸時代に戻るのは我慢できないそうです。

母が言うには、「無農薬は子供のころに散々やらされたからもうウンザリ」だそうです。
こちらの方が先にくたばりそうです。

また遊びにきて下さい。

Re: 答え=お店を探すが正解

>s.cさん
あ〜、高級スーパーですか。
そんなものを信頼するのは如何なものでしょうか?金持ちのお客を相手にするのですから、ナメクジが30匹ついていようが、使用人に洗わせるんでいいんですよ。
自分で菜っ葉を洗うような貧乏人のクレームなど・・・

貧乏人は貧乏人なりのお金の使い方があります。産直箱買いが良いと思います。個人同士なら、中身のリクエストもできるし、年中菜っ葉だけはなんとか切らさずに作ってもらうような交渉もできると思います。
小規模にやっているところほど融通が利くものです。

良い生産者の方と巡り会えますように。

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