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「日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体」読了。

広島市の図書館って色々揃ってる。こういうサービスはなかなか素晴らしい広島市です。まんが図書館もあるしね。

というわけで、最近の手仕事のお伴、安富歩先生関係の動画で良く出てこられる深尾葉子先生のご著書、やっと読みました。いや、タイトルがさぁ〜、あ〜、痛い!読みたくない!と思ってたの。


日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 (講談社+α新書)日本の男を喰い尽くすタガメ女の正体 (講談社+α新書)
(2013/04/23)
深尾 葉子

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新書なのでサクサク読めますが、これ、社会学者とか、ジェンダーの研究者じゃなくて、中国の農村部などの研究をしている人なので、ちょっと視点が違うところが面白い。

はじめの方にカエル男度、タガメ女度が測れるテストがついている。
わたしも夫もやってみたら、どちらも20%以下。うーん、わたしはもっとタガメているつもりだったんだけど、ちょっと弱いらしい。自由を求める人間は他人を縛るのも好まないから、タガメカエル度は低くなるのかもしれません。

でもね〜、わかります。わたしは、「そこそこ勉強して、結婚しても恥ずかしくない程度の学歴が必要だから、高校は最低あそこくらいに行きなさい(でもメッチャ勉強してもっと難しい学校なんか行かないように)」みたいな圧力の中で育てられたと思う。結婚して家のことができるように、料理も仕込まれた(母がお稽古の時には料理当番。兄貴と弟は2人で遊んでるのに、わたしだけ料理&皿洗い)。

「にいちゃんはなんで何もしないの?」というわたしの理屈に、母は「兄ちゃんは勉強して良い会社に入って云云」ということを真顔で言っていた。

結果兄貴はかなりグレてよくわからない人生を送っている。わたしも大層グレて日本を飛び出してしまった。母の子育てはどう見ても失敗。この程度で収まったのは、子供本人が持っていた素質だと思う。
だけど、一番タガに嵌められていたのは母自身だと思うと哀れな気がします。

タガメ女とカエル男の生態やその弊害については本を読んでもらうと良く分かります。この本は主にタガメ女の外について書いてあるので、女性はちょっと面白くない話しも少なくありません。わたしはママランチ(子供はいないから縁がないけど、奥さまランチには時々つきあっている)が苦手で、女の人の見事なまでに内容のない延々と続くおしゃべりも苦手。わたしに子供がいたら、格好の餌食になって排除されるクチだろう。お〜、いやだいやだ。

そんな女たちの話しはどうでもいいのだ。大事なところは、タガだらけの不自由な社会はもう止めようよ、ということをこの本は書いているのだと思うのです。自分の心に正直に、自分の魂を解放できるような生き方をすれば、自分をタガに嵌めることをやめ、パートナーをタガから解放し、子供たちもタガから解き放つことで、もっと生き生きと人生を送れるのですよ。そのためには人と自分を比べるのではなく、自分自身と向き合い正直に生きることをオススメしている本なのです。

自分がどうしたいか?それは本心からそうなのか?どこかから借りてきた価値じゃないのか?と問われると、わたしもタジタジしてしまいますが、自分のことを知るために、ナニが食べたいか、ナニが着たいか?という身体的な感覚から練習をするのは1つの方法だと思います。

自分がナニを食べたいか?身体は何を欲しているのか?家に何があって、何を食べないといけないか?そんなことを総合的に考えながらご飯を作るのですが、○○が食べたい〜!という気分でない時に「わたし、何を食べたいの?」と考えるのは、なかなか難しいことですが、そんなことも自分を知るための手がかり、自分に出会うための手掛かりになるんじゃないかしら?と思うのです。

そのためには、感性を研ぎすませる食べ物、いや、感性を鈍らすことのない食べ物をいつも食べていないといかんなぁ、と思うのです。

みんな正解のない質問って苦手で思考放棄しちゃう人も少なくないけれど、いったい世の中に正しい答えなんてある?って思いませんか?

生き辛さ、お付き合いの難しさや息苦しさを感じている人は、それが夫婦関係に因るのか、親子関係からの圧力によるタガが原因だって分かるかもしれません。

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