「めぐり逢わせのお弁当」

予告編は猛烈にインド料理が食べたくなる。
「めぐり合わせのお弁当」

ムンバイの典型的なミドルクラス家庭。たぶんIT関係で働く夫、娘、中年にさしかかる妻。
カーストがあるから外食はできないので、お弁当を家庭から届けるというインドならではの職業がある。ダッパーワーラーというお弁当配達人。

各家庭からお弁当を受け取って、駅で集積し、そこから電車でセントラルまで行って、またまた自転車で各職場に配達する。

そのお弁当が夫ではなくて、定年を控えたオッサンのところに届いてしまう、というところからお話しが始まる。

映画の見所はたくさんあるけれど、登場人物がインドらしい複雑さを背景にしている。注意深くみていたら、それぞれの人がどんな宗教で、どの程度の家庭の出身でどの程度の教育を受けていて・・・というのがわかる。

主人公程度の家庭ならお手伝いがいてもおかしくないが、都会生活でお手伝いが見つからず、主婦がすべてをしなくちゃいけない。

洗濯をするシーンが印象的に描かれるがこれは洗濯は本来彼女の仕事ではないことを表しているし、夫の行動への疑問が確信にかわるのも洗濯のシーンから。

予告編であれほど美味しそうだった料理も、本編では物語の一部でしかなく、すばらしい心理劇に引き込まれる。

間違って届いたお弁当を介して文通するオッサンと主婦。アドバイスをしたり、されたり、家庭の問題を打ち明けたり、のっぴきならないことを告白したり。

主人公のまわりでは、父親が死んだり、母親の口から「すっかり冷めていた」と聞かされたりして、彼女は結婚や夫婦の関係について清算することにするところで話しは終わる。

この後どういう展開になるのかは見る人次第という余韻残し過ぎなお話し。

余韻が残り過ぎて、映画の後に夫とお茶をしながら映画の細部についてアレコレ意見を交わして、紺ちゃんでラーメンを食べて家に戻ったら8時間続く雷雨の夜が始まったのでした。

これまた余韻のある展開なんだけど、それはさておいて。

インドってやっぱりすごいなぁ、こんなドラマを脚本も監督も1人の人が作っちゃうんだから。
ベンガル人が作ると上品すぎて退屈な、サタジット・レイとか、現代だったらモメンカルみたいな芸術映画や歴史ドキュメンタリードラマになりがちなのに、現代の、どこにでもありそうな家庭の話しを、女性を主人公にして切り取ってこんなドラマを作るところがボリウッドの底力なんだなぁと、妙に感心したのでした。

いや〜、インド人、恐るべし。

ランキングに参加しております。
いつも応援ありがとうございます。
にほんブログ村 料理ブログ ローフードへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ファッションブログ ふだん着物(和服)へ
にほんブログ村

〜〜料理教室のご案内〜〜

9月21日(日)お土産企画。内容未定
9月30日(火)作り置き出しと和食の基礎2
火曜日・日曜日、どちらのクラスも新規生徒さん絶賛募集中です。右下のメールフォームよりお問い合わせ下さい。
個人レッスン、短期集中講座はご希望はご相談ください。
関連記事

コメント

ありがとうございます。

ぺんぎんさん

こんにちは。ななつです。
過日はご助言下さり、ありがとうございました。

早速、ジューサーを買って(と言っても2千円の小さな手動式です。まあ、これこそ低速回転式ということで…笑)、生菜食Bもどきを実践しています、。

"もどき"というのは、
蜂蜜を舐めるのと生玄米粉に抵抗があり、それはやっていないのと、
友達と普通食を食べる時もあるためです。
それでも、野菜ジュースの生活をしていると、身体が軽く頭もクリアになる感じがします。

食事についてアレコレ考えなくて良いのがすごく楽。
浮いた時間で体操したり、ゆっくりお茶を飲んだり出来るのが嬉しいです。
なにより、野菜ジュースは美味しいし、しばらく続けてみたいと思います。

ひとまず、お礼とご報告です。
ありがとうございました。

ありがとうございます。

ぺんぎんさん

こんにちは。ななせです。
過日はご助言下さり、ありがとうございました。

早速、ジューサーを買って(と言っても2千円の小さな手動式です。まあ、これこそ低速回転式ということで…笑)、生菜食Bもどきを実践しています、。

"もどき"というのは、
蜂蜜を舐めるのと生玄米粉に抵抗があり、それはやっていないのと、
友達と普通食を食べる時もあるためです。
それでも、野菜ジュースの生活をしていると、身体が軽く頭もクリアになる感じがします。

食事についてアレコレ考えなくて良いのがすごく楽。
浮いた時間で体操したり、ゆっくりお茶を飲んだり出来るのが嬉しいです。
なにより、野菜ジュースは美味しいし、しばらく続けてみたいと思います。

ひとまず、お礼とご報告です。
ありがとうございました。

Re: ありがとうございます。

>ななせさん

ご丁寧にどうも。
甲田療法は食事療法だけじゃなくて、裸療法や温冷浴、西式の体操とセットになっているものなので、食事療法の部分だけで甲田療法をやってると勘違いしないでくださいね。

甲田先生は「心の宿便」のことを晩年はよくおっしゃっておりますが、これは少食をするには霊的な成長も欠かせない、ということだとわたしは理解しています。

コメントの投稿