「乳がんを患っているのですが、甲田式の生菜食をやってみようと思います」

ご質問頂きました。

メールでのご質問なので、掲載しませんが、甲田療法についても記述はわたしのブログはわたしが甲田先生の本を読んで自分なりに解釈したもので、その解釈は健康体でただの甲田先生のファンの1人であるわたしの解釈です。まずは甲田先生の本を20冊くらい熟読してください。

ご自身のお身体と甲田療法についてご質問下さる方は、Q&Aのカテゴリーにも目を通して下さいね。食事療法だけで病気が治れば病気になる人などいないのです。食事療法で治る人もいれば治らない人もいる。
治らない、つまり死んじゃうってことです。

わたしは長い間療法で治る人と治らない人、治る人でも療法が実に色々でこれが決定版というものがない、ということを考えてきました。病気が治った人と出会ったら色々と話しを聞いてみるし、直接出会わなくてもビデオや著作があれば興味を持っています。治る人と治らない人の何が違うのか?というところにものすごく興味を持っていて、それは甲田先生のいらっしゃらない今の時代に甲田療法の枝葉末節についてアレコレ議論することの是非とも関わる問題です。

まず、甲田先生はがんという病気は大変な難病で治すのは困難だ、とおっしゃってます。どの本だったか忘れましたが、乳がんが分かった人が甲田先生のところに来て診断を仰ぎます。甲田先生は「手術出来るんだったら切ってから断食しましょう」と提案しますが、その方は切りたくない、断食頑張る!と言い張って困った、というようなことを読んだことがあります。

つまり、甲田先生にしたところで断食や食養、療法だけでがんを治すのはとても大変だと考えておられるのです。

結局その方は療法、里芋湿布、断食、生菜食などを丹念にやって治されたようですが、裸療法11回とか、温冷浴何回とか、その間に湿布だなんだと大変で、とても自宅で出来そうにはありません。

甲田先生にしてもそれだけしないと乳がんは治らないということでもあります。

一方、乳がんの西洋医学的治療をフルセットで受けて「治療で死んじゃう」と西式にシフトした方もいらっしゃいます。
2013/04/18 【文化】合理的な神秘主義とはなにか ~安冨歩先生の授業
の二番目の動画で江口さんが病気の話しをなさいますが、後に江口さんにお聞きしたら、「食事療法よりも人生のモード転換が大事だ」と語っておられます。彼女の年齢(30代)を考えたら、治療を打ち切って自然療法で元気に活動されているというのは本当に希望であるし、奇跡のように思えます。江口さんのお話しを聞いていたら食事療法は手段で、病気と向き合うための便利なツール、という感じです。だから食べ物詳細云々というのは実に些細な問題で本質ではない、ということが分かります。

江口さんは「どうして自分ががんになったかわかった」とおっしゃいますが、質問者の方はご自分がどうして病気になったか考えてみられたでしょうか?わたしはがんになった人から「何も悪いことはしてないのに、こんな病気になってしまって・・・」という話しを2人から聞いたことがあります。まったく同じ台詞を全く別人から聞いてちょっとビックリしました。

たぶん病気を治すには、病気になった原因を考えてそれを克服するなり、取り除くなりすることのほうが甲田療法で海藻を食べない理由を考えるより重要だと思います。

自分の抱えている問題を療法にすり替えてもあまり効果が上がるとは思いません。ご自分の問題に向き合うために病気が発現しているとは考えられないでしょうか?

ちょっとした不定愁訴でも食事法などのデトックスをすると好転反応で大変になることがありますが、がん治療の好転反応はそれはそれは大変なようです。甲田療法の体験談でも時々書かれていますが、この方のウエブサイトを読むと本当に大変だと思います。

世にも美しいガンの治し方

がんの治療を自然療法で、自分の判断でなさるのはあまりオススメしません。トイレの横に布団を敷いてトイレに住むのは想定内としても、奥歯の詰め物が割れるほどの全身痛や、1日に5回も髪を洗わないといけないほどの油まみれ。こんな好転反応に1人でどうやって耐えるのか、わたしには分かりません。

江口さんも帯津先生のご指導を受けていらっしゃるようで、ご自分だけの判断で自然療法をなさっているわけではないのです。
ご自分だけで判断なさっての闘病は本当におすすめしません。

質問者の方は「自分の質問には何も答えてないじゃないか?」と思われるかもしれませんが、質問者の方がご自分の病気を治したいと思っているのなら、わたしはご質問に答えております。

甲田療法の生菜食の謎について知りたいならば答えてないかもしれませんが、甲田療法の生菜食を完璧に出来れば死んでもいいと本気で思っておられるならまたメールください。公開の上ひとつづつわたしの意見や感想を書いてみようと思います。

甲田先生も断食療法の本を読んで初めて自分がどうしてこういう病気になったのかわかった、とおっしゃってます。自然療法で病気を治すには、まずどうして自分がこういう病気になったのか?という問題と向き合うことが治癒への第一歩ではないか、と思います。

最近わたしはこのようなご質問を頂くとよく書いているのですが、わたしたちの存在は、自分が考える以上にとてもスピリチュアルな存在で、想念は本当に実現するのです。だから、食事療法の細かいことをアレコレと悩んでいたら絶対に病気は治りません。なぜなら、「これで正しいのか?」という疑問、つまり、「これじゃダメかもしれない」という思いから離れないからです。ダメだ(どうせわたしはダメだ)という想念が病気を求めるのです。

たぶん質問を送って来る方々は正解をお知りになりたいのでしょうが、正解などご本人にしか分かりません。
それを見つけるのが人生だし、この世に産まれてきた意味でもあるのだと思うのです。病気という宿題をもらった人はご自分だけの正解に一歩近づいているのです。だけどその正解は自分で納得して見つけなければ意味がありません。

正解のない命題って気に入りませんか?あなたにしかわからない正解を人に聞いてはいけません。あなただってとっても崇高な存在なのですから、あなたはあなたの正解を大事にしないといけないのです。

どうかお大事になさってください。

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コメント

No title

ぺんぎんさん こんにちは。
ぺんぎんさん優しいですね。
感動してしまいました。
質問者さんのきっかけになるといいですね。

Re: No title

> みいさん、こんばんは。
ありがとうございます。
これを読んでくれた人の誰かが病気と向き合って治癒への道を歩きはじめるキッカケになるとうれしいです。

No title

ぺんぎんさん
質問させていただいた者です。
ご丁寧なお返事、本当にありがたく、何度も読ませていただきました。

おっしゃる通り、私は細かいどうでもいい目先のことにとらわれて、全体像が見えていないことが一番よくない状態だと思います。
なぜ病気になったのか?は自分なりに何度も考えました。
それまでの自分の生き方、考え方を見つめ直し、深く反省したつもりでした。
それでも今回このような質問をしているのですから、やはり根本的には変われていないのかもしれません。

とにかく、このような少し重いテーマに関わる質問を、お会いしたこともないぺんぎんさんに、頼る形で気軽にしてしまったこと、大変申し訳なく思っています。
きっと、どう回答してよいものか、そしてどこまで言うべきか、など悩ませてしまったと思います。
お時間もとらせたと思います。
お忙しい中、真摯にご対応いただき、ありがとうございます。

もう一度、自分でよく考えてみます。
これからもブログ楽しみに拝見しますね。
寒くなってきたので、お身体どうぞ、ご自愛ください。

Re: No title

> SSさん、
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
だいたいマジメでキッチリした方がガンを育てるようで、わたしのようなちゃらんぽらんな人間にはガンさえも寄り付かないようです。
生き方、考え方、行動を変えるというのは本当に簡単ではありませんけれど、「死ぬのも悪くない」程度に考えて死に方のシュミレーションのような病気とのお付き合いをなさってみるのも良いかと思います。

うちの家族は脳梗塞系で、母は「わたしはガンで死にたい」と言っているくらい、死に方としてガンは悪くないですよ。義理の父は死ぬ3日前まで好きな写真を撮りに出掛けてたし、脳梗塞で病院のベッドから起きられないまま何年も、なんて地獄でしょう。

それを思うとわたしもガンは悪くない死に方だと思います。もちろん、義父にしても母にしてももう高齢なので、SSさんが同じだとは思いませんが、死までの時間とやり残したことは人によってまちまちでしょうが、確実に言えることは誰にでも平等に死はやってくるということです。
言い方を変えれば、生きてる時間は死を待つ時間でもあり、その時間をどのように過ごすか、というのが人生そのものであり、この世に生きている意味だと思うのです。

病気はきっと、「方向転換してくださいね」という身体からのお知らせのようなもので、反省とかすることではなく、どうかご自分を否定なさったりしないでください。病気になるほどたくさん頑張られて、それによって積み上げてきた事柄がたくさんおありだと思います。この先は頑張り方を変えても大丈夫だよ、というお知らせが来たのでしょう。

どうかご自分を信じて、「人生のモード転換」を楽しまれて下さい。食事療法はモード転換の回転を早めるメソッドであって、それ自体が目的ではありません。

No title

ぺんぎんさん

温かいお言葉、ありがとうございます。
胸が熱くなりました。
本当に心のお優しい方なのだなあと思います。

そして、なんだか少し気持ちが軽くなりました。

人生のモード転換、自分なりによく考えて、楽しんでいこうと思います。
ありがとうございました。

Re: No title

> SSさん
そうそう、温亀、是非お使い下さいね。
「お腹に載せたら全身巡るでしょ」、って乳がん闘病中の友達が愛用して元気にしています。

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