お煮染め作りは半日で終わる。

お掃除は片付けは苦手だからあまり考えないことにして、年末最大のイベントは料理だ。今年もうちの両親は正月旅行に行かないので、当然のように鯖やお煮染めを持って私が来ると思っている。

「お正月はどうするの?おにし、持っていこか」というと、「別に〜。店は2日から普通に開いてるし、べつにええで」と言うからもう行かないでおこうかという気になる。本当は煮染めや黒豆を魚と一緒に持ってきてほしいのに、そう言わないところがうちの親である。この親にしてこの子なのだ。

朝、洗濯機を回して、お出しをとって、材料を台所に集め、根菜の泥を洗って、少しずつ材料の下茹で。戻し終わった高野豆腐からだしで炊いていく。

毎年やり方が微妙に違って、今年は下茹でと煮染めを同時進行してみた。後に煮染めるものの下茹では後回しにすると出しを煮含めるための放置時間が十分取れてよかった。ついでに、土鍋を使ったのもよかったような気がする。
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今年は10時くらいから始めたのに、お昼前に煮染めは終わってしまった。余裕でお昼ご飯を別に作る。

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今日はお魚屋さんにもらった鰆の頭をむかごと一緒にカレーにした。むかごと魚のカレーはバングラデシュにもあんまりないだろう。これ、美味しかったです。

食後しばらくダラダラしてからキントンとゴマメを作って、黒豆はもう一息というところで今年やっと買った重箱に詰める。

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いや〜、重箱三段全部お煮染めになってしまいました。実家の重箱は、入れ子になった長方形で深さのある重箱で、今でも関西の骨董市などで見かけることがある。状態の良いものをしばらく探したけれど、なかなか思うようなものがないので、川連漆器で普通の重箱を買った。入れ子の重箱にもゴロゴロと煮染めが入っていて、一の重二
の重などのルールは無視だ。来客用でない料理というのはそんなものだと思う。

出来上がったお煮染めをタッパに詰めて山奥のコーヒー屋さんに出かける。行きの車の中で夫が「いや〜、すごい余裕だねえ、前は下手したら晩御飯の後まで掛かってたのに、最近は3時間くらいでできるねぇ」と感心してくれた。
慣れたというのもあるだろうけど、コンロが3口になった影響は大きいと思う。自分でもなにか作り忘れてるんじゃないか?と思うくらい早くできる。火が2つと3つで随分違う。

今年は父方の先祖の古文書が見つかって研究発表されたりして、家のことについて色々と考えた年でしたが、三男の父のところに祖母が居たおかげで、父の家の正月料理をわたしが伝承しているのは本当に不思議なことで、この料理を作るのはもうわたしだけになっている。料理といっても特別なことはなにもない。ただ食べたら「うちのおにし(お煮染め)の味や」と誰もが思う味になっている。伝統ってのはそういうものなのだと思う。

今年も一年無事に過ごせて、こうやって料理が作れるのは幸せなことです。

皆様もどうかよいお正月をお過ごし下さい。


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