「わたしはロランス」と安富歩先生とビビアン佐藤さんの対談。

背腹運動は順調に継続中。想念のほうはどうかわかりませんが、夕方の魔の時間も無事過ごしてるし、お昼ごはんを抜くところまではいかないけれど、量は減っているのでこのまま続けばいずれは結果が目に見えることでしょう。

久しぶりに一人で映画に行った。
「わたしはロランス」
3時間近い映画だし、夜の上映だし、でも1週間限定だし、台風来るし、雨降るし・・・とぐずぐずしていたけれど、なんとか出かけた。

高校の国語の先生で小説なんか書いてる男前のロランスはフレッドという弾けた女の子と一緒に住んでいる。ロランスは30歳の設定で、若くてハンサム。フレッドは何歳の設定かわからないけれどムッチリしていて、顔はちりめん皺があって、ほうれい線もバッチリ出ていてハリウッド的なヒロインじゃない。

ロランスは誕生日パーティーの夜、ニューヨークに行こうと車を運転するノリノリのフレッドに「大事な話しがあるんだ、本当は女になりたいんだ!」と告白する。

さぁ、そこから大変!という物語。
監督は6歳から俳優をやっている若干26歳のグザヴィエ・ドラン監督。
同性愛への理解は進んでいるけれど異性装への理解はまだまだ。女性が男っぽい格好をしてもシャネル以来の伝統があるので誰もあまり気にしないけれど、男性がスカートをはいたり、ハイヒールを履いてメイクをして社会生活を送るのはまだまだ大変だ。

西式健康法に出会って10キロ痩せたことで女性装をするようになった安冨歩先生がアップリンクでの上映の時にヴィヴィアン佐藤さんとの対談が記事になっている。

女装とは自由の本質を露呈させる行為― 男装をやめた東大教授、安冨歩さんが語る『わたしはロランス』

安富さんは男性で恋愛対象は女性。だけど彼は女装を始めてしまった。女装はするけどパートナーは女性で、オネェ言葉で喋るわけでもなく、話し方はヒゲ面の時と同じ。相手をガツンとやっつけてから自説を展開するというアグレッシブなところがなくなって女装後の安富先生のお話はとてもわかりやすくなった。それは女性装を始めたことで彼の魂が解放されたからガツンとやる必要がなくなったかららしい。

ゲイの男の子はある意味女性にとってとっても安心できる友達で、女同士の葛藤もなければ性的に求められる心配もなく心を開いて付き合える。だけど女性装の男友達がいるか?と言われればNOだ。

女性装の男友達と一緒にどこかに出かけたり服を買いに行ったりするのは楽しいだろうと思うけど、残念ながらそんな友達はいてない。

自分のパートナーがある日突然「実は女だったんです。」というのは大変な事件で、男性器を持った女性と同性愛をしてたことになってこれは本当にトランスしてしまう。映画の中でフレッドは精一杯彼に協力するのだけれど、結局二人の間は破綻してしまう。

映画の最後、中年になったロランスが年上の女性記者からインタビューを受けて老いていくことの話しがちらっと出てくる。

「老いていくことについてどう思うか?」というような質問で、ロランスは「あなたは女性として育って女性として老いていくけれどわたしは違う」と答える。そして記者から老眼鏡を借りてメモを書く。

ロランスはすごくセクシーでかっこよくて、カツラをかぶってる時も髪を伸ばしているときもとってもきれいでそしてかっこいい。そして、フレッドは皮膚がたるんでいても、小じわがあっても、身をよじるように切なく泣くところもテーブルを叩いて怒るところもものすごくチャーミング。

ジェンダー、異性装、いろいろなカップルのパートナーシップ、無縁、そして老いまでを含んだ映画でした。

わたしは女性の体に生まれ、自分が子供から女の体になっていく時とても戸惑った。性的な自分の身体をどうすればいいのかよくわからなかった。若い頃は女性であることにとても不自由を感じていたけれど、オバチャンの年代になってやっと生きやすくなった。”若い女性”という商品価値がなくなってほんとうに楽になった。で少々太っても気にしてなかったんだけど、まぁ見ててね。ちゃんと戻すから。

あぁ〜、いい映画みたな。

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コメント

No title

ぺんぎんさん、こんにちは。
コメント欄にはご無沙汰していますが、いつも拝見しています。

素敵な映画を観てこられたのですね。
紹介して下さってありがとうございます。

元町でも1週間だけ上映していたみたいですが、
見損なってしまいました。
また再上映してくれないかな……。

気候不安定ですので、あまり根をお詰めにならないよう、
ご自愛ください。

Re: No title

> Lushunさん
ありがとうございます。過ごしやすい季節になりましたね!
この映画はドラン監督の新作にあわせてあちこちでリバイバル上映したようです。わたしも安富先生のトークがなかったらきっと行かなかったと思います。

ほんと気候不安定ですよねえ。お優しいお言葉、ありがとうございます。Lushunさんもどうかお健やかにお過ごしください。

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