悩ましい着物のお手入れ。

わたしの着物はほとんどが母のお下がり。他は叔母のものや祖母のものとリサイクルが少々。

この中で一番状態がいいのはリサイクル着物。お下がりの着物たちは長い間箪笥に仕舞いっぱなしになっていたかわいそうな人たち。母の紬は結構着ていたらしくお袖口などは汚れている。

そういえば、おばあちゃんはお出かけから帰って来たら衿と袖口をベンジンで拭いていたよなぁ、あれはお洒落着だからお手入れしてたのかしら?母の世代になると洗濯機に入れたり、クリーニングにポンと出したりできない着物はやはり面倒なものだったのかもしれません。

もらった着物はやっぱりお手入れをして大事に着たい。いくら着物がいまは安いといっても服なのだから数年に一度はお手入れしてあげないといけません。ましてや仕舞いっぱなしのかわいそうな人たちなら、一度に全部とはいかなくても順番に数枚づつでも、とコツコツ丸洗いやシミ抜きに出してます。

懇意のお店というのがなくて、ネットで見かけて良さそうだな、と思ったところに送ったり、お、安い!ってところにお願いしたりしてるけど、シミ抜きなどを頼むとどこも似たようなお値段になるような感じです。

でも近所のクリーニング屋さんに着物をもっていくよりは、着物洗いを専門に取り扱っているところのほうが安いようです。本当は直接もっていける悉皆屋さんとおつきあいできればいいんだけれど、と思いつつ、毎年違う店に着物を送っている。

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今年は裏がシミだらけになった紬の訪問着を洗おうと送ったけれど、シミ抜きだけでも結構なお値段になるし、だいたいあの裏地・・・・
袖口からも振りからも見えてしまうんだから手描きの着物らしくちゃんとしてあげたほうがいいだろう、ということで、ついに洗い張りをお願いした。ってことは、仕立てないと着れないんだけれど・・・

リサイクル着物が安いだけに、クリーニング代だけで着物が何枚も買える!と思ってしまう。お手入れの結果ももうちょっとなんとかならないか、と思うものから、まぁきれいになったわ!というものまで色々。本当に、どこか懇意にしてくれるお店があったらいいんだけれどなぁ。

前回展覧会で東京にいった時に、着物の生地ですてきなお洋服を作る神谷さんと布談義をしたて、和装と洋装がごっちゃになっていた昭和30年代から40年代にどうして広幅の布で背縫いのない着物とか作らなかったのかしら?そうすれば着物の産地の生き残りも違ったかも、というような話しをしたところ、”そりゃぁ洗い張りするには耳がないとダメだったんじゃないの?”と神谷さんがおっしゃったのですが、着物はやっぱり解いて繋げばまた一反の布に戻るというところに日本人の着物へのこだわりがあるんだなぁ、と思うのです。

着物が自分で縫えたら洗い張りしてサッパリということもできるんだけど、自分で縫えないならそれなりに経費が掛かる着物ライフなのであります。ファストファッションのお手軽さと対極にあるのが着物なんだから、次の世代にちゃんと渡せるように、丁寧に扱わないといけません。
もちろん、こりゃダメ元だ!という着物を家で水洗いして洗える着物にしちゃう、ってのも一つの解決法です。反物から仕立てに出すものは布を水通ししてから仕立ててもらったりするといいわよね。どちらにしても時々お袖口はベンジンでお手入れしよう、と思ったシミ抜き代でした。

出来上がるのはまだ先だけれど、きれいになって帰って来るのが楽しみです。
着物を着るからにはお手入れを相談できる信頼できるお店を早く探さないとなぁ。

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