すんごい久しぶりに化学染料で染め。

フェルトのマフラーがかわいいので、気を良くして手持ちの絹をフェルト用に染める。

織物につかう糸や繊維はいつも天然染料で染めているけれど、フェルトは石鹸水で延々こするので色がボケてしまって天然染料の良さが発揮できない。かといって、酸性染料や直接染料でも色がボケるので反応染料で染めたものがいい。フェルト用によく使われるウールも反応染料で染められている。

反応染料というのは繊維にある水酸基に結合するので堅牢度が良い。だから染液も一緒に染まってしまうところがなんとも、なんだけど。
ちなみに洗濯機で手軽に染められるダイロンなどの染料は直接染料です。ま、染まるけど色も落ちるね。という感じ。これは塩で色止めするタイプで、酢で色止めをするのは酸性染料で主にタンパク質の繊維、つまり、絹を染めるものに使われます。

酸性染料で染めた絹やウールをフェルトにつかうと、石鹸のアルカリで染料の発色が悪くなっちゃうという問題を解決するために反応染料でウールや絹を染めるなんて、なんという発想の転換!反応染料って木綿を染める染料だったんだもの。

最近は反応染料でもコールドバス、つまり、低温(といっても50度くらい)で染められるものがあるらしいけれど、わたしは染色を勉強していたころに買ったものだから30年くらい前。だから80度くらいで染める。

すんごい久しぶりなので、染色のノートを出してきて、昔勉強したデータから染めたい色のイメージにあうように染料を計算し、助剤もきちんと量る。

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染料ってのは毒だから飛ばないように作業台に新聞紙を敷いて、霧吹きで湿らせて測ります。

わたしは糸染め用の道具しか持ってないので深くてやりづらいけど、道具を増やすのもなんなので、我慢。

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なんだかイソップ物語の鶴と狐がスープを飲む話を思い出す。布染めの時は狐が飲みやすい器がいい。

もう一つできそうだな、と同時進行。
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染めた後はしっかりすすいでソーピングして、はい、お疲れさん。

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道具がちゃんとしてないのでちょっとムラがあってプロ的にはNGですが、フェルト材料的には十分OK。

素材は着物の胴裏です。あと3色くらい染めよう。化学染料って1日で3色くらい染められるのですごいなぁ。天然染料は1色染めるのに3日掛かるもの。

腰紐とか、肌襦袢とか染めたくなって危険だ。

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