円空・木喰展!

さて、円空・木喰です。
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円空は数年前に飛騨高山まで見に行って随分親しんでいるけれど、木喰さんは初めて。この方60歳から仏像を作り始めて93歳まで全国行脚しながら仏像を彫った。

木食修行というのは、五穀を絶って、草や木の実などだけを食べる修行で、いわばローフードの原型のような修行です。これが木喰さんの長寿と創造のエネルギーになったのかどうかはわからないけれど、何事かを成すために元気で長生きをするというのはとても意味のあることだなぁ、と展示を見て思った。

60歳で会社を定年になったとして、90歳まで30年あるのだから、新しいことを始めてもそれなりのことが成せると思うと、年寄りだ、隠居だ、などとは言ってられない。


円空さんも木喰さんも仏師ではなく自分の修行のために仏像を作った。
木喰さんの像で子供のそり遊びに使われて、顔面がツルツルになったものが一体あったけれど、その像からはなんとも暖かいオーラのようなものが出ていて、木喰さん自身が子供と一緒に楽しんだような、そんな感じがするものだった。

円空仏の展示の中で、千光寺のもので、村人が病気などになったらお寺から円空仏を借りてきて、病人の枕元などに置いて快癒を祈願するのに使われた仏像が3体展示されていた。これは別になんてことない円空仏なのだけど、この像を使った人たちの念のようなものが伝わってきて、しばらく像の前から動けなかった。

円空さんも木喰さんも◯◯体彫る!と願掛けをして、無心に彫った。円空仏と木喰仏のタイプはまったく違うけれど、
像からはヤッツケではなく、一体一体を楽しんで彫ったのがわかる。とくに木喰さんの彫刻は老人特有の開き直りのようなあっけらかんとしたところもある。

生きること=作ること=祈ること、という生活、わたしもそういう生き方がしたいと思っているけれど、日常の雑事につい絡め取られてしまう。作品が売れるとか、売れないとか、公募展に入るとかどうとか、そんなことは考えずに、日常の家事や用事も苦役と思わずに、1日1日を過ごしていこう、と思った岡山でした。

展示を見てくたびれてカフェでちょっと座ってから常設展を観に行ったら、特別展示室の方から尺八の音色が聴こえてくる。

ちょうど演奏の奉納をしていたところで、再入場させてもらってしばし聞き入った。
帰りに倉敷のアウトレットでゴディバのチョコソフトとかバカなことを考えていたけれど、演奏でいい気分になってそのまま帰ってきたのでした。


円空・木喰展、岡山県立美術館で8月23日までです。
http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/

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