ああ、いかん。布に呼ばれて予定でないものを買ってしまった、キモノ☆マルシェ

料理教室の生徒さんのYちゃん、密かにエミコ先生のところに通って着物の人になっていた。

エミコさんがまたキモノ☆マルシェをなんと、ファイナルでやるという。うーん、着物はもういいけど、帯とか小物は欲しいかも。仕立てた村山大島に藤色の帯を締めたいから、それ探そう!とハギレを掴んで”帯、帯揚げ。帯、帯揚げ、それだけ!”と呪文を唱えながら出かけた。

料理教室の前の日だし一人だったら行かなかったかもしれないけれど、Yちゃんが半休して3時ごろ行く、と言ってたので、んじゃ現地で会おう!ということになった。

普通だったら着物で出かけるところですが、真夏のような暑さに加えて、わたしの車、暑い日の昼間はエアコンが効かない上に送風が弱と最強しかないようになってしまって・・・着物、無理だわ。出たついでに教室用の買い物して、水泳して帰るし、やっぱり着物は無理(まだスポーツクラブに着物で行くのはやってない)。

だいたいキモノマルシェはキモノを身体に当てたり、帯を巻いてみたりするのに着物で行くより服のほうが機動力があっていい。
今回のゲストは大津のTentoさんと奈良のヒメノルミさん。リアル市松人形のルミさん、大きくなり始めたお腹がまた可愛らしい。どうかご無事に元気な赤ちゃん産んでほしいと願います。
ルミさんにはコアなファンがみなさん着物や帯を選んでおられます。

Yちゃんはグレーの地に花模様の可愛いらしい紬の単に、白地に赤の織り込みの紬の八寸を角出しに結んで、衿もバッチリ決まってすごくきれい。ただ暑くて大変そうでした。
彼女はわたしの洋装は初めて見たのか、着物で来なかったことにとても驚いていました。ついでにメイクしてたことも・・・料理教室の時はいつも着物ですっぴんだものね。

数年前のマルシェでTentoさんから遠州椿の芋版更紗みたいな帯を分けてもらったので、その帯を締めて着物で行きたかったんだけどなぁ、この暑さじゃ無理でした、なんて話しを、わたし、tentoさんをなぜか tanteさん、tanteさんと連呼してました。ごめんなさい、失礼しました。

この大島にこの藤色の帯をしたいのよ〜と帯を探してもらうけど、思った色はなく、あれ、この更紗いいですねえ、芯がちょっと硬いなぁ、なんて帯を掴んで、Yちゃんと帯やら着物やらを見ていたら、あれれ、可愛い半幅があるじゃないさ。これ、ええなぁ〜。こういう気楽な帯が一番良く使うよな。あれまぁ、綴れの半幅も!「これ、珍しいですよ」とTentoさん。赤いのばっかりだけどしょうがない、買おう。

名古屋帯はやめて半巾を2つ買って気を良くして(藤色はどうなった?)Yちゃんと着物を見始めたら。。。

ぺんぎん:「あ〜、紅型。かわいいやん」(引っ張り出す)
Yちゃんサイズ確認。「先生、着てみてください」
ぺ:「あれまぁ、ピッタリやん、Yちゃん、これええで。買いいや」
Y:「いや、先生、いつも暗い色ばかり着て、たまにはこんなん着てくださいよ。」
ぺ:「わたし着物はいっぱいあるねん。あんた着たらええやん」
Y:「あ、あつい・・・」
ぺ:「これ、しつけついてるで、なんでこんな安いのん?ポリ?ねえタンテさん」←ずーっと間違えっぱなし
Tentoさん:「これ絹ですよ。裏も絹です。新品やねぇ。」
ぺ:「(((o(*゚▽゚*)o)))・・・ま、まじ?  Yちゃん、これええで!」
Y「先生、着てくださいよ。お似合いです。」
ぺ「わたし、着物はいっぱいあるから。これ、八掛派手やし、こないだも◯◯さんで大島を(紺やし)・・・」
Y「個展の時にこれ着てください。いつも暗い色ばっかり・・・」
ぺ「いや、個展の時は自分の作品着ないといかんし・・・Yちゃん着たらええやん。これ、ええで。」
Y:「先生、よくお似合いです。これで個展を・・・アラメゾンとか・・・」
ぺ:「え〜、もうしゃぁないなぁ。」

ということになってしまった。
八掛は蛍光オレンジで、若い子のために作ったものだろう。どういう理由かわからないけど一度もお袖を通してもらうことなく中古市場に出回った。

よく見たら、しっかり仕事をしてある紅型です。

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紅型は型紙を彫って、糊で伏せて、糊の乗ってないところ(型を彫った部分は白く残る)に色を差していくので、色と色の境目が滲んで独特の色調になります。ついでに、型紙は切り絵みたいに柄と柄がどこかで繋がる型紙染め独特の柄になります。
作る人の息遣いが感じられるような手仕事は本当に見ていて飽きない芸術品です。こういう芸術を身につけられるというのが着物の醍醐味。

なんかね、布に呼ばれるんだよなぁ。

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持って帰って良くみたら、着物は別にして、綴れ帯がすごく良かった。
これはきっと見習いの綴れ職人が無地部分を織る練習のために織るものだろう。綴れ職人はまず無地を練習(右と左のテンションが狂うとソロバンという不良品になるのでとても難しい)してから懐紙入れで柄の織り方を練習し、それから帯のような大物に取り掛かるんです。

琉球絣模様の帯は木綿。綿の帯はお天気気にせず気楽に締められる便利な帯です。なんか赤いものばっかり。本当にどれも折り目のない新品で申し訳ないくらいのお値段でした。

浴衣用でない天然素材の半巾帯も今のタンス在庫が出尽くしたらなくなってしまう限られた資源だと思うと切ないです。

あれれ、藤色はどうなった?藤色はまたいずれということで。

Yちゃんのおかげで余分なものまで買って思いがけなく素晴らしい着物を買って、楽しすぎたので、映画はやめて買い物して水泳して大人しく帰宅したのでした。

エミコさん、最後なんておっしゃらず、やっぱりキモノ☆マルシェ、またやりましょうよ。
そして、最後までお名前間違えて呼んでしまったTentoさん、本当に失礼いたしました。そして、とても良いものを分けていただいてありがとうございました。大切に着させていただきます。

最後なんて告知をするので、ものすごい熱気が渦巻く、立ち座りする場所もない放課後キモノクラブなのでした。


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