着物を着るようになって広がった世界。

着物をきなかった頃は日本の伝統工芸も織りと焼き物以外たいして興味を持たなかったのですが、着物を着るとこれらがなんとも愛しいことか、と思えるようになったのは、わたしが単に歳をとっただけではないんじゃないかしら?

そもそも、下駄や草履は着物を着なければ縁のないもので、普段に下駄を好む人はいるけれど、だいたい白木のものや雪駄だったりする。

だけど、着物を着るようになったら、塗りの下駄や鎌倉彫りの下駄が”あら〜いいわぁ〜。こんなの欲しいわ〜”となってきた。

モニョモニョとした不思議な模様の津軽塗、北国の実直な手仕事ですが、これがたまらなく美しく見えてきたて下駄買っちゃった。
古いものでビニールの花緒がついていたので、今回東京に持ってきて品川の下駄屋さんで挿げ替えてもらいました。

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津軽塗に相応しい花緒として、ホースヘアを選びました。まだまだ着物と履物のコーディネートがよくわからないので、どんな着物に履けばいいのかピンときませんが、着物を着てから履物を選ぶときになんとなくこれはいいけどこれは合わないというのが分かるので、それはきっと日本人のDNAに刷り込まれた何かがあるか、子供の頃に見かけた着物の人の姿が評価の基準として遠い記憶の中に残っているのかもしれません。

ギャラリーの人たちは着物はお召しにならないけれど、履物はお好きなようで、履物自慢で盛り上がりました。
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竹の皮の雪駄にホースヘアの花緒。キツキツに挿げてあって、突っかけて歩く。かわいいジョジョはマダムのもの。白木の下駄を素足で履かないなんておかしい!素足に白木が最高だ!って、確かにそうよね。プライベートなお出かけや集まりに着るときの着物のしきたり、もうやめましょうよ。10月に素足にサンダルで友達と1500円のランチを食べるのに、誰も素足にサンダルを季節外れで非常識なんてこと言わないと思うもの。


型染めも以前は好きでなかった世界ですが、着物を着るようになってから型染めの良さがしみじみ感じるようになりました。

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芹沢銈介先生、生誕120年だそうです。
自筆のスケッチや絵のモデルになった道具も展示されていて、型染めの屏風や着物だけでなくとーっても楽しい展示でした。着物を着なかったら興味持たなかった染めの世界、自分ではできませんが、とても楽しんだのでした。

自分の作る布も着物と合わせると全く別の表情を見せてくれて、本当にわたしたちが千年の衣装として伝え続けてきた着物の伝統、これからも特別な衣装ではなく、大変合理的で、美しく、着る人の魅力をより引き出し、身体にも良い衣装としてこれからも伝えていかないといけません。

ほんとうに、着物は美しく、楽しく、普段はそれなりに、ピシっとするときはそれなりに、着方によってデザインできる衣装ですもの。

展覧会、今日が最終日。17時までです。

展覧会のお知らせはこちら→http://penguinkitchen.blog54.fc2.com/blog-entry-2375.html

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