「やっと板についてきたね」と言われる。

ちょっと思うところがあって実家に帰ろうとしていたら、たまたま仕事が休みだった連れ合いも一緒に行くという。車だったら一人でも二人でも一緒だけれど、新幹線だったら高いんだから、一人で帰るよ!というのも聞かず、「まぁいいじゃない」って・・・それにしても日本って交通費高いよねぇ。移動の自由さえ制限されてる気がします。

久しぶりに柔らかい着物&袋帯。袋帯の二重太鼓って枕をあてるのが表だったっけ?裏だったっけ?あれあれ?と何度かやり直してやっと出来るのだけど、今日は帯が捻れる事もなくわりとすんなり柄も出て、上手に締められたような気がします。

出がけに連れ合いが「着物も板についてきた感じだねえ」と珍しく褒めてくれた。

母に会う時はなるべく母の着物と帯で行くようにしている。
fc2blog_20151104224105882.jpg


大島みたいに見えるけど、錦紗の染め。花火みたいだけどたぶん菊の模様でちょうど今頃着るものかしら?家ではいつも木綿や紬ばかり着ているので、柔らかい着物はやっぱり”よそ行き”の着物という感じがします。

筒そで半襦袢に手ぬぐいの衿+嘘つき袖。ちなみに、裾除けはタイシルクの絣だから裾除けがそのまま襦袢の下も兼用。着物はよそ行きだけど中は普段着というカジュアルさ。

夫が一緒だから両親への貢物は連れ合いに持ってもらって、日帰り帰省は気楽なもの。万が一、母に泊まっていってと頼まれても対応できるように歯ブラシセットだけは持ちました。

母は何年も着てなくても自分が持ってた着物を覚えているみたいで、着物を見て「あれ、懐かしいわねえ!」という。
そういえば、母は着物のことは「これは好きでよく着た」とか「これ、着やすいで〜」などというけれど、帯に関しては青海波の帯を「これ、何にでも合って便利やで」と言うだけで、着物に対して帯の本数はたぶん1/5くらい。この着物にどの帯を締めたのか謎な着物も多い。
だから母の着物と帯を着ていても着物についてはあれこれいうけれど、帯の話はまず出てこない。そういえば、帯揚げと帯締めも色が揃ってるわけじゃなくて、適当に買ってあって、適当に合わせて使ってたみたいで、母の着物道具がどういう組み合わせで使われていたのか、あんまりイメージがわかない。おかげでわたしはいつもインドスカーフの帯揚げばかり使ってしまう。

母には新作のフェルトの襟巻きを献上し、父には温亀を献上。

fc2blog_20151104225912603.jpg

父はちょっと痩せたというが、なかなかどうして、立派なお腹。温亀と平板両方お腹の上に乗せて「お〜、これは気持ちええやん」とご満悦。

日帰りで愛想なしですが、母の話もきけて、父の顔も見れて、まぁ良かったことにしよう。
帰り際、父が「おまえの着物もだいぶ着慣れてきたなぁ、サマになっとるやんか」と褒めてくれた。横から母が「着物は着なれるまでちょっと掛かるわなぁ。また着てちょうだい。」
着物を見慣れた父からサマになっとる、と言われたのなら、わたしもやっと着物が着れるようになってきたのだろう、とちょっと嬉しい(襦袢は背中にゴムを入れた半襦袢だけど!)

母からもらった紬の訪問着を洗い張りして仕立て直した話をしたら、「ふーん、水色の松ぼっくり?そんなんあったっけ?また見せてぇな」あらら、覚えてないん?

着物着始めて3年経つし、家でも着てるからねえ。
母の着物もすべて父が母に買ったものだから、父は着物を見ると「ワシの甲斐性や」と思う気持ちもあるのかもしれません。
親から譲られた着物を着るのは、リサイクルとちがってお手入れなど面倒ですが、着物を通じて話しがはずむのでなかなか楽しい。そもそも、実家に戻ったって両親と話す事などそれほどないんだもの。

家に帰ったときにはゴロゴロしていた父も、夕方わたしたちが帰る頃には「駅まで送ったろか?」というほど元気になっていたのは温亀が効いたのかしら?

広島に戻って二人でご飯を食べて家に着いてから母に電話をしたら、朝と違って声が明るかったので、帰った甲斐がありました。
夫もお付き合いありがとう。

それにしても、やっぱり新幹線に帯枕はしんどいな。銀座結びをマスターせねば!

ランキングに参加しております。
いつも応援ありがとうございます。
にほんブログ村 料理ブログ ローフードへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ファッションブログ ふだん着物(和服)へ
にほんブログ村

〜〜料理教室のご案内〜〜
11月15日 (日) 内容未定。
11月17日 (火) バインミー。

火曜日・日曜日、どちらのクラスも新規生徒さん絶賛募集中です。右下のメールフォームよりお問い合わせ下さい。
個人レッスン、短期集中講座はご相談ください。


関連記事

コメント

コメントの投稿