リネンの仕上げ

織物は機から降ろして糸の始末をしたらおしまいかと思われますが、使われている繊維によってそれぞれ違う仕上げがあります。

まず、洗う。織る時に糸に糊をつけたり、油をつけたりする場合があるので、そんな余分な汚れを落として、ついでに余分な染料も落とします。
リネンの生成りの場合はもともとのワックス分があるので、それを落とすのが狙いかな。

リネンは重曹を入れたお湯に石鹸を溶いて洗濯機でガラガラと洗ってよくよくすすいでから、脱水し、アイロンを当てて乾燥させます。

そのあと、茶碗でこする。

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下の布が茶碗でこすった布。上はまだこすってない布。ちょっとツヤが出てるのがわかるでしょうか?

織りあがった布を茶碗でこするのは、喜如嘉の芭蕉布も同じです。

南アジアでは機から降ろした布は清浄なものなので、きれいに折りたたんで売買されますから、バッチリ糊がついているのですが、日本では機から降ろしたままの布は「生機(キバタ)」と呼んで、布としての完成品にはなりません。

ここまで手を掛けるって織る方としては大変ですが、日本人の布愛が「織るんだったらここまでちゃんとやりなさい」とさせるのだなぁ、と思います。

実際に茶碗でこすると、ツヤが出るだけじゃなくて、布も柔らかくなって、「完成品」の顔になります。

きれいだからorもったいないから、敷物に使ってるとか、プリンタのカバーにしてる、と買ってくださった方から聞きますが、タオルとして、フキンとして、とても使いやすいし、よく働きます。是非とも働く布として、生活のお役に立てていただきたいと思っています。

わたしはあまり働き者ではありませんが、わたしが作る布はみんな働き者なんです。生活の中で手織り布を普通に使うと本当に気持ち良いんですよ。

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