作品展は工芸品の産地直送。お値段は共通言語のようなもの。

おくりもの展、穏やかなお天気に恵まれて絶賛開催中です。

個展とちがって色々な分野の作家さんの作品や商品が並ぶので、会期中はお客さんも多いし、お客さんがいない時には作家さんたちとおしゃべりをして色々な刺激を頂きます。若い人の作品も楽しいですし、ベテランの作品は長く続けているだけの工夫と貫禄があるようです。

織物を作っても売らなければ次の織物も作れないし、作品もたまる一方。作った作品を売るということは作ることと同じくらい実は大切なことです。長く制作を続けられるということは、作品を適正な値段で売れるということでもあります。

話しは突然変わります。わたしはスーパーやデパートで野菜を買うより、産直市で買うほうが好きなのですが、それは作る人の顔は見えないのですが、産直市と作る人の間に仲買人や商社は入っていないので、産直市という場を介して直接作る人にお金を払えるシステムだからです。もちろん、100円の小松菜を買ったら100円が小松菜を作った人に届くわけではありませんが、仲介してくれる産直市に30%とか、40%を払ったとしても小松菜を作った人には残りの70%とか、60%が入るわけで、市で野菜を買うことで市というシステムを回転させながら生産者にお金を渡すことができるんです。

ギャラリーという場を介することで、自分だけではとても開拓しきれないお客様に出会うことができて、お求め頂けるのだから、作品展って工芸品の産地直送だなぁと最近思うようになりました。

fc2blog_20151206233812c7e.jpg

やっぱり展示したら作品も良く見える。自分の作品を客観的に見ることは難しいのですが、お客様に見ていただくことで、お客様の視点を通して自分の作品と客観的に出会うことができる大事な場でもあるなぁ、と思います。だから、作品に値段をつけて見ていたくことはとても大事な修行だと思うのです。

もちろん、安くすればお求めやすくなるのですが、お店にマージンを払った後に残るお金で同じ仕事を10枚できるか?と考えると、やっぱり我慢してそれなりのお値段をつけなければいけないし、そのお値段でお求め頂けるものでなければ
作り続けられないということになるわけです。

fc2blog_201512062338399d7.jpg

自分のお金でお買い物されるお客様は同業者でもないのに突然目利きになって、お値段相応の良いものを選ばれるところなどを見ていると、いいものは本気になったらわかるんだ、ということを教えられます。

値付けが甘いと同業者がササ〜っと買っていくんですよ。あ、やられた!と思うのですが、それでもお求め頂けるのは嬉しいものです。

作品をお金を介して人とつながる時、いつもお金というのは共通言語、お金に翻訳して意識を通じ合わせる、お金というのは本来そういう手段だったんじゃないかしら?と思うのです。

お求め下さるお客様には本当に本当に感謝するのです。だってそれはわたしに未来を与えてくれるということなのですもの。

楽しい作品が色々あります。ぜひお出かけください。

http://penguinkitchen.blog54.fc2.com/blog-entry-2420.html

ランキングに参加しております。
いつも応援ありがとうございます。
にほんブログ村 料理ブログ ローフードへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ファッションブログ ふだん着物(和服)へ
にほんブログ村

〜〜料理教室のご案内〜〜
12月13日 (日) 内容未定。
12月15日 (火) バインミー

火曜日・日曜日、どちらのクラスも新規生徒さん絶賛募集中です。右下のメールフォームよりお問い合わせ下さい。
個人レッスン、短期集中講座はご相談ください。

関連記事

コメント

No title

私、ぺんぎんさんの《お金》の向き合い方、好きですー
お金はエネルギーですもの!
私個人の感覚なのですが《対価を払う》と言う事をキチンと出来ない人とは
お付き合いできません(*_*) 対価を払うって その方へのリスペクトだったり賞賛だったり応援だったり をお金の形をかりて送ることでもありますよね〜〜
寒くなってきましたけど風邪なとひかないよう、創作かんばってくださいませネ(o^^o)

Re: No title

> あやこさま〜。
ありがとうございます!!
そうそう、お金ってエネルギーですよね。
お金の使い方で人の格がわかるというものです。収入の多い少ないじゃないんですよね〜。
あやこさまもチクチク楽しまれてください!

コメントの投稿