「みんなのための資本論」

映画だ映画。今はもう自分の仕事は諦めているから、料理教室と家事の合間に出かけるのだ!

この日の映画はこちら。

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みんなのための資本論

経済学者ロバート・ライシュがカリフォルニア・バークレー校での最後の授業を中心に組み立てたドキュメンタリー。先進国の格差社会の到来をクリントン政権のころから問題にしていた人。

そうかぁ〜、1970年代から労働者の人件費は抑えられ、利益は経営者や投資家に集中していって今の社会になっていたのか。オキュパイ運動の背景やバーニー・サンダーズの活躍の背景にはライシュの研究や発言も大きな影響を与えたんだなぁ〜。そして、ちょっと遅れて日本でも学生さんたちが演説したり、それに学者が一緒に応援したり、共同で講演会をやったり、という運動があって、知ってる人は知っているけど、われらが安倍政権は情報操作が巧みでらっしゃるので、テレビばっかりみている層はなーんも知らんかったりするわけです。

アメリカが反共だってのは知ってたけれど、80年代になって労働組合の弾圧なんかしたってのは知らなかった。
ライシュの話では、国家の活力は消費で、その消費の中心を担うのは、高額所得者ではなく、中産階級。まぁ、考えてみたら当たり前のことなのですが、賃金が上がらない中産階級は主婦が仕事をすることで賃金の不足を補っていたけれど、サブプライムローンの破綻でその中産階級をアメリカは没落させてしまって景気低迷しているんだそうです。

日本も「女性の活躍」とか、「一億総活躍時代」とか、人頭を取る気か?とおもうようなことを現政権が言ってるけれど、上がらない給料で働いてもっと消費せよ!と言われているわけです。

なんだか閉塞感満載の未来だけれど、どうすればいいのか?という処方がこの映画の中にある。私が変われば世界は変えられる。本気になったらきっと出来る。

格差の大きな社会というのをわたしは知っている。人間に二種類あるのです。人に指図されるだけの人と、人を指図する人。
お茶を飲むにも自分では立たず、人を使う。なかなか面倒です。お茶くらい自分で好きにいれたいし、家の中で人を管理するなんて面倒なことはゴメンです。
便器を自分で磨かなくてはいけなくても、それは便器を磨く自由を持っているということですもの。わたしは掃除や片付けが嫌いだけれど、家に使用人がいなくてちょっと恥ずかしいと思わなくもないけれど、使用人がいない自由を満喫しているのです。

たまたま教室のときに、お金を持ってる量じゃなくて、みんなそれぞれ、だれでも必要なものは全て持っているのよ、という話しをしたけれど、必要なものはすべて持っているのだから自由で格差の少ない世の中を作ることはきっと出来ると思うのです。

経済の話しなんかわかるだろうか?と思ったけれど、この経済学者を突き動かす経験というのに背筋が凍った。遺伝子の病気で身長が伸びないライシュは子供のころからイジメられていた。そこで、年上の子供と仲良くすることで、いじめっ子から守られるという戦略に出たのだけれど、この親友がどこだったかデモに出かけたら警察に捕まって拷問されて殺されてしまった。そこでライシュは本物のいじめっ子の正体を知ったんだとか。

なんとも悲劇的な経験ですが、左手(の指)が生まれつきない憲法学者の小林節先生の現在のご活躍となにか重なるものを感じたのでした。

明確な目的を持って仕事する能力のある人のお話ってとても心に響いて難しい話しもわかりやすいのです。そういえば、小出裕章さんもそんな方だわ。学問に血が通うというか、本来学問って血の通うものなのよね。


夕方から雨の予報だったので、久しぶりに木綿の着物に木綿の半幅。

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映画を見て、ご飯を食べて帰ってきてから撮ってもらった。木綿着物久しぶりに着たけれど、着心地いいわぁ。雨でなくてももっとお出かけにも着よう。久留米絣かわいいよ。

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