近未来小説「亡国記」

恐ろしい小説を読んで、ブログを怠けてしまいました。

「亡国記」(東京新聞の書評に飛ぶよ)
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え〜っとね、ほとんど新聞の書評で取り上げられず、話題になってない。意図的に無視されてる感じ。
「日◯会議の研究」は日本◯議からクレームがついたり、出版元がフジサンケイ系だったり、アマゾンでプレミア値段になったりで何かと話題になってるけれど、「亡国記」はぜーんぜん話題に上がらない。

2017年、東京から京都に移住した家族の奥さんは環境NGOの職員で、島岡原発停止の署名を届けに静岡県に出張したところで大地震にあってしまう。

ちょうどホテルで朝ごはんを食べてたところで、なんとかホテルのダイニングから外にでて島岡原発を見ると、青い光が上がって爆発する。周囲の人たちが崩れ落ちるのを見て自分も崩れ落ちてしまう。


で、京都に残った7歳の娘と夫の脱出行ロードムービーじゃなくて、小説。西へ西へ、最後は南半球を目指せ!と妻の魂に導かれるのですが、イギリスでヘイトにあったり、難民受け入れされたカナダで鉱山で働く辛さを紛らわすためにドラッグに手を出したり、ちょっとしたロマンスがあったりしながらも人と出会えば助け合いながらなんとか生活を立て直す。

よく調べてある。中国は、韓国は、北朝鮮は、ロシアは、と隣国の対応が「きっとそうだろうな」と思わせる。

沖縄は混乱に乗じて独立してしまう。日本政府は札幌に移転するも機能をなさず、九州と北海道に別れた日本は中国とロシアに占領されてしまう。

お金のある人はボートピープル(シリア難民もそうだけどボートに乗るには大金を払うのだ)となって日本海や東シナ海を彷徨う。うまく普通の経路で脱出できたのは地震のすぐ後に行動を起こした人だけだ。

で、比較的汚染の少ない中国地方や四国の山のなかで原始生活みたいに暮らす人たちもいる。

んで、本州は世界の核のゴミ捨て場になる、というのが日本の行く末だと描かれている。
この最後のところ、南海トラフ地震とかなくても近い将来そうなりそうだ。

大地震の後の近未来フィクション(未来のノンフィクションはないか)といえば、「太陽の黙示録」というかわぐちかいじの漫画がありますが、地震で日本が本州が沈没して、富士山も大噴火して、日本が北と南に別れちゃう。んでもって、多くの日本人が難民となってヨーロッパや台湾などに散らばり、ノースエリアとサウスエリアに別れた日本も大国の思惑に翻弄されていく。

こんなことが起こって、自分が地震や津波から運良くだか運悪くだかわからないけど生き残った時わたしはどうするだろう?って考える。子供がいないし、人生も楽しんだから中国山地で芋など育ててひっそりと暮らすような気がします。

原発賛成の人も、放射能は大丈夫の人も、美しい日本が大好きな人も、テンポ良く物語が進んで最後はちょっと救いのある終わり方なので是非読んでね。

明日はアメリカの現役大統領が広島を訪問する歴史的な日になるのねえ、せっかくの金曜日(レディースデイ)なのに、映画に行けないなぁ。

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