「ヤオイズム」瞑想のすすめ。

UFOとか超常現象のテレビ番組をたくさん作ったおじさんの自伝。

ヤオイズム [ 矢追純一 ]
価格:1404円(税込、送料無料)




思いの外面白かった。
矢追さんは満州の新京生まれの新京(満州国の首都、現在の長春)育ち。お父さんは建築家でお母さんは東京の大きな本屋のお嬢さんだった人で新京建設時代の仮住まいのころから満州国を作った人らしい。
満州国の研究家でもある安富歩先生によると満州国建設には当時の日本の国家予算の60%をつぎ込んだんだそうで、満州国時代の鉄道や建物、インフラが今でもちゃんと使われている。

お母さんは破天荒な人で、純一少年は病弱で不登校で気の弱い子供だったらしい。それが敗戦で壮麗な家を追い出され(建築家のお父さんは敗戦前に病死)有閑マダムのお母さんと10歳の純一少年と6歳、4歳の二人の妹は引き上げまでの2年間をあの混沌の中でサバイバルするのですが、有閑マダムが突然女傑に変身する。

敗戦後の満州に残った日本人の惨状は
ボクの満州 [ 中国引揚げ漫画家の会 ]
を読んでもなんとなくわかるけど、矢追さんの体験もなかなかに壮絶ですが、死が普通の時代なのでそんなものかもしれません。

というわけで、この本は矢追さんが恐怖をまったく感じない、という話しから始まります。満州国の話しは「特異な体験」の例として出てくるんだけど、なんかこの人恐怖を超えちゃってるようで、まったく感じなくて、ワクワクしちゃうそうです。かといって無鉄砲とは違うとご自分でも書いておられます。

で、集中力が半端じゃない。女傑のお母さんは勉強しちゃいけないけど、成績は良くないとダメ。家に帰ってきたら外で遊んで来いと家から追い出されるので勉強ができないから、勉強は学校にいるときに集中してやるそうな。
で、高校は妹たちを養うためにほとんどバイト生活だったので学校には通わず、教科書を読むだけで試験を受けて突破していたらしい。大学受験もそんな感じでなんで中央大学法学部に受かるのかよくわかりません。

この辺りからこの本を真に受けると大変なことになるぞ、ということがわかります。

恐怖の克服って「ドンファンの教え」



でドンファンの「4つの敵」の最初の敵が恐怖。これを一度克服してしまうともう2度と恐怖は感じないらしい。そのあとの敵は「明晰さ」・「力」・「老い」。

簡単に言ってしまうと矢追流引き寄せの法則を書いた本なのですが、他の引き寄せ本と違うところは、「執着を手放す」と言ってること。目標をはっきりとイメージしない、とも。

普通の引き寄せは明確にイメージしてそれが手に入ったところを想像する、と執着しっぱなし。矢追さんはテレビのでレクター時代も細部を決めずにとにかく行ってみる。行ったら流れに身をまかせると次から次へとキーパーソンに出会って思いもしない面白い番組が出来上がるんだそうで、確かに矢追さんの番組は仕込みにしては手が込んでいて、昔のテレビはずいぶんちゃんと準備して大掛かりに作ってたんだなぁ、と思ったらほんとに仕込みナシだからあの面白さがあったんだ。

わたしはまだ小学生で8時以降のテレビ禁止だったので大ブームになったユリゲラーのスプーン曲げもオンタイムでテレビで見てなかったけれど、スプーン曲がったとか、時計が動いたとか言ってたなぁ。あのユリゲラーを日本に紹介したのも矢追さんで、ユリと会うのもすごい偶然というか、引き寄せというか、不思議な話しなのです。

後半、いよいよ「ヤオイズム」の話しになるのですが、これがまずは自分というものがちゃんと分かっていないとついていけない(というか、正確に理解するのが難しい)そして、考えずに感覚に身を委ねる。うーん、書くと簡単だけどやるのは難しい。

そのために瞑想がいいという。思考から解放されるには瞑想が一番いいらしい。そして瞑想で「本当の自分に出会って欲しい」本当の自分が何をもとめているかわからないと何をしたいかわからないと楽な生き方はできない。
・・・・・って当たり前だよな。

つまり、最後は好きに生きれば楽に、幸せになってなんの努力も必要ないということだ。
なんかわたしもそんな風に生きてるような気がするし、たいして苦労も努力もせず、毎日楽しく暮らしてるような気がしてきた。

なんかもっとオカルト楽しい本かと思ったけど、とってもマトモな本でした。



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