タクツァン寺院への道、徒歩編

馬を降りて、広場から門を通るとまっすぐカフェテリアに行くのに、人の後をついて門ではなく上り坂の方へ行ったら、そのまま登山道につながってしまって、カフェテリアが下に見えたので、慌てて引き返す。

カフェテリアでお手洗いを使い、お茶とビスケットを食べて一服しているうちにメンバーが揃います。他のメンバーはこのトレッキングをゴミ拾いトレッキングにしていて、それぞれ袋にゴミを入れておられました。

丘といっても結構急なところもあるし、上り坂。70代の方もちゃんと歩いて登ってこられて頭が下がります。
ところで、この辺りで気がついたのですが、ブータンって喫煙者がいません。こんな絶景の中山登りで一服の場面でタバコを吸う人が誰もいない。観光客はインド人、中国系、フランス人など結構喫煙文化の人たちが少なくないのにこれには驚いた。いや〜、いいね、タバコの副流煙が流れてこない環境、素晴らしい!
なんでもブータンは2004年からタバコの販売禁止なんだそうで、タバコ吸いたい人は海外から持ち込まないとダメらしい。しかも200%の関税がかかるので、喫煙者はわざわざ来ないということのようです。

ゴンパ(寺院)までの道をサブガイドのニイちゃんが「20分だよ、すぐ近くだ。ちゃんと階段になってて、一回降ったところに滝があるんだよ。そんなに大変じゃないよ」と言うので母もその気になって歩き始めるが、早々にリタイアし、カフェテリアに戻ってしまう。

ガイドのニイちゃんがちゃんとカフェテリアまで母を送って、その後すぐ合流してくれる。ふと見たら、運転手のお兄さんも一緒にあるいている。もしツアーのメンバーが捻挫などで歩けなくなった時にこの若い二人が交代で担ぎ降ろすつもりなんだろう。普通運転手は車を離れないんですもの。タクツァン寺院トレッキングはブータン観光局にもリスクの高いコースなんだなぁ、と思いました。

しばらく山道を登ったら、石で整備された降り階段を降りていきます。結構段が高いし、どこまで降りたらいいのか見当もつかず、先のことを考えずに今の一歩だけを考える瞑想のようです。ところどころ絶景ポイントが踊り場になっていて、休めます(売店等はなし)

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ゴンパが同じ高さに見える。

階段の途中にこんな岩棚。
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ご遺体は火葬してしまったら遺灰は水に流してしまって墓を作らないんだそうですが、この円錐形のものは、遺灰と土を混ぜて作ったものだそうで、参拝者が置いていくんだそうな。

無事下り切ったら滝がありました。
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滝の下でしばし気功の真似事をして英気を養います。ここからゴンパまで登り階段。旅行前に読んだブータン関連のブログなどで「こんなことだと知っていればお寺まで登らなかった」というコメントを見ていたのでどうなることか、とおもったけれど、「聖地にいくのはあまり疲れない」という話しもあり、聖地の力を信じて登ることにする。先を考えずに一歩一歩足を運ぶだけだ。母は・・・来なくてよかった。

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タルチョー(祈祷旗)の下に整備された参道(?)が見えるかな?わたしらは遊びなので自分の飲む水だけ持ってこの道を歩けばいいけど、お寺で働く人たちは食べ物や水に祈祷用のあれこれや僧侶たちの生活の世話全般をこの道を通じてされているのだなぁ。荷物を持ち上げるのも、ゴミを持って降りるのもこの道を通るんだ。
ヨタヨタで抱きかかえられるように道を歩く人もいて、どうやら病気の祈願のためにゴンパへ登る病人なんだとか・・・ああ、大変。日本だったら絶対にロープウェイとか付けちゃうだろう。

一歩一歩の瞑想のおかげで運動しないわたしも無事にゴンパの入り口に到着。
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ここで荷物を預けて寺院の中を参拝させていただきます。(寺院内撮影禁止)
グル・リンポチェが瞑想したという洞窟の前に僧侶がおられて、お賽銭を置いて、聖水をいただきます。この僧侶は英語が堪能な方でちょっと観光地の観光客相手をするようなお坊さんには見えなかった。

別のお堂に移って、仏像その他にお参り。大変な道のりだったけど、あまり疲れを感じません。普通キャパ以上に身体を着使うとひどく頭痛がしたり、鼻水が出たりするのですが、ちょっと鼻水が出たくらいで頭痛もなし。こんな高地なのに信じられません。これもきっと聖地の力なんんだろうなぁ。

参拝を済ませ、お寺の中を見物。バタールームというのがあるので、何かと思ったら、バターの灯明をたくさん灯している部屋があった。なんでも、バターの灯明だけがあの世を明るく照らすんだそうで、ここでたくさんの灯明を灯して供養しているんです。そりゃ火事になるわなぁ。こんなところに信仰心と信仰を支える豊かさが垣間見えるのです。

さて、お参りが終わったら荷物をもらってまた来た道を帰ります。
この帰り道でちょっと不思議な方と会うのでした。

つづく。

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