猛烈にお寿司食べたくなる映画「築地ワンダーランド」

昨日、メールで連れ合いが「私、これに行きたいんですけど、あなたはいかがですか?」と聞いてきた映画。

「築地ワンダーランド」

「私、東京生まれの東京育ちだしさ、見たいのよ」、って言うのよ。黒門市場の映画があったら見たいか?と聞かれたらよくわからないけれど、築地は移転問題でず〜っとガタガタしているし、実際世界一の魚市場。面白い映画を作るもんです。

平日の昼なんだけど、今日は時間が取れるとかで、お昼ご飯兼ねて出かけてきた。

ご飯は、紺ちゃんが休みなので、久しぶりに白島にあるさいふぁ
ここは紺ちゃんで長い間働いていたお兄さんが独立開店した店で、汁なし担々麺とまぜそばと油そばを出すのだけれど、紺ちゃんと違って別にスープが付いてくるんだけど、このスープが魚のだしが効いていて美味しいのよ。汁気のないそばだと「スープも欲しいな」って思う時あるじゃない?だからすごい嬉しいの。

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まぜそばは野菜がいっぱい。味玉子は丸ごとゴロンと入ってる。
(スープは一息後に出てくるので、写真撮るの忘れました)

師匠譲りの生真面目で丁寧な料理に、ヒップポップのBGM。店主の趣味の本がずらり。こっそりドリンクメニューもあって、こだわり系のビールを飲みながら油そばなんて食べるファンもいるんだろうなあ。

この辺りはコインパーキングが少なくて、店の近くにもあるけれど空いてることが少ないのが難点ですが、今日は一つだけある店舗の駐車場に停められてラッキーでした。(天使にお願いしておいた)

さて、映画。
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日本以外の場所で、魚はどこでも泳いでいるし、新鮮だったら刺身になるように思うのだけど、これをお刺身で食べても全然美味しくないのよ。(だから海外の刺身を扱う高級店は築地から輸入する)

魚の締め方が違うんだ、というのは知っていたけれど、神経を抜くなんて芸当はとても素人にはできそうにない。せいぜい延髄を潰すくらいのことしかできないが、これでは不十分なのよ。

築地市場がとてもモダンな建物だったってのも知らなかった。よく見たら、市場の通路は石畳担っていてちょっと素敵だ。

食文化って、材料を作る人と、それを運ぶ人、商う人、調理する人がないと成り立たない、全体で出来上がっているってのがよくわかる。

これはまるで着物を着なくなったから、機屋が潰れて、産地が潰れて、竹筬を作る職人がいなくなって、道具がないから織物も廃れて〜と言うアレと一緒じゃない。

着物を着ていたら普通にあった当たり前のものが、道具一つ作れなくなったらもうダメになっちゃう。

つまり、母さん大好きなお刺身が、市場と言うシステムと仲卸という特殊技能を持った人たちがいなくなったら成り行かない。

仲卸の人はお客さん(料理屋とか、魚屋とか、給食業者とか)を知っていて、どこでどんな魚が必要かよくわかった上で仕分けして、量を揃えて準備するし、使い方を教える。ただ魚があればいいってもんじゃない。

そして、お互いの信用で商売が成り立つんだけど、その信用はお金の払いという意味だけじゃなくて、「あの人にこれを使って欲しい」とか、「これはあの人から買いたい」という、人と人の繋がりで魚が流通していく。

世界中から魚がやってきて、せりに掛かって、仲卸さんが売って、また世界中に魚が出ていく。

なんだかAIにはできない世界があるんじゃ〜!というのを表していた映画だったように思います。

映画の後、猛烈にお寿司を食べたくなるのですが、桜餅を買って帰って家で食べたのでした。

こんなことだから大物にはならないんだな、わたしたちは。

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