「腹が据わる」ということ

先日みた映画
fc2blog_2017031621024435a.jpg

でセリの場面が何度も出てくるのだけど、アサッテの方を向いて指で合図を出して競る。
マグロなんか「高級車一台分」というから、一千万とか、そんな商い。
それを電話で本社と相談とかせずに、一人で決める。品定めから値段までひとりで決める。仕事とはいえ大変な商売だ。

セリの場面を見ていて思った。

「この人たち、丹田に気が降りていて、腹が据わっている!!」

ぐちゃぐちゃと迷う時って大抵気が頭に上がっていてお腹はふにゃふにゃになっている。
えいや!って決断するときは気が丹田に落ちて、気持ちも落ち着いている。

そんなことがわかるようになったのも、気功なんかをかじって気が落ちる感覚を知ったからだと思うのです。
気功をやってるところを人に診てもらったら、「おぉ、よぉ落ちてる落ちてる」と言われるのですが、それは“気が落ちてる”という意味で、実際気の落ちた状態で後ろから抱き上げられても体が持ち上がらないのです。

でね〜、気が丹田に集まるのが先か、決断するのが先か?というと、気を腹に落とすのが先なのね。気が落ちてないと決断できないから、自分が魚屋さんになった時に何を買ったらいいかもわからないし、いくらまで競ったらいいかもわからない。

そういえば、日本は定価がデフォルトだから自分が欲しいものに「いくらまで出すか?」と考える場面は少ないけど、ネットオークションなんかに手を染めて、ライバルが現われたりすると、どこまで競るか、幾らまで出して買いたいか、を決めないといかん。

「え〜ん、欲しいよ〜〜」と欲しい気持ちに引っ張られたり、「負けてたまるか!」とつまらない意地を張ったりするとヒートアップしてしまう時がありますが、そんなときは大体お腹ふにゃふにゃになってる。

丹田に気を貯める、ってものすごく抽象的な事のように思っていたけれど、これ、全然抽象的でもなんでもなくて、本当にそうだ、というのが最近わかってきたのでした。

腹に気を貯めるには、気功、合気道などあまり闘争的でない武道、舞踊、声楽などが素人や子供にもわかりやすく気が落ちるんじゃないかと思います。

本当にね、子供の頃からこういうことが分かっていたら全然違ったと思うのよ。
何事も腹が据わらないと大成しないとは思うのですが、日常の様々な事柄も腹が据わってるかどうかで全然違うと思うの。

昔の人は普通に腹が据わってたんだろうねえ。

迷いが多いのは丹田に気が降りてないから。
丹田に気を集めたら迷いも消える。
迷いがあるから不安、心配があって、頭の中もぐちゃぐちゃ。家の中もぐちゃぐちゃ。荷物も多い。

というわけで、お子さんの情操教育に是非丹田に気が溜まる系のお稽古をひとつご検討ください。結果はすごいと思います。
日本舞踊なんかお金が掛かるけど、合気道だったらそれほどお金かからない。子供の太極拳とかあるのかしら?

ランキングに参加しております。
いつも応援ありがとうございます。

にほんブログ村 料理ブログ ローフードへ
にほんブログ村
にほんブログ村 ファッションブログ ふだん着物(和服)へ
にほんブログ村

~~料理教室のご案内~~
4月の教室は日程調整中

平日・日曜日、どちらのクラスも新規生徒さん絶賛募集中です。右下のメールフォームよりお問い合わせ下さい。
個人レッスン、短期集中講座はご相談ください。
教室は広島市です。
関連記事

コメント

合気道良いみたいですね

時々参加している「装飾美術ゼミ」に在籍している若い日本画家の女性が子供のころから合気道をやっているそうで、やっぱりすごく安定していて明るいお嬢さんです。
芯があって、自己肯定能力が高いからぶれないし物怖じしないで1人でどんどん世界中に旅に出る。
高野山で座禅した時にすごくきれいに蓮華座が組めてて、確か膝もきちんと床についていた。
そういう若い人を見ると人生やり直せないもんかねぇ、と羨ましくなっちゃいますねぇ。(笑)

Re: 合気道良いみたいですね

>たこさん、
おぉ〜!本当に素晴らしいですねえ。
また子供に戻れるなら、そろばん、お習字、合気道あたりを習いたいかも。
うちの親父さまは熱心に合気道をやっていたのに、子供を習わせようとは全然思わなかったみたいで、そんなところもあの人の子供っぽいところだわ。

合気道はやらなくても、今の人生でも今があるんだからきっと良かったのよね。

コメントの投稿