叔母を見送る。

上尾に住む母の妹が亡くなった。
横浜経由で埼玉の山奥の医大病院まで見舞いに行って10日だった。
叔母は家に帰りたい、せめて上尾の病院に移りたい、と盛んに言ってた。見舞った翌日に転院したけれど、そのあとはほとんど話しもできなかったらしい。

大阪の実家でまずは一泊。

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家でまったりスイカをやっつけようと思ってスイカの皮を絞っていたので、スイカの皮ジュースを持って行くことになる。新幹線の中で怪しいドリンクを飲む怪しい人。

実家最寄駅で母と落ち合って、上尾までの切符を予約。母はジパング割引を愛用しているので、時刻表から時間を検索しないといけなくて面倒この上ない。

母は電車の乗り換えに自信がなくて一人で出かけるのが億劫なのだ。ついでに乗り換え検索などもしないので、母がどこか遠くに行く時はわたしが全部乗り換え検索をして、電車の時間をメモしなくてはいけない。甘えているだけなんだと思う。面倒なのだよね、自分で考えたり決めたりするのは。

叔母は邦楽の師範として一門を率いていたし、学校でも教えていたので、お通夜は会葬者が多く、香炉が6つも並んでいた。
叔母は息子が二人なので、男性に囲まれて暮らしていたわけだが、自分はお琴が忙しくて子育ても家事も最低限の範囲でやっていただろうと思う。二人の息子は母親が手をかけなかったからスクスクと育って、すっかりいい男になって、家族を大事にしている。

お連れ合いは優しい人で、おばさんに先立たれてこの先どうするんだろう?長い間歩くのも不自由な叔母を支えていたからホッとしているのだろうか?

おばさん、素晴らしいねえ。これだけ家族に愛されていたら幸せだろう、と思っていたら、邦楽関係の人たちとの繋がりも素晴らしくて、お葬式と言えば親族だけ特別扱いされるけれど、実は親族以上に叔母に付き添っていたのが門人の皆さんだったんだろう。

おばさん、高校生くらいの頃に「わたしはお琴でやって行く!」と志をして、人並み、世間並みに結婚も子育てもしたけれど、お琴が叔母の人生の柱だった。結婚だって「わたしはお琴をするから、ちゃんと支えてよ!」くらいのことは言っただろう。(お見合い結婚でした)

女だから適当にやる、とか、家事や育児に逃げるなんてことをせず、全部やったところがすごい。
晩年は本当に忙しくて充実していたんだろうなぁ。

お葬式って亡き人が親族に贈るファミリー・リユニオンだ。
久しぶりに親戚やいとこたちが集まって、いとこの配偶者や子供達と「初めまして〜、わたしは大阪のおばさんちの子です〜」などと挨拶したりして、おばさんのおかげでみんなに会えて、弟ともゆっくり会えて、近況報告などしながら親睦するんだなぁ。

おばさん、こんなにたくさん集まって、おばさんに可愛がってもらったっていう子ばっかりだよ。織物を続けるわたしをおばさんは応援してくれた。

人の世話をたくさんしたんだねえ。今は不自由な身体から抜け出て中有の旅を楽しんでいるかしら?真言宗のお葬式だったので、弘法大師がちゃんと連れて行ってくれるよね。

おばさん、ありがとう。

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こんな賞もらって、ほんと、よくやったね。

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