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織物と体幹。

このところリネンを織ってます。

杉綾の無地。たて糸は生成りでよこ糸は白なので、ギザギザ模様がよく見えます。
途中で柄を変えたり、色を変えたりしないので、8メートル整経した分を一気に織っています。

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織物は一段一段糸を通して打ち込んで行くのですが、打ち込む力はもちろん、よこ糸の余裕やたて糸の張力で打ち込み密度が変わってきちゃいます。

その上、よこ糸が引き返してできる布の”耳”がどうなってるかで織り手の力量がわかっちゃいます。

まぁ、その辺が織物の難しいところなのです。
耳を気にして耳を触りながら織るとなぜか耳が汚くなる。

杼(ひ よこ糸を通す道具)から糸が出ないとよこ糸がツレて、耳が中に入る。

片手で杼を投げて、反対の手で受け止めて、ツーっと手を伸ばして次に向けて糸を引き延ばしながら適当な角度をつけたところで足を踏みかえて、筬(おさ)を打つのです。

ウールを織る時はこんな元気のいいことはしないで、杼を通したら、一度杼を置いてよこ糸の角度を決めて、足を下ろして打ち込む(というよりよこ糸を引き寄せる)。

だから、耳を触らずに同じ調子で織っていく練習はあまりできないので久しぶりにマシンになって織っています。

うっかりしていると腰が曲がって前かがみになってしまうのですが、そうなると、足も踏み間違えるし、テンションも揃わない。

背骨を立てて、丹田に力を入れて、体幹を使って手を遠くに伸ばしながら、心を空っぽにして織っていると、綺麗な耳が並んでいる。

困ったことに10センチくらい織るたびに出来上がった布を巻き取らないといけないので、その度に調子が狂う。糸の張りも変わる。

また姿勢を正して、心を空っぽにして織るのですが、最初の何段かは調子がおかしい。
欲張ってたくさん巻くとテンションがひどく変わってしまう。

背骨を立てて、重心を落として、心も鎮めて、迷いをやめて。。。
できる時とできない時があってバラバラな自分がわかる。

ビシっとしていたら、巻き取っても狂わないし、足の踏み間違えもない。時々杼から糸が引っかかって出てこなくても布は同じ調子に出来上がる。

あれこれ頭が忙しくしていると、布のツラもなんかバラバラになる。

坐禅ができるようになったらこれが整うのか、これが整ったら坐禅も座れるのかわかりませんが、某伝統武道でやっていることや、師範からご指摘されることが織物にもそのまま反映しているなぁ〜と面白く観察するのでした。

まぁ、こんなことがわかるようになったのも、自分の身体に人生初、体幹な筋肉が働くようになっているからで、若い頃に比べて自分を織り機に縛り付けておく集中力は減っているけれど、体幹がしっかりしているので疲れずに、肩こりも首こりもなくバタバタと織れるのです。

さて、もう一仕事するか。

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